ターザンが教えてくれた

風にかすれる、遠い国の歌

Miyukiちゃん、再び

2012-09-25 14:06:20 | 日々

ジョブズさんの忘れ形見ってことになるのかな。

今の世の中でもって
世界で一番美しい電話機だと思うiPhone5

がんばってこの手にしました。


美しい

美しい

ため息がでてしまうほどに 美しい。

これをモダンアートと呼ばずして
なにがアートなんだ、といいたい気分。



LTEで通信爆速

A6プロセッサーのおかげで
まるで生き物のように挙動するiOS6

Retinaディスプレーは
液晶のセンサーの改良によって
よりいっそう綺麗になった、っていうか
その鮮やかさはまるで別物

そしてなんたって軽い


ほんとうに素晴らしい


人を幸せにしてくれる技術の融合
科学技術はこうであってほしい
とうならせる

まさに一品。



自分はこれのひとつ前のiPhone4Sは買わなかったので
およそ2年ぶりの新しいiPhoneってことになる。

そのふたつ前のモデルiPhone4の時は
それはもう手に入れるまでが大変だった。

購入希望者に対して
品物の供給がてんで間に合わず
実際に手にできたのは発売一ヵ月後。

ま、その分愛着もひとしおなんだけどね。

今回は何としても発売日に手に入れたかったんで
職場の近くのちょっと寂れた電気量販店にて
予約をしてみたら、これが大当たり。
発売日当日にお渡し可能ですって
ことになってそれはもう小躍りして喜んだ。

で、当日。

自分は機種代金は一括で払うので
ようやく貯めた小遣いを握り締めて
その量販店に行ったんだ。

でね、
そこで初めて実際のiPhone5を見たの。

カラーバリエーションが
黒と白の2種類があってね、
広告写真や何かでやっぱ黒がいいなぁって
思ってたんでそのまま黒で予約してたんだけど、

やっぱ「白」がいいー!!!

黒は全身真っ黒で
渋いというかすっごくかっこいいんだけど
自分の今の気分的には
もうちょっと軽やかな感じが欲しいわけさ。

恐る恐る受付のお姉ちゃんに
色の変更ってできないんですか?
ってきいてみたんだけど、
できますけども、
またはじめから予約のやり直しですよ、って
言われちゃったよ。

店に余分な在庫なんかあるはずもなく
それはそうだよね、と素直に納得した。

んだけど、

悩む、悩む
すんげー悩んだ。

今ここで黒をチョイスしたならば
この目の前にもう品物はあるので
このまま契約して持ち帰ることができる。

一方、やっぱり白がいい~
ってことになったならば
この目の前の黒iPhoneはキャンセルして
もう一度予約の取り直し、
おそらく一ヶ月後くらいだろうな手にできるの。

もうね店のカウンターで悩みに悩んだ
もんどりうって悩む姿に同情したのか
店のお姉さんが、
おそらく自分のものであろう
白iPhoneを出してきて
実際に触っていいですから
よく考えて決めてくださいね、って
言われちゃったもんね(笑)

で、結局
やっぱり白がいい~!ってことに。

店のPCの予約画面で
黒iPhoneのキャンセルの
最終確認ボタンを押すときには

「ほんとに、ほんとにキャンセルでいいんですね!
 コレを押すとこの黒iPhoneは他の人へまわりますよ」

ってお姉ちゃんに5回くらい訊かれた(笑)

で、泣きながらキャンセルのボタンを押して
改めて白iPhoneの予約を済ませ
とぼとぼと電車で我が家へ帰りついた。

んだけど、
我慢できないの。

もう一旦は契約寸前までいったもんだから
早く欲しくてたまらないわけね。


その夜はすっごい寝つきが悪かった。


で発売日の次の日は土曜日で
こちらは普通に仕事だしで
どうすることもできない。

どうすることっていうのは
発売日に手にできそうもない人たちは
みんなアップルストアに並んでいたんだよね。

それがさ、がんばって並べば
わりとちゃんと買うことができそうな状況なだけに
仕事をしていても落ち着かない落ち着かない。

一応2ちゃんねるとツイッターで
アップルストアの状況を随時チェックしつつ
余力で仕事してた感じ(笑)

夕方4時近くになったときには
銀座ストアはもう今日の分いっぱいで
これ以上は並べなくなったとの書き込みをみて
ものすごーく打ちひしがれる一方
渋谷ストアはまだ大丈夫みたいとの情報が。

仕事が5時に終わると
それはもうこれ以上はないほどの
素早い身のこなしで電車に飛び乗って
目指すはアップル渋谷店。

人並みをかき分けててストアに辿り着いたら
だいたい50人くらいだったかな、
思ったよりも少なくていい感じ。

これはいけるかも!

ジョブズさん、新しいiPhoneを
どうか今日この手にお願いします。

ってマジに祈った。

でね、
ここで何時間待つんだろうって
覚悟してたんだけど、
あれよあれよって具合に行列は進んで
iPhoneを契約してストアをでるまでに
一時間半くらいだった。

実はアップルストアでiPhoneを買うのは
今回が初めてだったんだけど、
いつだってアップルスタッフのサービスは激しい。

契約のときも
目の前に運ばれてきた真新しいiPhoneの箱を
担当してくれたお姉さんが両手で抱え持ちながら

「このiPhoneがもうすぐで
お客様のものになりますよー!!!」

ってまるでミュージカルの女優ばりに
派手なジェスチャーを交えながらかますもんだから
こちらとしても
ここは負けてなんかいられないや、って思って、

「マジですかっ!すっげー嬉しいです!!!」
って万歳しながら叫んどいた。

周り中の人たちがみんなiPhoneに浮かれていて
ちょっとばかり集団ヒステリーっていうか
集団躁状態なので
どの人もみんなニコニコむちゃくちゃ機嫌が良い。

ここでひとつ
「お腹が空いてたまりません」とか言えば
この中のひとりやふたりが
簡単に奢ってくれそうな
そんな異常にハッピーな店内(笑)



自分ね、
科学技術ってこうあるべきなんだと思う。

人が幸せな気分になるために
技術ってあるんだと思った。


ジョブズさんが亡くなった2011年には
世界で一番価値の高い企業になったアップルだけども、
今あらためてそのサイトを眺めてみても
これはほんとうにすごいことなんだなぁって思うよ。

センスの良いシンプルなウェブぺージの上にある
メニューバーに並ぶアイテムだけでも、

Mac

iPod

iPhone

iPad

そして iTunes


たとえ、そのうちのどれかひとつだけだとしても
それだけでもう立派に商売ができて
大きな会社が運営できるほどに
世界中で人気のある商品。

それが4つも5つも
たったひとつの会社が持っているなんて
それはもうミラクルとしか
言いようのない事実なんだよね。

これはほんとうにすごいことだよ。

だからこそ

ジョブズさんが居なくなったこれからのアップル
どうなって行くんだろうなって思う。

魔法使いが旅立ったあとには
いったい何が残るんだろうって
ちょっとだけ
そんなことを思うな。

まだこれから先数年の
商品開発のロードマップを残したジョブズさんだと
言われているから、
きっとこのiPhone5だって
彼はOKを出しているのだと信じて
幸せな気分で使って行きたいって

ま、そんなことを思いながら、
わたくし只今こいつとの蜜月を満喫中なんです。



ちなみに
この世界一美しい電話のお名前は
Miyukiちゃんいいます。

みなさん、どうぞよろしくね。




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