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大体出かけた後更新します。が、めっきり更新頻度低くなりました。ぼちぼちお付き合い下さい。

海のエジプト展

2009-08-01 | 美術館等
もう先週の土曜日のことになりますが、横浜パシフィコで行われている「海のエジプト展」へ行ってきました!

入り口はまずガラガラ。
チケットは事前に入手しておきましたが、別に並んで無かったです。

ちゃんと音声ガイドも借りてスタートです。
ちなみにコナンバージョンもありますが、もちろん一般向けです(笑)

いわゆる博物館等の展示と違って、イベントだと思いました。
もちろん海から引き上げた何千年も前の石像や石碑(ステラ)、使用されていたツボや柄杓やアクセサリー、コイン。
見られて満足です。
事前のイメージで混んでる!!と思っていたからでしょうか、想像したほどではなかったです。
もちろん、ちょっと並んだりはしましたが、あまりに蛇行してならんでるようなところは飛ばしちゃいましたし(^_^;

そして、もちろんやりました、ガチャガチャ。
海洋堂制作、海のエジプト展公式フィギュアです。(TOP画像)
オシリス・カノポス壷(スノードーム)とプトレマイオス朝の王妃像、です。
私的にはどっちも当たり♪


ウラエウス形護符◇ウジャト形ビーズ、というのもちょっと欲しかったんですけど、キリが無いので(^^ゞ

見終わってグッズも見てのんびり出てきたら約3時間経ってました。
さて、移動です。
せっかく久しぶりの横浜なので中華街を目指します。
当初は地下鉄でさくっと行こうと思ってたのですが。。
もしかして外から開港博のラ・マシンのクモがちょっと見えないかなぁ?なんて思ってしまい、歩くことに。
風強い、暑い、まぶしい!(笑)

まぁ、それなりに景色は楽しみましたが半ば苦行のようでした~。

六本木ヒルズ、初。

2009-06-17 | 美術館等
実は六本木ヒルズ、ちゃんと行ったの初めてです。
地下鉄からの出口として使ったくらい。
ミッドタウンや国立新美術館には行ってるので見ることは何回も見てましたけど。

というわけで、まずは展望台へ。
森タワー52F。
広ーーい!
高ーーい!!
この辺では高台に建ってるんですよね。
お天気も回復したので結構見えました。
東京タワー、見下ろしちゃいました。
ついでに追加料金払って屋上へ。
お天気いいと気持ちいいです。
ただ、意外とアンテナとか邪魔者があって360度は見渡せませんでした(苦笑)


それから友人に誘っていただいた「メイド・イン・カッシーナ展」へ。
のつもりが、行けども行けども現代アート。
53Fの森美術館に入ってました(^^ゞ

「メイド・イン・カッシーナ展」は52Fの「森アーツセンターギャラリー」の方でした。
まぁ、展望台チケットに森美術館代は込みなので問題なし。

「万華鏡の視覚」という、作品によっては中をくぐったり体感できるものが多かったです。
もちろん(?)よくわかんないのもあったりしましたけど、子供にとっては古い絵画を見るより楽しいのかも。
家族連れの方たちも結構いらっしゃいました。

カッシーナ。
すいません、普段からインテリアとか興味ないもので知りませんでした。。
いっぱい見ながら座れないのが残念(笑)
展望台にカッシーナのソファや椅子を設置したコーナーがあったんですが、うまいことタイミングが合わなくて座れなかったんです。

なんでこれで倒れないんだろう、とか、これでどうして立ってるんだろうみたいなのから重厚なものまでいろいろ。
パズルみたいになってるテーブルは楽しそう。

展望台、53F、52Fと見て歩いてかなり足にきてました(苦笑)
軽く飲んでから帰ろうということでお店を探しましたが、遠くへ行くのはもういやだったので適当に入ってみたのが「リゴレット バー&グリル」。

入り口がちょっと変わってましたよ。

バーニャカウダ。


ナポリピッツァのディアボラ


両方おいしかったです。
そしてボリューム満点!おなかいっぱいになりました。


麻布十番駅を目指して歩くと商店街を通ります。
おいしそうなおでんやさんだったり、気になるお店はこちらにも。。

というわけで立派に?東京観光してきました(笑)

*行きにけやき坂を勘違いして通り過ぎてちょっと迷いました。
 庭園を抜けてテレ朝のまわりをぐるっと。。。
 そして建物の中も勘で歩いちゃいけません。余分に歩きます(苦笑)
 って方向音痴ならでは?


