みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

新作、クライマックスの5章完成

2007-08-16 | 小説執筆
 四月から書き始めた新作が、クライマックスの5章を書き終え、やっと完成の目処がついた。時間的にも肉体的も厳しい状況の中なので、これだけかかってしまったのは仕方がない。プロになれて、執筆に専念できる環境ができればいいのにといつも思う。自分のいる場所では、100万円もあれば結構余裕で1年暮らせるので、中堅レーベルの中堅作家にでもなれれば十分専業で行けるのだが、二次、三次もままならないいまの状況では、夢の話だ。
 新作は、あとエピローグの終章をつけて終わりとなる。300枚弱ぐらいの、投稿作にはちょうどいい長さになりそうだ。そのあと推敲して、とりあえずスーパーダッシュへの投稿を考えている。「よい小説」にはなっていると思うが、「おもしろい小説」かどうかはわからない。特にスーパーダッシュの編集者や読者にとっては、既刊本を考えるとおもしろくはないかもしれない。でも自分で判断できるものではないし、たとえ落ちたとしてもその理由がわかる評価シートは魅力なので、最初はここにだそうと思う。ジャンル違いならジャンル違いと、シートで指摘してもらえるだろうし、そう指摘されたら児童文学なり少女レーベルなり、指摘してもらったところに最挑戦するだけだ。
 まだ終章が残っている。ここで気を抜かずに、一気に書き上げてしまいたい。