お兄ちゃんはボクが守る。
しかし、子猫って元気。ギズモは推定1歳になるところ、3キロ代で止まった。
どてどてどてーと1日中・・と言っても、平日は私たちは朝と夜しかいないわけだけど、
とにかく走り回っている。どんだけ元気?
というより、にゃんこのくせに忍び足ができない猫って初めてよ。
勝手にボールを転がして、部屋中暴走しているかと思えば、ちびを追いかけ、
2匹でダッシュ。はたまたのろちゃんを追いかけまわして、「しゃーーー!」と
怒られてみたり。とにかくにぎやかである。
不思議なことに、上のミズトモには絡まないのだな。
年齢差10近くもいくと、ミズトモから見れば、「何やら騒々しい」と
チラ見レーベル。
自然と下っ子3匹は寝室のBedが所定位置。上の2匹はリビングと
住み分け基本ルールがありつつ、みんな仲がよくて本当にラッキーだと思う。
毎日5匹をなでる瞬間、あー・・今死にたいなぁ。と思うくらいだ。
にゃんこと完全にシンクロしている。今なら使途殲滅可能、(えば)
てか、無敵。
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さて、更新が1ヶ月ほどあいてしまった。
先月中頃、ベージュの子を里親さんに引き渡した。
オットの会社の人で、休日に夫婦で、わざわざ神奈川から来てくれて、
病院で対面し、ベージュ子は「なんてかわいいの!」と、もらわれていった。が、
これより少し前にご夫婦は、
パグの仔犬を飼い始めてしまったと言う事で、残念ながら
2匹譲渡にならなかった。ワンコも飼いたかったのだと。
初めてのどうぶつ飼いで、仔犬と仔猫いっぺんに。は、正直大丈夫か?と
心配したのだけど、準備は万全にしていただいたし、ふたりともかなり真剣に
お勉強されていたので、(家も本を読み漁ったなぁ。最初は)
いまや2匹仲良く暮らしているそう♪
有名なチワトラさんならぬ、パグトラさんになれるよね。
めでたしめでたし。
クロコは、その後、里親を探し中に、カビ(真菌)が発生し、
治療中である。片目はうっすら曇るくらいで、問題はないが、
カビとはねぇ・・・。他の4匹はお外で元気にやっておる。
ベージュ子のバルボと、クロコの片目とカビ・・・保護した2匹はビンゴで救えたというか、
よかったのだと思っている。
ギズモよりノラ気質全開のクロコだったけれど、いまや甘えん坊の
シャイボーイになり、面会に行っても、おとなーしくしている。
腕の間に頭をうずめてくる。
くるねこさんのボン兄の様相で真っ黒で可愛い。とっても。
このまま、里親さんが見つからなければ、もしかしたら・・・家の子に。
治療が長引きそうなので、ここは腰を据えて、ゆっくり行き先を探すつもり。
いつもこうなってから、思うのだ。
お外で兄弟たちと楽しく暮らしていたのに、急につかまって、
突然たくさんの人に囲まれ、ケージの中での生活が始まる。のみのカイカイはなくなるし、
ぐちぐちの目もすっきりし、体も元気になるわけだし、
ご飯は毎日もらえるし、人間は優しいし、病院在住のにゃんこにも甘えられる。
けれどーーー
オスだし、外にいればテリトリを求めていずれいなくなる。
外の世界と内の世界とどっちがよかったのか、いまだ迷うこともある。
もちろん致命的なケガや病気は治してあげたい。
今回もいずれは弱った2匹を保護していたのだと思う。
それも私たちの目の前で弱っていたらの話だけど・・・
こう・・確固たる信念ってのが、揺らぐんだよね。割と簡単に。
もちろん、動き出したからには責任はもちろん最後までとるんだけどね。
ベージュ子もそのうちバルボで死んでたし、クロコの目も濁ったまんま、
カビなら兄弟みんなに移り、被害は大きくなるところだったと思う。
ま、このような葛藤も、結局にゃんこ自身は、何日もすれば
もう忘れてしまうのだ。
兄弟の顔も、自分がどうやってつかまってここへ来たかも。
だから、新しい生活に入ればリッパなウチネコにもなれる。
暑い夏に、ノミにまみれなくても、危険と隣り合わせにならなくても、
冬に寒さに凍えなくてもいい。
今はきれいにふさがった、ギズモの口脇にあいてた痛々しい穴を
思いだす。カラスに突かれたんでしょう。の穴。
今、口を大きくあけてあくびしてる。腹出して寝とる。
ギズモがきて1年たとうという時。
6匹目に迷いがないことはないのだが、これが最後のニュース。
「家を買いました」
いつかニャンハウスを・・・という夢が叶ったわけで。これで堂々と
にゃんこが飼える環境が、我が家にも整ったのである。
夢と言えばステキだけれど、実際住宅購入は簡単な買物ではなく、(あたりまえ)
ここ1ヶ月、本当に目まぐるしく、心苦しく、でもうきうきと
また情緒が乱れるに乱れるような有様であった。ほら、変化とか
苦手なくせに、変化を求めるあまのじゃく。
決めたら即断。あとから、チキンハートをふるわせて、「買っちゃったよぅ・・どうちよう・・」
とか葛藤と緊張にまみれていたわけで。(笑)
ようやく全てがかたづき、来月のお引っ越しまでもうひとふんばりってところである。
引っ越したら、にゃんこ達と共に、アップしていきます♪
全く、このくそ暑い夏に、どたばた何やってんだか。
色々まとまらないけど、
これからも生まれては死んでいくかも知れない、マンションの子猫たちを
見る事ができなくなるのが、引っ越す上で一番心残りではある。