野原うた

日々美しい自然の花や生き物などを紹介するブログ。

タヌキコマツナギ

2007-10-28 | 双子葉植物・バラ亜綱


科名:マメ科Fabaceae
属名:インディゴフェラ属Indigofera(コマツナギ属)
和名:タヌキコマツナギ??
漢字:狸駒繋
学名:Indigofera hirsuta L.
読み:インディゴフィラ・ヒルスタ
英名:hairy indigo (毛むくじゃらの藍)
別名:――
流通名:――
撮影場所:タイ王国 チェンマイ(Chiangmai,Thailand)
撮影日時:2007.03.02


タイでは畑の雑草のようでした。
(もともとタイに自生しているのか帰化したものかは調べ中です。)

房状になった真紅の花が、とても印象的。
畑で栽培されている植物より、雑草のほうに魅力を感じてしまいました{/face_nika/} 

日本では、西表島の海岸沿いに帰化しているそうですが、
どうも、その写真のものはIndigofera miniata に見えます~
Indigofera hirsuta L.の葉っぱは大きくて支脈がはっきりしています。
花序も細長く、タヌキマメのように金色?の毛が生えています。

ので、Indigofera hirsutaL.=タヌキコマツナギではないかもしれません…もうちょっと調べてみます。



コマツヨイグサ

2007-09-09 | 双子葉植物・バラ亜綱

科名:アカバナ科 Onagraceae
属名:オエノテラ属Oenothera (マツヨイグサ属)
和名:コマツヨイグサ
漢字:小待宵草
学名:Oenothera laciniata Hill.
読み:オエノテラ・ラシニアタ
別名:切葉待宵草
流通名:――
英名:cutleaf eveningprimrose(切葉の月見草)

撮影場所:東京都大田区下丸子駅付近
撮影日:2007.09.08

夜明けの環八の分離帯にクリーム色の花が…
明け方だしもしかしたら昼間はしぼむのかも…
そう思い、急いで撮影しました。

マツヨイグサの仲間は似ているものが多く、さらに帰化植物が多い。
そのため、ちゃんと同定できるかなあ?と思っていましたが、
花が小さく、色がクリーム色、葉っぱがギザギサ↓という点、などから
すぐ名前がわかりました。
コマツヨイグサはとても普通にみられる帰化植物だそうです。
だから道路の分離帯でも逞しくそだっているんですね。

↑マツヨイグサの仲間は花のつくりが面白いです。
花柄ように見える部分が実はがく筒で、
その下に子房があります。

花粉は粘り気があり、自家受粉で結実するそう↑

マツヨイグサの同定では、花がしぼんだとき、
赤っぽくなるものという点も、重要です。
ぜひ、花だけでなく、その付き方、
しぼんだときの色、葉っぱなどの形を観察してみてください!





ハナウド セリ科

2007-05-28 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:セリ科 Apiaceae
属名:ハナウド属 Heracleum
和名:ハナウド
漢字:花独活
学名:Heracleum nipponicum Kitag.
読み:ヘラクレウム・ニッポニクム
英名:――
別名:ずし、ずしの花
流通名:――
撮影場所:東京都大田区 東京港野鳥公園
撮影日時:2002.05.12

草丈が大きく遠くからでも目立ちます!
若干間延び気味でしたが


セリ科は区別が付きにくくて苦手だなあと思いつつ
近づいてみると…
とっても特徴的な花弁をしています!

おや?なんだか見覚えあるんだけどなあ…
でもこんなに大きいの見たら、絶対記憶にあるはず……
気になったので、写真をとって調べてみることに!

…セリ科のページをぺらぺら見ていると、
葉や花、実の形が似ている植物が…!
ハナウドでした。
解説を読むと、分布は本州(関東地方以西)、四国、九州です。
うーむ、境目にあたるなあとおもって読んでいると、
本州中部地方以北と北海道にはオオハナウドが分布するそう。
えー分布がかぶってるよ!!・笑

そこで、インターネットで調べてみると、
葉っぱの特徴がハナウドが3ー5裂ですが
オオハナウドは3裂(5裂は希)となっています。
また、オオハナウドは海岸や山地に多く生えるそうです。
一方ハナウドは湿った草地や人里付近の河川敷に生えるとのこと…
野鳥公園はどっちかっていうとしめった人里です。


