彩色写真というだけでなんだかわくわくしますが、
京都駅構内の「ふたば書房京都駅店」で出合い、早速購入したのがこの本です。
彩色写真は、明治期に外国人のお土産用に作られた擬似カラー写真で、
今から見ると、懐かしさと不思議さの入り混じったものです。
お土産用だったので、大都市や周辺の観光地が多いそうですが、
この本では、明治中期の京都の有名どころが彩色写真と銅版画で紹介されています。
冒頭にある金閣寺は昭和25年放火により焼失してしまいますが、
ここには明治20年代の金閣寺が写っています。
当時は金閣寺に登り、庭園を鑑賞する方式だったようで、
2階部分に直接登れるよう仮設の渡り廊下が作られています。
また今の金閣寺は近年貼りなおした金箔により光り輝いていますが、
この写真では寂びた風情が漂っています。
(下の写真は今回の旅行で撮影したもの)
新聞連載をまとめたものですが、連載時にはあった現在の比較写真を割愛し、
銅版画や別の彩色写真に差し替えられています。
ちょっと重いのですが、手に持って現在と比較しながら歩くのも楽しそうです。
(ちなみにふたば書房の書皮も品があって良いですね。)
京都駅構内の「ふたば書房京都駅店」で出合い、早速購入したのがこの本です。
彩色写真は、明治期に外国人のお土産用に作られた擬似カラー写真で、
今から見ると、懐かしさと不思議さの入り混じったものです。
お土産用だったので、大都市や周辺の観光地が多いそうですが、
この本では、明治中期の京都の有名どころが彩色写真と銅版画で紹介されています。
冒頭にある金閣寺は昭和25年放火により焼失してしまいますが、
ここには明治20年代の金閣寺が写っています。
当時は金閣寺に登り、庭園を鑑賞する方式だったようで、
2階部分に直接登れるよう仮設の渡り廊下が作られています。
また今の金閣寺は近年貼りなおした金箔により光り輝いていますが、
この写真では寂びた風情が漂っています。
(下の写真は今回の旅行で撮影したもの)
新聞連載をまとめたものですが、連載時にはあった現在の比較写真を割愛し、
銅版画や別の彩色写真に差し替えられています。
ちょっと重いのですが、手に持って現在と比較しながら歩くのも楽しそうです。
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大学生の頃に一度行ったのですが、諸事情により、有名な名所を見て回ることができなかったんです。
修学旅行も京都じゃなかったので、金閣寺も実際に見たことがなかったりします。。。
もう一度行って、有名どころを巡りたいですね☆
ところで、今更で申し訳ないのですが、図書館屋さんのブログをリンク(お気に入り)登録してもよろしいでしょうか?
京都、いいですねぇ。私図書館屋も観光で行ったのは十数年ぶりです。その前は大学のゼミ合宿で奈良、京都に行っただけなので、ほとんど初めてのようなものです。周りたいところはたくさんあるのにお休みがない(^^;。
でも何度でも行きたい所ですよね。