海野和男氏の『デジタルカメラで撮る海野和男昆虫写真』を読んだ。
海野氏は私図書館屋の好きな写真家で（栗林慧氏も好きだが）、
その写真には昆虫への愛を感じる。
そういえば、
私図書館屋も十数年前３５ミリの一眼レフＥＯＳ１００を購入し
（結婚したばかりの頃奥方に無断で買ってしまったが故、未だ愚痴がでる）、
交換レンズも安いのばかり数本揃えたりして、一応カメラ好きということになっていた。
しかし、
撮った写真の大半は子どもたちの写真であり、
かつ、
奥方がコンパクトカメラで撮った方が評判が良いという屈辱を味わい、
結局２年程前シャッター付近への油漏れから壊れてしまったのである。
その間「ＮＩＫＯＮ ＣＯＯＬＰＩＸ８８０」、「ＣＡＮＯＮ Ｐｏｗｅｒ Ｓｈｏｔ Ｓ1 ＩＳ」の２台のデジカメで凌いでいたが、今月ＣＡＮＯＮから手頃なデジタル一眼レフ「ＥＯＳ ＫｉｓｓデジタルＸ」が発売されるという。
う～～～～～～ん、欲しい！
ソニーの「α１００」も手に取ると持って逃げたくなるカメラだが、
いかんせん私図書館屋の持つレンズはＣＡＮＯＮマウントなので・・・・・・・・。
そういうことで「α１００」とほぼ同等の、そして交換レンズの使える「ＥＯＳ ＫｉｓｓデジタルＸ」は私図書館屋垂涎の品なのである。
何の話か判らなくなったが、海野氏の本では昆虫撮影の注意点やポイントがコンパクトに解説され、見本の写真は図鑑とは一線を画する美しいものである。また、棲息環境が判るように撮影されていたり、行動をおさえた上での撮影などノウハウも語られている。おまけは機材リストと糸井重里氏との対談。
美味しい本である。
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