先週のどしゃ降り。

2009-06-06 | 美術館等
先週の日曜日、もうじき期限が切れてしまう国立博物館年間パスで最後に見てこよう。と上野の東京国立博物館へ行きました。
一応ネットで事前確認してメインは「上村松園:焔」で。
奈良に行った時に「上村松園美術館」だったかな、最寄り駅は利用したんですけど違う美術館にだけ行ったんです。
美人画は別にいいや~、と思って。
でもこれは源氏物語の六条御息所の生霊なんだそうです。異色の主題ですって。
蜘蛛の巣と藤の花の柄の着物ですよ。。
派手じゃないけどこれに「焔」ってタイトル、すごいですね。

お出かけする際は、東京国立博物館のホームページから
「TOP >> 名品ギャラリー >> 今日出会える名品 」
を見ていくと効率いいと思います。
全部まわると広大なんで(笑)

東京国立博物館


入る頃はそんなでもなかったんです。
出てきてびっくり!!!
どしゃ降り!!!
いちおうレインブーツ履いてましたけど躊躇するくらい。
なぜか傘は折りたたみで来ちゃったし(^_^;


しかーし。
美容院を予約していたのです。
小止みになるのを待つわけにもいかなくてGO(笑)
なんだかプチ洪水でした~。
水はけが全然おいついてなくて、途中水溜りというには巨大すぎるエリアをいくつも通り。
でもですね。
こんな日なのに西洋美術館には門の外まで列ができていて。
ルーブル展、終わりに近づきましたからねぇ。
こういうのはやっぱり早めに行っといて正解!と思いました。



これはおまけの近頃のインコちゃんです(^^ゞ
また怪我しちゃった時の出血でそまった尾羽はまだきれいになってませんが。
人間でいうところの肝硬変?ちょっとは腫れがひいたらしいんですけどそれでもおしり丸見えくらいには腫れてますが。。
プリティなおみ足が出たまま、お手入れ中のインコでした♪

ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち

2009-05-18 | 美術館等
本日は休暇をとって美術館へ。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、3日連続で歩くお出かけです。
ついでに言うなら、夜は「ヨガ&ピラティス教室」でした(笑)
大丈夫かなぁ、私~。

国立新美術館の方の、ルーブル美術館展です。
麻布十番から歩いてみました。
で、当然といえば当然なんでしょうけどたいやき屋さんに誰も並んでない!

もちろん買いました
皮がパリパリで薄いんですね~。
ホットケーキミックスみたいなんじゃなくて。
あんこ、たっぷり。
しっぽまでつまってても完食できたので、甘さは多少控えめ?
いきなりそんなおやつを補給しつつ。

ルーブル美術館展。
そーーんなには混んでませんでした。
例によって音声ガイドを借り。
そう、そんなには混んでないんです。
なので逆に飛ばすのもなぁ、と思ってちゃんと並んで見ちゃいました。
音声ガイドの説明が終わらないうちに次へ移ることたびたびでしたけど(笑)
行く前になんとなく評判いまいちだなぁ、とは思ってたんです。
でもまぁ、絵画じゃなくてもエジプト関係も好きだからいっかなぁ、と思って行って来ました。

エジプトでは子供はこういうふうに小さい大人みたいに描いたんだよ、とか。
ヨーロッパの王侯貴族の子供時代の彫刻や絵は、威厳を示すために飾り立てて形式があるので個性が失われがちとか。
ローマ・ギリシャ神話のエロス(アモール)=キューピッド、は青年か子供であらわされていたけど、キリスト教にとりこまれて子供型の天使として登場してたりとか。
*若干うろ覚えです~。

ただただ、子供の絵画や彫刻等が可愛い、という展示ではなくて。
かなりお勉強しながら見ましょう、みたいな感じがしました。
良かったんですけど、スーパースター不在みたいな感じはしたので、上野との混み具合の差はそれかなぁ、なんて思ってみたり。
あ、でもふいにルーベンスが出てきたりとかはするんですけどね。
すいません、絵画や彫刻も私はほとんど知らない名前ばっかりでした(苦笑)

さて、今日は「国際博物館の日」でした。
あわせてあちらこちらでイベントがあった(まだある?)みたいです。
ここ、ルーブル美術館展ではTOP画像にした展示物のフィギュアがいただけました!
3種類から選べたのですが、「台車にのったハリネズミ」にしました。
古代のおそらく、おもちゃだろうというものです。
(あまりに精巧なので断定でもないみたい)

で。
ついついガチャガチャ(300円)もしました。

おお!!私的には当たりです!
ストラップなんですが、ジョシュア・レノルズ「マスター・ヘア」です。
ちなみにこれは男の子ですよ。
上流階級は小さいときは女装なんだそうです。
可愛すぎます(笑)
小さいものですけど写真に撮ってもこれだけ綺麗