↑この画像を見ると、葉っぱが5裂の羽状複葉。
やはりハナウドの模様です。

そこで、この名を聞いて思い出しました!
生の花を見たのではなく、
「絵に描かれていたものを見ていたんだ!」と…

その絵は田中一村という
奄美の自然や鳥、植物を描いた画家の展覧会で見たものでした。

この方が九州を旅したときに描いたというスケッチ数枚に、
ずしの花という名でハナウドが登場していました!
どうりで、どこに生えていたか思い出せないわけです・笑

青空をバックに、美しいハナウドが描かれたスケッチは
知らぬ間に記憶に残っていたんですね

あの絵の花だったんだ!
そう思うと、なんだかとても嬉しくなってしまいました!




シロツメクサ

2007-05-27 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:マメ科 Fabaceae
属名:シャジクソウ属 Trifolium
和名:シロツメクサ
漢字:白詰草
学名:Trifolium repens L.
読み:トリフォリウム・レペンス
別名:クローバー
英名:white clover、Dutch Clover
流通名:――
撮影場所:東京都 多摩川河川敷
撮影日時:2007.05.27

多摩川を散歩していると、
なんだかやけにのっぽシロツメクサが…
途中から葉っぱも出てるし、匍匐茎が上がってきたのかな?と思いきや、
こんなものが!!

どうですか?
四つ葉、五つ葉なんて目じゃないです

普通なら、一本の花茎に一つの頭花(小さな花の集まり。)なんです。
ですが、この花は一本の花茎に一つの頭花…
…って文章で書いても分かりにくいので模式図で書きました↓


どうですか?めちゃくちゃ欲張ってますよね

シロツメクサって変異がおきやすいのかもしれませんね!
それにしても花が葉っぱや蕾に化けるなんて…

まあ、花って葉っぱが進化してできたものだから、
こういうことがおきてもそんなに不思議ではないんですが…

やっぱりヘンなもの見つけると、ワクワクしちゃいますよね



クサイチゴ

2007-05-22 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:キイチゴ属 Rubus
和名:クサイチゴ
漢字:草苺
学名:Rubus hirsutusThunb. 
読み:ルブス・ヒルストゥス
英名:――
別名:――
流通名:――
撮影場所:東京都 新宿御苑 
撮影日時:2007.04.08


果実のみ
撮影場所:東京都 多摩川台公園 
撮影日時:2007.05.20

この花、春に出かけるたび、いろんなところで目にして、
写真にとっていましたが、
ようやく果実をみることができました

小学校3~4年のときに山登りしたとき食べたっきり…?
だったので、十年以上見かけてなかったんですね

一粒つまむと、やわらかい香りと
甘さが口に広がります。
思い出の味です…

ちなみに、クサイチゴという名称ですが、
低木というかブッシュ状になっています。

ラズベリーやブラックベリーも、
同じキイチゴ属の植物です。



撮影場所:東京都 多摩川台公園 
撮影日時:2007.05.20

ヤブヘビイチゴとヘビイチゴの比較

2007-05-21 | 双子葉植物・バラ亜綱
このように外見が異なる以外に、
好んで生える場所もやや違います。
ヤブヘビイチゴはヤブや林縁などに多く、分布は本州、四国、九州となっています。
ヘビイチゴ(蛇苺)田んぼのあぜや道端に多く、分布は日本全土だそうです。

植物の図鑑で検索や比較をする際
つい私が見落としがちなのが、分布域!
写真だけではどうしてもわからない、そんなときは
視覚以外に分布域など他の項目を頼りにするといいかもしれません。

ただ、このヘビイチゴたちに関しては、
好んで生える場所というのは、いまいち参考になりませんでした・笑
同じ場所に2種類とも生えていたり、
田んぼのあぜが好きなヤブヘビイチゴだっていますので、
あくまで目安程度かなあと思いました


ヤブヘビイチゴ

2007-05-21 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:ヘビイチゴ属 Duchesnea
和名:ヤブヘビイチゴ
漢字:藪蛇苺
学名:Duchesnea indica (Andr.) Focke
読み:デュシェスネア・ インディカ
英名:――
別名:――
流通名:――
撮影場所:東京都台東区 国立科学博物館 植栽
撮影日時:2007.05.12

ヘビイチゴ属はヘビイチゴヤブヘビイチゴの2種類だけの属なのだそうです。
それにしても、ヘビイチゴが2種類あるなんで、
最近気が付きました・笑

学生時代も、山渓の「野に咲く花」という図鑑を眺めていたのですが、
昔からなじみが深すぎて、
しかも
「食べられないものは守備範囲じゃないな~」なんて
流し読みしていたんです

ところが、先日ミツバツチグリについて調べていると、
ヤブヘビイチゴなんてものが、
存在することに気が付きました

早速、実物を見たい一心で、
ヤブヘビイチゴが生えていそうな場所を大捜索・笑
時期がやや遅かったため、実はあっても花が見当たりません。

すると、意外なところで発見!
国立科学博物館の屋上にあるハーブ園です
↓葉っぱも花も実もばっちりです!


