走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹 2013年06月24日 | 村上春樹 ある方に薦められて手に取った。 村上さんは、自分自身を乗り越えていくために走っているのだという。 酒も飲むし、辛かったらすぐ歩くし。。。 とてもとても、ここまで走ることに対して真摯に取り組めない。 甘い自分にできる程度で悪あがきしていくか。 。。
アフターダーク 村上春樹 2010年05月27日 | 村上春樹 生きているのに、自分をコロシテる そんな自分の人生じゃないみたいな毎日でもさ、 あきらめるんじゃなくて、目をそむけないでさ、 なさけない自分でも、ちゃんと見てると、 開き直れたらさ… いいことだってあるかもよ。。。
神の子どもたちはみな踊る 村上春樹 2008年01月15日 | 村上春樹 それは突然だった。 大きな地鳴りが、体を大きく振るわせた。 何か、とんでもないものが迫ってくる、 そんな感覚が自分の中から、溢れ出た。 どうしようもない巨大な力、 ただ動かず、その場でじっとしているしかなかった。 「起こってしまった…」 そんな思いが頭を過ぎる。 初めての体験なのに、 なぜかその瞬間の恐怖は何かを思い出させるようだった。 一体なんだろう? いつ、どんな風にこの恐怖を味わったんだろう。。。。 13年経った今も、思い出せない。 なぜか、思い出せないままなんだ。
海辺のカフカ 2005年06月04日 | 村上春樹 久しぶりの村上春樹。やはり、あいかわらずまどろこしい文体。でも、読み入っていく中で面白くなっていったんだけど、最後の落としどころが納得いかないなあ。一体なんだったのか。んーっ。 そういった背景の整理がおろそかになっている。なんとなく書き進んで、そのまま終わっちゃったって感じでした。途中から面白くなってきただけに、残念です。あいかわらず演劇ちっくなせりふ回しはおもしろいんだけどなあ。 (ストーリー) 15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。