何気に休み休み見てたので気づけば3時間近く会場にいました。。。
お腹もすき、足も棒。
というわけで新たにお店を探すのも面倒で(失礼?)、「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」へ。
少々並んで待ちましたが、16時までなのでやきもきせずに待ちました。
確か以前は14時までで13時には締め切られてたと思うんですよね~。
プリフィクスランチ。

グリーンピースのスープ。
結構しっかりなお味。おいしかったです。


鶏もも肉のブレゼ マスタード風味ソース
ベーコンの香りを付けたブロッコリーを添えて
・・・長い。。
骨付き肉なのでとっても集中して食べました(笑)
以前、肉料理でマスタードソースの時は飽きてしまったんですけど、これは大丈夫でした。


"ムッシュ ポール・ボキューズ"のクレーム・ブリュレ
おいしいですよ。
おいしいんですけど、やっぱり甘い。
コーヒー追加オーダーしといて良かった。。。
ちなみにコーヒー自体はいまいちかな~。

このあと、おなかがとーってもいっぱいだったことは言うまでもありません。
多分、たいやきも効いちゃったんです。
トラヤカフェも行くつもりだったんですが、まったくもってムリ。
持ち越しです。またいつか!

日本の美術館名品展

2009-05-17 | 美術館等
「日本の美術館名品展」へ行ってきました。
そんなに混んでなくて、ちょっと待てばかなり独り占め的に見られる状況が多かったです。
なので、嬉しいんですけど、これはこれでじっくり見すぎて疲れちゃいました。
ぜいたくですが(^^ゞ
まぁ、前日のハイキングでだるいことはだるかったです(笑)

一口に言えば、「おなかいっぱい、腹12分目」って感じです~。
各美術館から名品が集められてるんですけど、ある程度系統立ててあるとはいえやっぱりかな~り盛りだくさん。
あんまりひたるヒマなく、見せられるものが変わっていく感じ。
というかひたっているときっと3時間とかもしかしたらそれ以上かかりそうな(笑)
出品Noが220までついてます。
前期、後期で入れ替わるものもあるので今日220点みたわけじゃないですが、どうやら180点くらいは見たみたいです(リストで数えた)。

気に入ったもの。
カミーユ・ピサロ「エラニーの牛を追う娘」(埼玉県立近代美術館)
  こういう牧歌的なの結構好きみたいです。
クロード・モネ「ポール=ドモワの洞窟」(茨城県近代美術館)
  これはもう、単純に色!
アンリ・ルソー「サン=ニコラ河岸から見たサン=ルイ島」(世田谷美術館)
  アンリ・ルソーのどこか童話的な絵、好きなんです。
  ちなみにほんとは見えたのは最近の研究では「シテ島」らしいです。
ピエール・ボナール「アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹」(愛媛県美術館)
  こないだ、西洋美術館の常設展で見て気になった画家さんです。
  違う作品が見られて単純に嬉しかったです(笑)
パブロ・ピカソ「ドラ・マールの肖像」(徳島県立近代美術館)
  ピカソ展でもしかして見た?でもたくさん描いてそうだから見て無いかも。
  こんなでも(失礼)美人、と認識できるからなぁ。。
フランソワ・ポンポン「シロクマ」(群馬県立館林美術館)
  彫刻です。ま~るい印象。でも足は太くてがっちりで可愛いけど可愛くない?(笑)調べたら、なんだか死後鋳造等の問題があって、美術館で蒐集したものがほとんど展示できないんだそうですね。なんだか残念。

日本の作品がやはり多数でした。
でも正直初めてみる方ばっかりで。
テレビで見知っている名前も多少ありましたが、なんだか説明書きとあわせて自分の中で整理するんでいっぱいいっぱいだったかも。
なので好きというより気になったもの。

萬鐡五郎「薬缶と茶道具のある静物」(岩手県立美術館)
  薬缶の缶はほんとは難しい字。不思議にうねってるんですよねぇ。
岸田劉生「冬枯れの道路(原宿附近写生)」(新潟県立近代美術館・万代島美術館)
  はっきり目に飛び込んできました。
  乾いた感じが冬、もしかして砂漠的な。いや冬だけど(笑)
藤田嗣治「私の夢」(新潟県立近代美術館・万代島美術館)
  ポスターにもなっていた不思議な絵です。
  そんなに気にして無かったんですけど、実物みたら精緻でついすみからすみまで見ちゃいました。動物可愛いし。。。

岡鹿之助「遊蝶花」(下関市立美術館)
  とにかく不思議な感触だったんです。これどうやって描いてるの?っていう空間。素描なんですね。でもスーラとは違ってもっと濃密、でもふんわりしてるというか。不思議さに惹かれました(笑)

