小暮荘物語 三浦しをん 2015年03月07日 | 三浦しおん ボロいアパートに住む人たちには、それぞれの生活があり、それぞれの思いがある。一目見ただけでは分からない。 そんなところに日々の暮らしの愛しさがある。
仏果を得ず 三浦しをん 2014年09月07日 | 三浦しおん つきつめていけるものがあるのは素晴らしいこと 何よりも大事なものを何より優先できる環境も。 人生をかけて突き詰めていくのは 人が生きる力につながるもの 本物に出会うなら、本物を突き詰めている人に出会うこと
シティ・マラソンズ 三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵 2013年04月17日 | 三浦しおん きっかけはたぶん人それぞれ。 だけどその時の気分ていうのはなんとなく似てるような気がするんだよね。 自分の中の血をさ、ぐるんぐるん自分の中でかき回したいとき そんな気分になってしまうとき 走ってるといろんな人が走ってるのが目に入るよ それぞれのペースでそれぞれの目線で それぞれの人生を走ってるようにね…
風が強く吹いている 三浦しをん 2013年02月09日 | 三浦しおん 自分が夢中になれるものが見つけられれば 一緒に目指す仲間が得られれば ともに汗を流した友がいれば 涙を思い切り流せる瞬間を迎えられて その時にあなたが横にいて微笑んでくれたなら 僕はずっとずっと走り続けていられると思う。
まほろ駅前番外地 三浦しおん 2012年12月18日 | 三浦しおん 人の想いは伝染する さみしかったりつらかったり 楽しかったり嬉しかったり そんな思いを共有できる時間こそが とても大切だしなによりも自分に力を与えてくれる 何も語らずともそばにいてくれる人が 何も語らずとも自分に力をくれている
神去なあなあ日常 三浦しおん 2012年11月23日 | 三浦しおん 大きな自然の中で暮らしていると きっと自分の小ささも自分のできることも 見えてしまうに違いない。 どうあらがったってしょうがないのだから がっつかず、自分の思うままに 自然体で生きていったらいいんだと。。。 感謝のこころを忘れずに 自分のそばにいてくれる人を大切にしながら
まほろ駅前多田便利軒 三浦しおん 2012年08月22日 | 三浦しおん 何を恐れているというのだろう どこまでいっても一人一人はひとりひとり 愛情というものは与えるものではなく、 愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうのだと思えれば どれだけ楽にいられるのだろう
月魚 三浦しをん 2006年08月11日 | 三浦しおん 古本屋という少し変わった世界に身をおく若者二人が、知らず知らずに背負った心の傷を抱えながら、成長していく姿を描いた作品。 主人公の二人にはどことなく、少し怪しげなシーンが続く。こういう関係は、なんとなく女性的な感性なのかなと思う。正直、あんまりわかんないんだよな。 ゆっくりと読む作品です。
私が語りはじめた彼は 2005年07月07日 | 三浦しおん 三浦しおんの本屋大賞ノミネート作品。 村川と言う大学教授とそれをとりまく男と女の物語。とはいっても、さわやかさなど微塵もない。 裏切られたり、寝取られたり、そんな人間模様が只々、絡まりながらつながっていく。 こんなにも、人は愛されることにすがって生きなきゃいけないのかなあ。 意外と飄々と生きていながら、実際には自分はほとんどストーリーに出てこなかった村川教授が、実は最も自然体で生きているような気がする。