夏はつま先まで可愛く&セクシーに!

2012-05-21 23:54:10 | 赤文字雑誌
さて、PC復帰後の本格的な投稿第一号は、もはやおなじみ!月に一回の「アレ」です。

そう、「赤文字雑誌のフライングゲット」。

本日、「CanCam」と「Ray」を見ることができたので、目を通した記事の一部を皆さんとシェアしたいと思います。いずれも23日発売で2012年7月号です。

(1)CanCam
まずは、対象年齢が一番広く取られ、題字もいまだに赤で表記されることから「赤文字雑誌の代表」となっているCanCam。

本来なら「表紙の人は…」で始まるところですが、今月もワケあって表紙の人については後述します。

巻頭の「Scoop」には、エルメス、プラダ、グッチなどの欧州ハイブランドの注目グッズ、コスメ・香水などの新作、話題の?新スポットなどに関する記事が掲載されています。今回注目したのは、「エルメスのトゥールビヨン」と「グッチのチョコセット」。エルメス社では、公式Webサイトの公開10周年を記念して、このたび限定グッズを発売しました。そのひとつが、名作のスカーフやストールと同じ布地を使用したブレスレット「トゥールビヨン」というわけです。また、グッチのチョコセットは、チョコの表面にブランドアイコン(バンブーバッグ、GGパターン、ディアマンテパターンなど)がかたどられたもの。ただのチョコ、といえばそれまでですが、表面に老舗のアイコンが描かれた逸品を頂くとなれば、思い入れもひとしお(グッチ好きな人に限り?)といえるでしょう。

「夏の大人化計画」を総テーマとする今月の特集は、浴衣商品とそれに合うヘアアレンジのPRからスタートします。続いて、今月から専属モデルデビューする「アンナ・ケイ」さんのインタビュー。数か月前の号からモデルとして登場している中国系の歌手で、資生堂TSUBAKIのCMにも出演されているそうです。表紙を飾るのもこの人。さらに、先月より専属デビューした森星(もり・ひかり)さん、ef-de20周年、いろはす、鉄板4コーデ…と続きます。全体に脚・二の腕の露出度は高いほうですが、ひざ上はあまり見せないものが多数でした。

さて、楽しい夏も近いですが、その夏を前にしてやってくるのが、あの忌々しい!梅雨。雨で大切な服やバッグ、靴が濡れて悪くなってしまうのは耐えがたい話ですが、かといって、そんな季節でもオシャレは楽しみたい!そんな方は、このあたりにある「レイングッズ」の特集をご覧になって、ご自身に合うものをお選びいただければと思います。

誌面中ほどは「いつものブランド」。見開き単位で同じブランドの商品が掲載された記事が、20ページほど続きます。

今月で5回目となる連載ドラマ「テニメント・ファンスター」は、前回「謎の女」が登場したくだりから、いよいよ本格的にドロドロした展開に。ZINZEと小春がいいムードになっているところに、やってきた黒服の男たち。そして、ふたりはある場所へ連れ去られてしまいます。その場所とは、ZINZEの母が経営する会社の社長室。いったいどうなってしまうの???

…って、なんか、どこかで見たような設定ですね。たとえば「●より男子」とか「花より●子」とか「花より男●」とか。ファッションのPRが主目的のドラマとはいえ、過去の名作の劣化コピーにだけはならないでほしいです。

誌面後半にさしかかると、まずはコスメ特集。日本国内・国外の各社コスメがメイク写真とともにPRされるのはいつも通りですが、今月は時期も手伝い、「ネイル」に関する記事にかなり力が入っていたように思います。続いて、ジャニーズ連載(今月のゲストは「Sexy Zone」)、ライフスタイル・カルチャー記事。ライフスタイル関連の記事では、「火曜日の使い方」「不幸な結婚」「夜遊び講座」「近藤しづかの無駄なく作り回しお弁当講座」「面接の落とし穴」「社内恋愛事情」と、特徴的な見出しが立て続けに登場します。なかでも、「火曜日の使い方」はかなり役に立つと思いました。逆に掘り下げがイマイチなのではと思ったのは、「不幸な結婚」。結婚生活がうまく回らない原因が、読者投稿・座談会記事とともに数多く挙げられ、傾向が詳細に説明されていましたが、では「対策は?」となると、あまり書かれていない。もう少し深く掘り下げて書かれていてもよかったのではないかと思います。

(2)Ray
続いて、対象年齢が一番若く、「カワイイ×セクシー」を掲げるRay。業務では通常手に入らないのですが、なぜかここ3か月連続で配本されています。

表紙はおなじみの香里奈。ピンクの背景に、夏のジュエリーを身にまとって登場しています。

巻頭の記事では、グッチの小物、有名人のリピートグッズ(ファッションアイテム、コスメ、アロマなど)、サマンサシリーズの小物が取り上げられています。メインスタイリスト・渡邊恵子さんの連載記事では、花柄、フルーツ柄などのポップな夏らしいアイテムがフィーチャーされています。

目次後の特集記事は、内容としては割といつも通りで、ギンガムチェック、小花柄、マリンスタイル、パステルカラーなど、本誌らしいアイテムが掲載商品の多数を占めました。中には、「美脚時代」と題して、パンツ、スカートなどで「脚をきれいに見せよう」というテーマの特集、映画「ガール」の公開に関連して、香里奈と共演する向井理さんが香里奈の衣装にコメントする記事も見られました。

誌面中ほどには、「Rayモデルが可愛い理由」という特集が掲載されています。記事によると、専属モデルの美優(みゆ)さんは、実はモーニング娘。になりたかったとか?!
CanCamでもみられた浴衣特集や、タヒチで撮影した水着の特集(前号の続編)も掲載されました。一方、今回は、「いつものブランド」記事はごく少数にとどまりました。

誌面後半にはコスメ、その他美容アイテム、浴衣ヘアアレンジに関する特集が掲載されています。注目は「素足美人」。サンダルのシーズンになると、足元までみられることになりますので、ここも抜かりなく綺麗にしましょう、ということで、フットケアグッズ、ネイルアートなどが取り上げられています。

そして、続くカルチャー・ライフスタイル記事、通称「白黒面」。実は、今月号最大の注目ポイントはココ。テーマは「肉食女子のための"草食のふり"講座」(このキーワード自体が、いろいろとツッコミどころ満載なんですが、本旨と外れるのでここでは触れません)。あまりガツガツしているとえげつなくて男性が引いてしまうので、男性にアドバンテージを握らせて、受け入れやすくするために有効なテクが解説されています。記事によると、「経験人数を聞かれたときの最適解は3人」だとか。D教祖様公認の「マクドナルド占い」も注目。ちなみに私は「ハンバーガー」で、相性最適は「フィレオフィッシュ」でした。

全体としての見どころは、白黒面と「脚」ではないかと思います。コーディネート全般に脚を積極的に見せていて、さらには一部記事の見出しにまでしているほどですので、これが一番の見どころといって差し支えないでしょう。それを抜きにしても、やっぱり脚は太ももからつま先まで綺麗な方がいいですよね(笑)

明日は、手に入れば「JJ」「ViVi」について解説し、総評をまとめたいと思います。