猟犬探偵 稲見一良 2007年04月11日 | 稲見一良 以前に読んだ「セントメリーのリボン」の続編ともいえる物語。 稲見さん独特の「ハードボイルド」の世界…です。 でも、中身は少しあったかいお話ばかり。 この作品を執筆している時すでに、稲見さんは自分の命の行方を知っていたというが、何かを残そうとしたんだろうか。
男は旗 稲見一良 2007年03月21日 | 稲見一良 人生は自分で切り開くものである。 自分で楽しくするものである。 自分で夢見るものである。 自分の足で歩くものである。 自分の心のままに生きるものである。 そして、できれば、 大事な友と生きたいものである。
セント・メリーのリボン 稲見一良 2006年10月26日 | 稲見一良 帯に巻かれた「この文庫がすごい 第2位」につられて手に取った一冊。まったく予備知識なしだったのですが、山本周五郎賞を受賞した実力派のハードボイルド作家。残念なのは、94年に亡くなっていること。 好きな作家の次の作品を待つのって楽しいのですよ。でも遺作はちょっぴり悲しいのです。 で、この作品。短編の集まりなのですが、確かに最後のセントメリーが一番良かった。ハッピーエンドだしね。