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P の本棚

自分が読んだ本や見た映画の記録として。
ストーリーの紹介や感想ではありません。
あしからず。。。(__)

東京ポロロッカ 原宏一

2015年03月07日 | 原宏一
東京の荒川をアマゾンのように高潮が襲うらしい。
そんな普通考えればあり得ないような噂がひとびとの事情によってまるで真実のように、語られる。
いろんな駆け引きのなかで、一人歩き始める真しやかな噂。

ムボカ 原宏一

2013年08月08日 | 原宏一
素直に心踊らせることなんて、ずっと忘れていた。
自分が何をやりたいのかっていう気持ちにもふたをしていた。
大人ってそんなものだって思っていたから。
でも、ふと自分の気持ちに気づいてしまった。
向き合おうとしなかった自分の気持ちに。

でも自分の気持ちに人の人生を巻き込んでしまうことの重さにたじろいでしまう。
自分の大切な人に何一つ与えることができないのではないか
ただ奪うことにしかならないのではないか。

何も考えず無邪気に突き進むことができれば、どれほどいいんだろう。
ただ自分の欲望を求めることは自分のエゴではないのか。
巻き込まずに与える存在であり続ければ、大切な人の足を引っ張らないですむから。
ただ諦めていない自分にも気づいてる。一歩を踏み出すことが出来ないままで。

穴 原宏一

2012年04月30日 | 原宏一
何にこだわって行くのか
勝ち負けか
生き残りか
平穏な日常か

何にしても、
目の前にあることに追われる毎日を
繰り返し、繰り返し…。

リズムを変えてみたり、
顔をあげてみたり、
立ち止まってみたり。

たぶんずっと納得とか満足とか
行きつくことのないところに向かって
繰り返していくんだろうな

はかないと思えばはかないし
むなしいといえばむなしいし
いとしいと思えばいとしいし

たぶんそこを抜け出すのは、
ひとりではないことしかないのだと思う。

かつどん協議会 原宏一

2012年04月09日 | 原宏一
そんなばかなと紙一重のいつもの原ワールド。
くだらないところに転がっている真理や心理。。。

感情や欲望や愛情や躁鬱
いろんな波が人の心を支配し、動かしてる。
さあ、どっちに振れるのか。

ときには情愛だったり、ときには勘だったり。
ときには打算だったり、ときには行き当たりばったり…。

なんかこの感覚、舞台に向いた作品なのかもね。


トイレのポツポツ 原宏一

2012年01月30日 | 原宏一
結局大事なんは、ひとりひとりの人と人の信頼関係。
そういうことやね。

そりゃそうやわ。
安い値段でええもんなんて、手に入らへんし。

お金のための仕事は、効率よくしようとは思うけど、
お金のためにええ仕事しよとは思われへん。
でもさ、世話になった人のためやったら、
ええ仕事にしようと思うもんな。

そりゃ、そうやわ。
気持ちが入るかどうかやもんな。

佳代のキッチン 原宏一

2012年01月14日 | 原宏一
たしかに、人が一生をかけて探し続ける真実というものは、
目を見開いて歩きまわって探し回るものじゃなく、
そこにあるもの。
自分の足元に転がっているものなんやろうね。

自分の日常の中で、心を震わせてくれる人や言葉、
喜びや悲しみ、苦しみもすべて、
自分の命を生きているたまものやから。

そんなすべてが、自分の掌に握ることができる幸せなのだから。
そんな喜びを、自分の大切な友や大切な人と
分かち合えた時、それが自分の心の中のユートピアになるんちゃうかな。

極楽カンパニー 原宏一

2011年10月07日 | 原宏一
結局、極楽、ユートピアなんてないんちゃう?
すべてのしがらみから自分を解放してくれて
夢のような世界…

夢のような世界って何?
一体何がお望み?

自分の心に問いかけても、
誰も答えてなんてくれないし。
ましてや、人の口車になんて、決して乗っちゃいけない。

自分の中にありそうでない夢の世界
きっと、いつまでも幻のまま
あやふやにしておいた方がええと思うよ。

まあ帰ったら、とりあえず、ビールでも飲もうや。。。

こたつ 原宏一

2011年10月04日 | 原宏一
他人にはバカバカしく見えるかもしれない。

でも、とことんつきつめれば、
誰にも何も言えなくなる。

自分の大事なものにどれだけ打ち込めるか。
それが自分の糧となり、
自信をもたらせてくれるはず。

たとえ、それが「こたつ道」だったとしても?


姥捨てバス 原宏一

2009年01月14日 | 原宏一
なかなか目を引くタイトルの本です。
しかも、あの原宏一さんの作品ですから…期待は裏切りません。

「床下仙人」「天下り酒場」をはじめ、短編が多い原さんですが、
この作品は長編です。
しかしいつもながらの悲哀あふれるブラックのきいた物語。
書店員さんが自主制作したPOPから、口コミ的に話題になったという原さん。

みんな、ぜひ一度読んでもらいたいなぁ。


天下り酒場 原宏一

2007年12月09日 | 原宏一
床下仙人のあと、なかなか次の本を見つけられなかった
原宏一さんの本をなんと文庫本で見つけました。

またまたあの「床下~」同様の世界観。。。
そんなあほな・・・な、ブラックの効いた展開。
しかし、なぜかリアリティがあるんだよなぁ。
それが面白いところ。

あとがきの書店員さんの話に「うんうん」と頷いてしまった。
そうなんです。私も同じです。
この方の他の本をずっと、目で追っていましたから(笑)。

床下仙人 原宏一

2007年08月31日 | 原宏一
新大阪の駅構内の本屋で、店員さんのオススメとして
紹介されていたのが、この本。
出張の片道であっという間に読みきってしまいました。

思いがけず、短編集だったのですが、
どれも少しブラックの効いた、働きすぎのサラリーマンには
やるせない物語たちです。
でも、面白いのです。。。不思議。

少し違った作品も読んでみたいなと思わせる作家さんです。