小磯良平「着物の女」(神戸市立小磯記念美術館)
  まず質感ですかね~。バランスとか、なんかよくわからないけど(笑)見ちゃいます。

熊谷守一「兎」(天童市美術館(村山コレクション))
  ぱっと見、兎なんで可愛い!と飛びつき、でもあれ?なんかふよふよした線だし目が。。?
  つきつめていった、うさぎ本来の線、てことらしいです。

斎藤真一「星になった瞽女(みさお瞽女の悲しみ)」(倉敷市立美術館)
  盲目の旅芸人、瞽女に取材してシリーズで描いたものだそうです。
  悲しいことを描いてるんだけれども絵は童話ちっくな。
  うまく言えないけど、印象に残ります。

高島北海「果蔬図」(下関市立美術館)
  ここから日本画です。
  単に題材がすきなのかなぁ?(笑)
  野菜が並んでるんですけどね。でもいいんです(笑)

横山大観「春雨 秋雨」(埼玉県立近代美術館)
  美しいです~。春は山ザクラ?

速水御舟「女ニ題 其一」「女ニ題 其ニ」(福島県立美術館)
  なんというか。。ほんとに日常の一瞬なんですけど。
  大きいというのもありますけど、じっと観察?してしまいました。

片岡珠子「面構 等持院殿」(神奈川県立近代美術館)
  等持院=足利尊氏です。 木像を見て感銘を受けてこのシリーズを描いたそうです。なんというか、穏やかな表情なのに強烈でした(笑)

だんだん時間がなくなって、最後の版画とかは駆け足になってしまいました。
まぁ、自分もかなり疲れてきてたというのもあります。
おかげで?物販でも何も買わずに美術館をあとにしました(笑)。

上野駅構内で、シュークリーム買おうと思ったんです。
無いんです、店が!!
変わってました、ワッフルに。
というわけで方向転換して「らぽっぽ」へ。
5月のスペシャルパイ「ジューシー甘夏とおいものパイ」を買ってみました。
(TOP画像)
さっぱりいただけます。
でもお値段高め。アップルのより400円以上高い。
うーん、1回でいいかな。


  





ルーヴル美術館展(上野)

2009-04-27 | 美術館等
土曜日、天候が荒れ模様だということで。
行ってきました、ルーヴル美術館展(国立西洋美術館)。
だって、少しでも空いてる時に行きたかったんです。
ちょっとくらいの雨じゃ逆に混みそうだったんで、荒れ模様?よし!
って感じです。
長靴、もとい、レインブーツ履いて撥水パーカー着て、行ってまいりました(笑)

最近は必ず音声ガイド借ります。
この展示は中尾彬さんがナレーションでした。
いっちばん目を奪われたのは「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール:大工ヨセフ」でした。
現物は凄いなぁ。。
前を離れたあとも、他の絵画を見つつ移動中に振り返って見ちゃったり(苦笑)
フェルメールもやっぱり本物は吸引力あります。
空気が感じられます。
ポスターにはちょっとないけど(笑)
予想外に惹きつけられたのが「アドリアーン・コールテ:5つの貝殻」。
ポストカードも買ってしまったし。
貝殻の種類・産地がわかるほど緻密に描きこまれているのだそうですよ。
見なきゃいけない気がしてじーーっと見てしまいます。
貴重な美しい貝殻、簡単に手に入るわけではないからこんなふうにして眺めてたそうなんですけど、確かにこのくらい緻密な絵で、しかも意味ありげな絵なら代わり?になるかも。というか既に別の価値があるような。
「バルトロメ・エステバン・ムリーリョ:6人の人物の前に現れる無原罪の聖母」。
魅力的なマリア様ですね~。
どこか幻想的で。厳格じゃなくて甘さがあるけど凛としてて。
でもポストカードになっちゃうとつまらなく感じて買いませんでしたが。
「フランス・プルビュス(子):マリー・ド・メディシスの肖像」や「ディエゴ・ベラスケスとその工房:王女マルガリータの肖像」など高貴な人を描いたものではついついレースや宝飾品に目を奪われたり。
ギリシャ(ローマか?)神話の世界の絵では女神も含めてかなり筋肉質でどっしりしているんです。当時好まれた作風、ということでしょうか。
そういえば以前ウルビーノのヴィーナスを見に行ったとき、いろいろなヴィーナスの絵画が集められていましたが。ウルビーノのは官能的なんでムキムキじゃないですけど、そういうのもありました、ねぇ。。忘れちゃったけど(^_^;

