今夜は岡山市内にある「ジャズ喫茶JRODAN」で開催される「ジャズ講座」へ出かける予定ですが、今日は朝から雨が降っていましたし、「男の隠れ家」に篭り、お気に入りレコードを聴いて過ごしています。
今日は、少しマニアックなレコードを引っ張り出して聴いています!
どれもこれも、当時としては革新的なアルバムで名盤です!
‘75年にECMから発売された、ヨーロッパを代表する革新的なギタリスト、Terje Rypdal(テリエ・リピダル)の二枚組アルバム・・“Odyssey(オッデセイ)”を引っ張り出して聴きました!
Terje Rypdal(テリエ・リピダル)は、ノルウェーのオスロ出身のヨーロッパを代表する革新的なギタリストでこのアルバムは当時のMiles DavisやWEATHER REPORTの影響を受けているようにも感じますが、透明感のあるサウンドはECM独特のものといえるでしょう。
48年前の古い録音ですが、古さは全く感じません!
イギリスのジャズロック・グループ“NUCLEUS(ニュークリアス)”の一作目のアルバム“Elastic Rock“を紹介します。
イアン・カー(Tp)が率いるジャズロックアルバムでエレクトリックマイルスの影響を受けた、ジャズ色の強いアルバムです。
イアン・カーのプレーはジャズそのものですし、ギターのクリス・スペディングのプレーもいいです。
50年以上前の古いレコードですが、全く古さを感じさせない内容で、楽しむことが出来ました!
“NUCLEUS(ニュークリアス)”を聴いていて、久しぶりにマイルスの“'Miles in the Sky”が聴きたくなりました。
マイルスがエレクトリック・サウンドを導入した記念すべき一枚といえると思います。
アルバムが発売された当時の小生の印象はそれまでのバリバリ吹きまくるマイルスの影は潜め、JAZZでも無く、ロックでもない、何か中途半端な印象であったように記憶していますが、このスタイルが以降のジャズの主流になっていったように感じています!
マイルスの“In a Silent Way”が聴きたくなりました。
このアルバムは、その後の70年代ジャズシーンに大きく影響を与えたとされる話題作で、ジャズアルバムとしての評価は大きく分かれるところですが、マイルス好きの小生にとっては最上のイージーリスニングジャズです・・。
聴いていて、実に気持ちのいいのです!
Terje RypdalのOdyssey を聴いていいて、なぜか、昔懐かしいロックの名盤”ピンク・フロイド/原子心母”を所持していることを思い出し、うん十年ぶりに聴いてみました。(A面だけですが・笑)
ロックバンドがこんなアルバムを作ることができるのが、当時としては驚きだったです!
このレコードは輸入盤で作りもかなり雑ですが、今となっては貴重盤かもしれません・笑