ヘビイチゴオヘビイチゴの見分け方は…

明確なのは果実の特徴。
果実の表面にあるたくさんの粒を痩果(そうか)といいますが、
この痩果の表面がツルツルなのがヤブヘビイチゴの特徴です。
ちなみにヤブヘビイチゴヘビイチゴと同じで
果実はスカスカで美味しくないそうです。

ヤブヘビイチゴヘビイチゴ、詳しい比較はこちらをどうぞ!

さすがの私も、ヘビイチゴにトライした記憶はありません
ただ、まずいといわれると、どんなものか試したくなります・笑

来年は、きれいそうな場所で一個チャレンジしてみようかな



ヤブへヘビイチゴと同じ属の植物
ヘビイチゴ(蛇苺)

ヤブへヘビイチゴと同じ科の似た植物
ミツバツチグリ
ハイキジムシロ
オヘビイチゴ


ヘビイチゴ

2007-05-21 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:ヘビイチゴ属 Duchesnea
和名:ヘビイチゴ
漢字:蛇苺
学名:Duchesnea chrysantha (Zoll. et Mor.) Miq.
読み:デュシェスネア・ クリサンタ
英名:False Strawberry
別名:――
流通名:――
撮影場所:神奈川県厚木市 
撮影日時:2002.05.08

子供の頃から、なじみの深い植物。
小学校の通学路の原っぱやあぜ道は、
ヘビイチゴの黄色い花や赤い実で彩られていました。

ヘビイチゴなんて可愛そうな名前ですが、
毒があるわけではありません。

美味しくないので、人が食べないで、蛇が食べるイチゴという漢名だそう。
こんなに可愛いのだから、
もうちょっと違う名前にしてあげれば…
と思いますが

さてさてこのヘビイチゴですが、
じつはそっくりなヤブヘビイチゴ
というものがあります。
つい最近まで、ヘビイチゴって一種類だと思っていたんです。
ところが、図鑑には2種類あると書いてあります。
驚きでした。

本当は、ヘビイチゴのお花の写真も載せたかったんですが、
残念ながら、今年はもう実しかありませんでした

一応出かけたら、気にしているんですが、
意外とヘビイチゴ自体が少ない?!
そして、実や草全体が大きいせいか、ヤブヘビイチゴ
のが目立つようですね。
また花が見つかり次第、画像を追加したいなあと思っています。


↑写真はヘビイチゴの実と実のアップです。
たくさんのぶつぶの表面がでこぼこなのが特徴。
ヤブヘビイチゴは表面がツルツルなんです。

ヘビイチゴヤブヘビイチゴの見分け方、
いくつかありますが、
上の図のように副ガク片の形をみるという手もあります。

ピンクの図のように切れ込みが三つなのがヘビイチゴ
もっと多いのがヤブヘビイチゴといった違いもあります。
もしヘビイチゴの仲間を見かけたら、
ぜひチェックしてみてください!

ヘビイチゴの花がありましたので、追加します!



ヘビイチゴヤブヘビイチゴの、
別の見分け方はこちらからどうぞ!




バラ科の似た植物
ミツバツチグリ
ハイキジムシロ
オヘビイチゴ


ヘビイチゴと同じ属の植物。
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

オヘビイチゴ

2007-05-21 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:キジムシロ属 Potentilla
和名:オヘビイチゴ
漢字:雄蛇苺
学名:Potentilla sundaica (Blume) Kuntze var. robusta (Franch. et Sav.) Kitag.
Potentilla kleiniana Wight et Arnott
読み:ポテンティラ・――サンデイカ?
=ポテンティルラ クレイニアナ
英名:――
別名:――
流通名:――
撮影場所:東京都大田区 東京港野鳥公園
撮影日時:2002.05.12