それなりに混んでいながらもまぁ、堪能して約1時間半でした。
ちょっとまだいけそうだったので常設展示もまわりました。
良かったです!
特別展だとなかなか最前で見られないような著名な画家の作品がかぶりつきで見られます(笑)
ポストカード、「フィンセント・ファン・ゴッホ:ばら」「ピエール・ボナール・座る娘と兎」購入。
いつも思うのは絵を見て素敵、と思ったものとポストカードの状態で欲しいと思えるものは変わってしまったりします。
まぁ、仕方ないですね。

東博満喫

2009-04-07 | 美術館等
阿修羅展、一応八部衆が揃ってるうちに見たかったのと、これまで機会を逃していた庭園解放期間なのでぜひ!ということで有休とって行ってきました!
まず庭園、それから博物館敷地内の桜鑑賞、まだ阿修羅展の待ち列が長そうだったので本館で良く行く8室~10室を見たり。
結局阿修羅展は20分待ちでした。
薬師寺展ほど待たなかったですが、中の混み具合はやはりなかなか。。
つまりやすい部分は適当に後ろからすき見て眺めて、寄れるのは寄って。

阿修羅像のエリアは手前で規制してました。いったん足止め。これは薬師寺展では無かったと思います。像が一つで分散しないし日光・月光菩薩より小さいからでしょうかね~?
最前で見るのはあきらめちゃいました(苦笑)
それでも去年興福寺で見たのとは照明違うし、ぐるっと360度見られるしで堪能しました!

出てきたら夕暮れで、夕日も堪能し。
かなり歩き回って充実した日でした♪

ちなみに写真をたくさん撮ったので後日厳選して載せたいと思います。
TOP画像は法隆寺宝物館前から携帯で。

妙心寺展

2009-01-26 | 美術館等
有休使って、平日に「妙心寺展」へ行きました。
雨のせいもあるのか、混んでなくてじっくり見られました。
おかげで気づけば2時間20分くらい滞在(笑)
花園法皇の離宮を妙心寺としたのが始まりだそうです。
高僧と言われる方々の個性が書に出ていておもしろかったです。
民衆にわかりやすくとこころがけてた方のは漢字も見やすいしカナ入りだったり。
とてもきびきびして神経が末端まで通ってて字もきちっとそろってる方がいたり。
知らなかったのですが。
師から弟子へ法を継いで行くそうなんですが、複数の師匠へついた場合、悟りを得た後で自分でどの法を継ぐか宣言するのだそうです。法嗣というらしいです。
・・・多分。
会場でメモしないとどんどん忘れますね。。

書や肖像画が結構ありますが、凝った工芸品や狩野派や長谷川等伯等の絵画も。
例によって?前半後半で入れ替わる展示物もあるので、トラと龍が見たい方は前半にどうぞ~。

ちなみに、京都へ行ったときに訪れたことはありません。
というか。。
知らなかったかも(笑)
地図を見ると仁和寺から近い?仁和寺まで行ったんですけどねぇ。
機会があったら行きます!


お香を購入。
このサイズで1,050円は正直高いなぁと思いましたが、近頃お香を焚き始めたので買ってしまいました。
割とかいだ事のある香りではないかと。
どちらかといえばにおい消し的な(笑)清々しいお香でした。

篤姫見てなかったけど。

2009-01-25 | 美術館等
大奥のドラマでちょこっと知ってはいましたが、大河ドラマは見なかったのです。
でも招待券をいただいたので行ってきました、「珠玉の輿~江戸と乗物~」。
篤姫の乗り物等が展示されているのです。
初めて両国駅で降りて江戸東京博物館へ。
降りたとたん改札出る前からお相撲一色ですねぇ。
行き帰りに国技館の横を通ったのですが、お相撲さんと入り待ち、出待ちする人々を見かけました~。

さて、展示。
チケット売り場にまず人が結構並んでてびっくり。
そして招待券は専用チケットに引き換え、飛行機乗るときみたいに改札みたいな機械に通します。
中も結構な人手でしたが、まぁ、歴史で学んだ人の直筆とか、適当に(笑)見つつ。
乗り物の種類の解説なんかもあったり、
身分で厳格に指示されてたそうです。
武家諸法度。聞き覚えはありますね(笑)
女乗物(ぶら下げるタイプ)は華やかでした~。きらっきら。
外も中も工夫をこらしてあります。
和宮が京へ帰るときには乗り物でなく輿です。天皇の腹違いの妹だったかな?身分をあらわすためにシンプルではありながら葵紋の輿。
その他、華やかな蒔絵等の調度品や、大名行列が描かれた絵をみたり。
結構ファミリーも多かったですが、まぁ、乗物や絵(屏風絵?)なんかは大きかったのでなんとか見られました。

