仮名 “月輪”
(川崎市多摩区産)
タマノカンアオイは丸葉が多いと言われてますが“月輪”は愛くるしい丸葉。
銀葉と紺覆輪のかかりがこれからの期待。
丸葉で紺覆模様 見ごたえあります。
土に埋もれるように6ヶの花が(おしくらまんじゅう)咲いている。
タマノカンアオイの花が咲きました
普通花
普通のタマノカンアオイの花は茶色ぽい色をしていますが,色素が抜けた花を“素心”わずかに色素が残っている花を“準素心”又は“うるみ花”と言います。
花軸つぼみ色素が抜けています。
タマノカンアオイ“素心”東京都町田産
筒部に色素が残っています。
タマノカンアオイ“うるみ花”川崎市麻生産
黄緑色の中間色“うるみ花”東京都稲城市産
花の変化は少なく大切に育てたい
タマノカンアオイ斑の変化
H19撮影
5枚葉に1枚だけ斑縞が入っていた。
H20撮影
2枚葉の1枚に斑縞が去年と同じように入る。
その後H21,H22と斑縞は入らずH22秋に根分けをする。
H23.4撮影
今年4枚葉が出た1枚に縞が乗りました、この葉が固定すればいいのだが?
カンアオイの葉は冬も青々としているので、冬でも観賞できるが、葉に斑が入るとさらに観賞価値があがり、毎年斑が違うのでその年の出来、不出来が楽しい。
タマノカンアオイ亀甲葉
多摩の幻
亀甲模様にのりが入り亀甲葉では珍しいタイプ。
無名
紺地が強く模様柄もはっきり、照り、つやが綺麗。
無名(川崎市麻生区産)
特徴は亀甲柄の線が細く、株立ちになると葉裏に薄い赤が入る。
タマカンアオイの自生地は多摩丘陵地一帯でここ十数年でほとんどの自生地が宅地造成され少なくなりました、少しでも良い個体は残していきたいものです。
タマノカンアオイの花が咲きはじめました。
赤花 (川崎市麻生区産)
素心 (東京都町田市産)
準素心 (東京都稲城市産)
中間色 (川崎市麻生区産)
タマノカンアオイの花色の変化は少ないが、素心の緑色は綺麗だ
中間色もいいが花がそってしまうと、観賞価値がない
去年咲いた中間色花
いずれにしても、カンアオイの花は地味ですね
香華飯店よりお知らせ
明日4月20日(水)都合によりランチのみ営業、午後はお休みになりますご迷惑をお掛けします。 店主