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P の本棚

自分が読んだ本や見た映画の記録として。
ストーリーの紹介や感想ではありません。
あしからず。。。(__)

猟犬探偵 稲見一良

2007年04月11日 | 稲見一良
以前に読んだ「セントメリーのリボン」の続編ともいえる物語。

稲見さん独特の「ハードボイルド」の世界…です。
でも、中身は少しあったかいお話ばかり。

この作品を執筆している時すでに、稲見さんは自分の命の行方を知っていたというが、何かを残そうとしたんだろうか。


セント・メリーのリボン 稲見一良

2006年10月26日 | 稲見一良
帯に巻かれた「この文庫がすごい 第2位」につられて手に取った一冊。まったく予備知識なしだったのですが、山本周五郎賞を受賞した実力派のハードボイルド作家。残念なのは、94年に亡くなっていること。
好きな作家の次の作品を待つのって楽しいのですよ。でも遺作はちょっぴり悲しいのです。

で、この作品。短編の集まりなのですが、確かに最後のセントメリーが一番良かった。ハッピーエンドだしね。