ノーサラリーマン・ノークライ 中場利一

いったい何やってんだろうなあ、俺！

って、日々ため息ついてるサラリーマン

毎日毎日が繰り返しで、

自分がやりたいことと

自分がやってることのギャップにいらだったり

だけど、どうしていいのかも分からなかったり。

とりあえず、今できることをやるしかないって気づく。

まあ　とりあえず、前がかりでいることかな？

おやすみ、こわい夢をみないように 角田光代

いったいどうやって折り合いをつけていけばいいのか

あとになったら何でもないことでも

その時は、目一杯でどうしようもないぐらい大きな壁だった

自分が人からどう見られているのか

自分の居場所がどこにもないような気がして…


自分をさらけ出すことを怖れないで、

意外と気楽に生きてもいいみたいだよ。。。

てのひらの迷路 石田衣良

他人に優しいのはその人と自分の距離を確保するためだし

ひどく敏感になるのは相手が近づいてくるとき


誰かと一緒にいても、実はいつも一人になりたがっている

ラストソング 野沢尚

大切な人を幸せにすることができるのか

どんなに悩んだって、最後は自分の無力さを知るばかり…

自分にできることといえば、

大切な人のそばにいることだけ。

そして、大切な人と同じくらい

自分を大切にすること。

その人も自分も結局自分の足で前に進んでいくしかないのだから。。。

１ポンドの悲しみ 石田衣良

特別なドラマじゃなくて

何処にでもいる男が…

何処にでもいる女が…

見つけた瞬間。。。


そんなにビビットにくる話なんてそんなに聞かないけど…。

多分、人それぞれ。

「それもありだよね」が増えていくのが、大人でしょうか。

ＭＯＭＥＮＴ 本多孝好

確かにもったいないよなあ。



「死ぬ時に何を考えていると思う？」

最初は、自分の愛する家族のこととかかなぁ、なんて思いながら読んでました。



でも、生きてる間にそんなことを考えることに時間を使うなら

自分を生きることを楽しんだ方がいい。

うん、そうだね。

さみしいとか、悲しいとか、怖いとか、

いろんな感情が自分を揺さぶるだろうけど、

自分の「今」を大切に、

今の自分とその隣の人を大切に。。。

幸せを感じられる今を楽しんで。。。

ユージニア 恩田陸

「つまるところ、俺は、人間というものの正体を知りたいのかもしれない」

ふ～ん、そうかもしれないな。
どこに向かっているのか。何を探しているのか。

あのときも、もしかしてそうだったのかな。。。

おそめ 石井妙子

「さだめ」を受け入れ
「親しみ」を愛し、
「いさぎよさ」を持ち、
友を愛す。