みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

新作、第一章完成

2007-04-16 | 小説執筆
 あまり時間が取れない中、新作の執筆はわりと順調に進んでいる。ノルマとして義務を課しているわけではないが、いまのところ毎日一定ページ以上書けている。少しでも書けていると、気持ちの張りのようなものが違うし、毎日書いていることで、それ以外の時間でも物語世界のことを容易に考えることができるようになる。現実から離れた世界が、常に頭の中にあるということだ。別の世界があれば、現実の世界でも気持ちに余裕が持てる。小説を書く、物語を創るということは、精神安定剤の役目も持っているらしい。
 新作のほうは、ほかの人に読んでもらってもいるが、やはり自分では判断が難しい。おもしろいのか、つまらないのか、ありきたりなのか、独自のものが出ているのか。読んでもらっている人の意見を参考に、とりあえず書き進めていってしまおうと思う。書きあがって推敲する段階になれば、自分でもいくらか客観的に作品を見ることができるようになる。
 第一章では、メインキャラ4人が、少し変な出会い方で出揃うところまでいった。大体の筋と山の置き方ぐらいは考えているが、具体的なものは書きながら考えている。次の章はどのような場面にするか、楽しく迷って考えようと思う。