水路の側で咲いている黄色い五弁の花をみて、
ヘビイチゴヤブヘビイチゴかな?と思いました。
ところが花茎がつーっと伸びていて、花はいくつかまとまって付きます。
また葉も、ヘビイチゴ属とは異なり、小葉が5枚なのですぐに違うとわかりました。
ヘビイチゴ属のような真っ赤で目立つ果実はつけず、
茶色く地味な痩果の集まりをつけるので、そういった点も比較のポイントです。

キジムシロ属はみんな花がそっくりですが、
葉の形が異なります。
かなりアバウトですが、野原や低地で見られるものの葉っぱの形の違いを
図にしてみたのでご参考までに…


他にもキジムシロ属には色々あるので、
もしわからないものがあったら、お問い合わせくださいね。
できる範囲でお答えします。



同じ属
ミツバツチグリ
ハイキジムシロ
キジムシロ
ツルキンバイ
カワラサイコ
ヒロハノカワラサイコ


名前が似た植物
ヘビイチゴ(蛇苺)
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

ミツバツチグリ

2007-05-07 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科
属名:キジムシロ属 Potentilla
和名:ミツバツチグリ
漢字:三葉土栗
学名:Potentilla freyniana  Bornm. 
読み:ポテンティラ・フレイニアナ
英名:――
別名:――
流通名:――
撮影場所:神奈川県ズーラシア園内
撮影日時:2007.05.04

先日ズーラシアで見た黄色いお花。
遠めには普通のヘビイチゴ(これしか知らなかった・笑)に見えますが、
なんだかちょっと雰囲気が違う…?
そう思って写真に収めました。


まるでワイルドストロベリーのような葉が印象的です。
対するキジムシロはバラの葉のような5~9枚の奇数羽状複葉。

ミツバツチグリの葉は綺麗なグリーンで、
お庭に植えたらいいかもしれないなあ~
なんて思いました。


黄色の花も一見ヘビイチゴのようですが、
花びらの付け根が急に狭くなり、梅の花のようです。

ヘビイチゴは雌しべがやや大きいのですが、
このミツバツチグリは雄しべのほうが目立ちます。

また地を這うというより、
細い緑色の花茎を斜めにのばして花をつけます。
キジムシロは比較的花茎が太く、花茎の色も赤っぽいものが多いようです。

ミツバツチグリの名は
同じキジムシロ属のツチグリという植物からきています。
ツチグリは肥大した根茎が、生食でき、その味が栗のようなので、
名づけられました。

そして、同じように肥大した根茎を持ち、葉が三つ葉の植物なので、
三つ葉のツチグリと名づけられたのだそうです。

残念ながら、ミツバツチグリは食べられないようです。



ミツバツチグリと同じ、キジムシロ属の植物

ハイキジムシロ
オヘビイチゴ


バラ科の似た植物

ヘビイチゴ(蛇苺)
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

ハイキジムシロ

2007-05-07 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:ジムシロ属Potentilla
和名:ハイキジムシロ
漢字:ハイ雉蓆(おそらく→這雉蓆)
学名:Potentilla anglica
読み:ポテンティラ・アングリカ
英名:――
別名:――
流通名:――
撮影場所:神奈川県厚木市
撮影日時:2002.05.01

先日、ミツバツチグリをみつけたので、
良く似たキジムシロやヘビイチゴの仲間と比べてみようと思って、
五年前の写真を引っ張り出しました。

撮影したときはてっきりヘビイチゴだと思っていたのですが、
今更ながら、よく見れば花弁が4枚
偶然4枚なのかな?と思い図鑑をみますが、
葉っぱの鋸歯(ギザギザ)が荒く、
キジムシロやヘビイチゴの仲間には似ていません。
葉っぱも五小葉(一枚の葉が五つに分かれている)です。

そんな点を気にしながら検索をしていると、
なんと、1998年に和名がつけられたばかりの、
比較的新しい帰化植物だということがわかりました!