初めてなのでもちろんお買い物も楽しみました。
下町の名品コーナー?みたいなショップがあって、乳糖製菓のスティッククーヘンを購入。丸ごとのは売り切れてました。。


しっとりふんわり系でした。
どちらかといえばしっかり詰まってる系が好きなんですけど、これはこれで食べ飽きないかも。食べやすい。
ちなみに、バナナとメープル買いましたがメープルのが好きかな~?
ホームページを見たら「あっぷるくーへん」が人気だそうです。ちょっと気になります(笑)

企画展のショップとミュージアムショップは別にありました。
企画展のショップには「玉のおこし」だったかな、玉の輿にひっかけた丸いおこしあ売ってたり、江戸の地図とか篤姫たちがたしなんだと思われるお香とか売ってました。
ミュージアムショップで「かるやき」「くずきりまんじゅう」購入。

お饅頭はおいしいんですが私には甘すぎ。。
かるやき、割れやすいといわれこわごわ持って帰りました。
これ、おいしかったです!
そぼくな甘さ、さっくりして口どけがいい感じ。
ちなみに赤いみみずくは子供の病気除けらしいです。

フェルメール展へ(今度こそ)

2008-11-30 | 美術館等
現在は土曜日も夜8時まで開いているそうなので行ってきました!
ラスト1時間くらいが空くのかなl、と思いつつも結局落ち着かなくて出発、16:40頃入りました!
並ばずに入れたものの、おそらく17:00からのペアチケットのため並んでると思われる列が見えました。
あと、20分でどっと増えるの!?
並ばずに入れたとはいうものの。絵の周りはやはり人だかり。最前じゃなくても見られれば良かったんですけどそれも難しいくらいで。。
途中、迫り来るものもあったし(笑)、最初の方の部屋はどうしても滞りがちだし、暑いしで耐えられず何枚かスルーしました(-_-;
フェルメール。
大きな絵は後ろの方から眺めました。最前に行かないかわりにというか、割とじっとして見られました。人垣の隙間から(笑)
まぁ、片側にしか飾ってないから行ったり来たりしても大丈夫でしたし。
小ぶりな絵のコーナーは、手前に解説もあったので並んじゃいました。
数枚分ならがんばろう!と。

個人的には「小路」「手紙を書く婦人と召使」が好きです。

フェルメール以外も一応見ました。がんばれる限り(苦笑)
詳しくもないのであれなんですが。。
フェルメールの緻密さ、濃密さは別格に感じました。

だいぶ以前にオランダ行ってるんですけども。。。
わたくし、見たんでしょうか?(^_^;
その頃はあまり興味がなかったので何を見たかあいまいです。
でも。。レンブラントの夜警は貸し出し中で無かった、ところには行ったんですよね。。
それってアムステルダム国立美術館らしいんで。
フェルメールもあるなぁ。。

18:00をまわり、最初の方のを戻ってみるか?とも思いましたが、人はどうもむしろ増えてる気がしたので断念。

帰りにとった画像を。

階段上がる途中のベンチ。


ベンチに落ちていた銀杏の葉はこの木。
東京都美術館、一応写ってます(笑)


上野駅でついつい甘いもの購入。
通勤経路が変わって、いつでもは買えなくなったし。

たっぷりカスタードの上にホイップ、キャラメルソースがかかってます。
うまいです♪

くじける。

2008-11-27 | 美術館等
今日は有給休暇とって、フェルメール♪
と思ってたのですが。。。
携帯で待ち時間チェックができるのです。
50~60分待ち。へ?
とにかく、出かけて。
上野駅構内でチケット買う時に「40分待ちですけどいいですか?」と確認が。。
まぁ、チケットは買いました。
歩きつついろいろ考え、日を改めて行く事にして、国立博物館へ行っちゃいました(^^ゞ

TOP画像、ユリノキがかなり葉っぱ散っちゃいましたね~。

久しぶりに本館をくまなくまわってみました。
こまごまと展示替えされているので十分楽しめました♪

今回は2Fの「8室 書画の展開」「10室 浮世絵」あたりが力入っちゃいました。

1Fは実はあまりちゃんと見たことなかったんです。
彫刻とか陶器とかばっかりをながめるのはあんまり得意じゃないかなぁと。
今まで特別展とかで見てきたせいか(成果?)、以前よりは楽しく見られました。
見たことのある名前を発見すると単純に嬉しいですし(笑)
ただし、上着やらあったかいお茶やらをロッカーに預けてしまっていたのでだんだん冷えてきまして。。
やや早足でまわってしまいました(苦笑)


出てきたらもう夕景。
すごい雲ですねぇ。


紅葉の進み中の銀杏の木。
いやぁ。。
上野公園はギンナンがにおいまくってました(笑)

風神雷神4枚!

