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P の本棚

自分が読んだ本や見た映画の記録として。
ストーリーの紹介や感想ではありません。
あしからず。。。(__)

走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹

2013年06月24日 | 村上春樹
ある方に薦められて手に取った。
村上さんは、自分自身を乗り越えていくために走っているのだという。

酒も飲むし、辛かったらすぐ歩くし。。。
とてもとても、ここまで走ることに対して真摯に取り組めない。

甘い自分にできる程度で悪あがきしていくか。 。。

神の子どもたちはみな踊る 村上春樹

2008年01月15日 | 村上春樹
それは突然だった。

大きな地鳴りが、体を大きく振るわせた。

何か、とんでもないものが迫ってくる、

そんな感覚が自分の中から、溢れ出た。

どうしようもない巨大な力、

ただ動かず、その場でじっとしているしかなかった。

「起こってしまった…」

そんな思いが頭を過ぎる。



初めての体験なのに、

なぜかその瞬間の恐怖は何かを思い出させるようだった。

一体なんだろう?

いつ、どんな風にこの恐怖を味わったんだろう。。。。




13年経った今も、思い出せない。

なぜか、思い出せないままなんだ。

海辺のカフカ

2005年06月04日 | 村上春樹
久しぶりの村上春樹。やはり、あいかわらずまどろこしい文体。でも、読み入っていく中で面白くなっていったんだけど、最後の落としどころが納得いかないなあ。一体なんだったのか。んーっ。
そういった背景の整理がおろそかになっている。なんとなく書き進んで、そのまま終わっちゃったって感じでした。途中から面白くなってきただけに、残念です。あいかわらず演劇ちっくなせりふ回しはおもしろいんだけどなあ。
(ストーリー)
15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。