原産地はヨーロッパです。





同じ属
ミツバツチグリ
オヘビイチゴ(雄蛇苺)

同じ科の似た植物
ヘビイチゴ(蛇苺)
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

ベニバスモモ

2007-04-18 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科
属名:サクラ属
和名:ベニバスモモ
漢字:紅葉李
学名:Prunus cerasifera var.atropurpurea
読み:プルヌス・ケラシフェラ・アトロパープレア
英名:purple leaf cherry plum:パープルリーフ チェリープラム
別名:アカバザクラ(赤葉桜)
流通名:ベニスモモ(紅李)、ベニス
撮影場所:東京都大田区
撮影日時:2007.03.29



紅色の葉をつけるスモモです。

新緑の季節に、目を疑うような色です!
カナダの街路樹にこの木が植わっていて、
カルチャーショック?!をうけました・笑

小さな花はかわいらしく、その上実もなります。

花・実・葉とも楽しめてすごく良いなあと思うのですが、
いかんせん日本の蒸し暑い時期にこの色は…
どうでしょうね??

ひろーいイングリッシュガーデンのアクセントにはピッタリなんですが…







以下は切花として出荷されている状態。
ベニスモモやベニスといって販売してました。
撮影日:2005.03.15

花の時期はこのような状態です。
葉が出てからも、枝物として重宝します。
ただ枝振りが単調なので、メインより脇役かな~?




ちなみに鉢でベニバスモモとして売られているものには、
何種類かあるみたいです…

葉っぱのタイプも細いものと幅広のもの2タイプあるとか…
資料がないので、今回はあまり深くは追求しません

利久梅

2007-03-29 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科
属名:ヤナギザクラ属
和名:リキュウバイ
学名:Exochorda racemosa (Lindl.) Rehd.
読み:エクソコルダ・ラケモサ
別名:マルバヤナギザクラ、リキュウウツギ

この木は、池上本門寺の側に植わっていて、
毎年、ここへ来るとこの花は、必ず写真に撮ります。

梅のような花型、そして爽やかな黄緑色の葉は
青空に本当に良く映えます!

白い花に弱い私は、毎回この花にうっとり。

実は、この時期に咲くバラ科のはなでは、
桜よりも好きです。

木を全体で眺めるなら桜ですが、
お花を見るなら、美しい葉もあわせて、リキュウバイが良いなあと思います。







サクラ‘陽光’

2007-03-29 | 双子葉植物・バラ亜綱
科名:バラ科 Rosaceae
属名:サクラ属 Prunus
和名:サクラ‘ヨウコウ’
漢字:桜‘陽光’
学名:Prunus Cerasus `Yoko'
読み:プルヌス・ケラスス‘ヨウコウ’
別名:――
流通名:――
撮影場所:東京都大田区
撮影日:2007.3.29
花期:ソメイヨシノと同時期

ここのものは咲くのがソメイヨシノよりやや早い気がしましたが、
もしかしたら植樹したばかりのようだったので、
その関係かもしれません。

この花は、いわゆる「桜(ソメイヨシノなど)」とは、
少し雰囲気の異なっています。

花色がやや濃い目、「日本の桜」という本では、
この手の色を紅紫色というくくりにしてありました。

花糸(雄しべの軸?の部分)もピンク色です。
花が終わるとがくと花糸が濃いピンクになっていました。
ガク片に鋸歯が無いのと、毛が多いのが特徴だそうです。

新芽はやや赤みを帯びるのだそう。
今度いったら見てみます

この桜、遠めに見れば、
まるで造花でも飾り付けているのかと思うほど、
鮮やで華やかな雰囲気でした

あまり濃い色の桜は好みではなかったのですが、
‘陽光’の名のごとく温かみのある花の雰囲気にすっかり魅了されました





 

ウメ?

2007-02-20 | 双子葉植物・バラ亜綱
少々雰囲気が違うきがするんですが、
ウメのはなですかね…?

アンズやスモモはもっと違う形のようだし…
桃ともちょっと…

これから葉っぱが出てくるまで、
たまに観察してみようかと思います。

そういえば、今年はあまりウメの花つきが良くないようですね?
私が見たところだけかな??

前に聞いた話ですが、
ある人が「庭の梅が全然花が咲かない!なんとかならない?」と、
庭に詳しい人に頼みました。
あわれウメの木はバシバシ枝を切られて丸坊主にされたそうです。
頼んだ人はガックリ。
ところがそのよく年には今まで見たこともないくらい
沢山の花がついたそうです。

ウメの花つきは剪定にも左右されるそうです。
「桜切るばか、梅切らぬばか」なんてことわざもありますしね

桜はむやみに剪定すると、切り口からくさり弱ってしまうんですって。
一見おなじように見えるのに、管理のしかたはまったく違うんですね