2008-10-29 | 美術館等
4枚という言い方はなんだか正しくない気がしますが、とにかく4作品揃ったのを見に、また東京国立博物館の「大琳派展」へ行ってきました!
絶対混むとは思ったんですが。。
TOP画像にしてみましたが、「色木の実」(とらや)。
尾形光琳ゆかりのお菓子の再現(葉のみ)したもので、限定なのです。

水、土の14:00から販売。
早く行って見終わって買うとか第一会場見て、合間に買うとかもありですが。
どうもおしりが決まってるのは苦手なのでゆっくり13:30頃到着(笑)
さすがにまだ並んでなかったのでぶらぶら、ちょっとグッズ買ったりしてたらいつの間にか並んでます!
10分前だったので私も並びました!
ゲットしたものはロッカーに預けて、ようやく展示を見始めました。
・・・日曜日より混んでました~。
すごいですねぇ、風神雷神図の威力。いや、テレビでも取り上げられたから?

巨匠対決の時に見損なったので余計に見たかった俵屋宗達。
やっぱり古いのでところどころはげたりしてましたが、いいですね~。
雷神の太鼓が切れてるのとか全然いいです。何かの解説にもあったような気がしますがのびやか、おおらか。
色使いも好きですよ描かれた当初はもっと豪華だったんでしょうけどそれでも尾形光琳のものより渋めでシャープに感じました~。全体にはおおらかだけど(笑)
間近で見た後はちょっと遠くから4作品を眺めて楽しみました♪

ちなみに俵屋宗達の風神雷神図は建仁寺蔵ですが、ホンモノは京都国立博物館に管理を頼んでいて、飾ってあるのはレプリカなので写真OKらしいんです。行こうかなぁ(笑)
そして、尾形光琳の風神雷神図は東京国立博物館蔵なのでまた観られる確立は一番高いかも。というか、一度特集陳列で見たような。。。

大琳派展ホームページ

ちょっと残念だったのは酒井抱一の紅白梅図屏風(出光美術館蔵)、尾形光琳の燕子花図屏風(根津美術館蔵)が10/19までだったので見られなかったことです。いつか見られるといいなぁ。


本館前のユリノキ。

ちなみに、色木の実ですが。
予想より外側はしっかりしてて持てます。
中の餡も含めて甘すぎません。
でも、お茶は必要なくらい。上品でございました~。

大琳派展へ。

2008-10-28 | 美術館等
日曜日は上野の国立博物館へ。
「大琳派展~継承と変奏~ 尾形光琳生誕350周年記念」を見てきました。
薬師寺展と違って、入るのに並んだりはしませんでしたが、中ははやっぱりそれなりに。。
見上げるような大きなものでなく、巻物が広げてあって見下ろすようなのだともう、なかなか人並みが進みませんね。。
でもまぁ、頑張りました!

風神雷神図は最初の方に!4枚そろってなくても壮観ですね。
迫力では尾形光琳、使っている色が渋いけど可愛い(笑)と思ってしまったのが鈴木其一でした。

大胆だけど繊細でただただすごいなぁ、という感じでした。
なんにせよ、ゴージャス。
しぶくてもゴージャス。

グッズもなんだか有名店の名前が並んでてゴージャス(笑)
ポストカードだけ買いましたが、風神雷神図を4枚買うのはさすがにすっごいファンみたいで恥ずかしかったので思いとどまり2枚(笑)

しかし、博物館を出てみたら思いのほか時間が経過してました。
多分3時間ちょい、いたかと。。
音声ガイドを聞いてたのもありますが、全部じっくりみたらこんなことに。

前日に引き続きこの日もくたくたでした(笑)

招待券をもらったので、あともう1回行くつもりです♪

ピカソ展へ。

2008-10-27 | 美術館等
土曜日はピカソ展へ。
といっても、最初はさらっと「独立展」をみました。
母の友人が出展しているからです。

そしてポールボキューズでごはん♪
TOP画像、斜めに撮りすぎたので回転してあまったとこをちょっと塗ったらこんなになってしまいました(苦笑)
この前菜、おいしいんです。でもちょっと前菜から食べ過ぎちゃった感も(^_^;

メイン。牛肉を蒸し煮したものにマスタードソース。
う、うーーん。おいしいんですけど途中でなんだか飽きてきました。。
付け合せのパスタのソースが甘めなのが救い。

満腹になったところでいざ、ピカソ展へ(母は再度独立展)。
国立新美術館は「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」。
妻、恋人による転機がこんなにあったんですねぇ。
中学生の時にピカソのほんとは長ーーい名前を覚えさせられたような。。
そんな記憶しか残ってなかったのでへぇ~、と思いながら見て歩きました。
若い頃は普通に人が描かれてたのですが、キュビズム、シュールレアリスムの影響、となってきてなんかようやくピカソっぽく思えるという(笑)
でも不思議です。顔がカラフルでも美人は美人なんです。
子供たちの絵はほんとに可愛いし!
そしてほんとに晩年まで精力的に活動してたそうで。

さて、ミッドタウンへ移動。
サントリー美術館で「巨匠ピカソ 魂のポートレート」です。
こちらの方が点数は少ないですが、これはこれで見ごたえが。
肖像画に焦点をあててるんですが、そのものずばり肖像画もあれば、自分に見立てた画家の絵や横顔や影だけだったり。

さすがに歩き詰めで疲れたので、ちょっと外で一休み


東京タワーも見えたんですが、携帯でうまく撮れませんでした~。

「スリランカ-輝く島の美に出会う」

2008-09-25 | 美術館等
東京国立博物館の表慶館で開催中の特別展「スリランカ-輝く島の美に出会う」へ行ってきました。

インドのすぐ下にあるこの島国は、伝説によれば、インドから来た王子によって建国されたのだとか。島、とはいえ、度重なるインドからの侵攻、西欧諸国の植民地化、と外からの干渉、影響が大きかったようです。
なので、時代によって繁栄する宗教が違い、作られる像も違ってきます。

出てきたのは上座部仏教、大乗仏教や密教、ヒンドゥー教。
仏像でもとる姿勢はある程度同じ形式なのですが、顔が丸みをおびたり少し変わります。
ポスターにもなっていた「観音菩薩像」が代表的なのでしょうが、やはり鍍金された像には目が行きます(笑)
独特の曲線美。スリムな、無駄のない逆三角形体型の像が多かったような。

ヒンドゥー強の神々になるとどこかユーモラスで肉感的。
目や口が格段に大きくなる。
でもなんかほんとに異文化の神様ってかんじで怖いような?
表からみると「カーマ」という男の愛の神で裏からみると妻である女神になってる像は思わずくるくる見ちゃいました(笑)

神々はそれぞれ乗り物が決まっているのだそうです。
ガネーシャ、という象の頭をした神の乗り物はねずみ。
そのねずみの象が正直可愛くなくて怖かった(苦笑)

キャンディ王国時代の「仏涅槃像」、仏像が横向きに寝ているわけですが。
半眼じゃなくってほんとに瞑ってました。
以前タイで見たときどうだったかなぁ・・・?
その時、足の裏も見学したことを思い出して覗き込むとやはり何か書かれてました。

スリランカ語?の経典の文字を見ても記号や模様にしか見えないのです(苦笑)
言われなければ経典じゃなくて金のベルト?と思っちゃうような展示品もありました。

他には医療器具や装身具、スリランカの遺跡の写真パネルが展示されていました。
最後のビデオ?上映の場所は、上映時間が13分と長いためか待ちきれなくてあきらめました。。

グッズ。
スリランカだけあって、紅茶が。カレーもありました。
そしてあのウイッキーさんの母国なのですね~。お写真がありました(笑)
ぐるぐる見てまわって結局可愛らしい象柄のクリアファイルとヤクシニー象のポストカードを。

その後、国立博物館ホームページ「今日の博物館」ページでチェックした展示を見に移動しました。
まず東洋館。
「特集陳列 ワヤン―インドネシアの影絵人形―(東洋館第3室)」
素敵でした~。インドネシア、と場所は違いますがヒンドゥー経ということでさっきまでと世界が近いです。マハーバーラタというインドの叙事詩の登場人物をあらわした人形だそうです。

本館。
「特集陳列 仮面(本館特別1室)」
こないだ見た伎楽面より後の時代のお面達です。すっぽりかぶりません。
なんか、表情が興味深くて見入ってしまいました。

「特集陳列 安土桃山時代の能装束(本館9室)」
中国のような織物技術がなかったころの装束だそうです。
東京国立博物館HPから引用
「~替わり、刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)で着物全体に模様を表した縫箔(ぬいはく)が、表着として使用されました。」
きらびやかさでは劣るものの、幽玄な世界だったそうですよ。
展示を見てもそもそも能をちゃんと見たことが無い私にはそこまで想像できませんでしたが(苦笑)

ついでに本館10室の浮世絵も眺め。
最近ちょっと浮世絵にハマってるんです。
まぁ、以前より気にしてみている程度ですが。。
葛飾北斎の「黄鳥 長春」のポストカード購入♪

今日はスリランカ展を含め、私が訪れたところはどこも空いてました。
やはり大琳派展待ちだったりするんですかね?

さて。
そうです。
「特別展「大琳派展-継承と変奏-」 」が10/7から。これも楽しみです。
場所は違いますが「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」が10/4から!
また忙しいです~♪

*画像は上野公園の噴水。秋空ですね。