歴史の中の100大王

なんだか、涼しいのを通り越して、寒くなってきたソウルです。
サイトの更新が一向にできないまま、早くも10月になってしまいました。。。＜遠い目
いやー、何も書けなひ～～、ってな状態が一か月も続くと、さすがにやばいかもですね。
今月は真顔で取り組んでみて、それでも駄目なら。。。＜どうしよう（滝汗）

ともあれ、雑記ですが、ちょっとした発見談なぞ…（ほんまか？）


　　　　　　


モニターの調子が悪かった時、ＰＣできないので仕方なく
近くの図書館に行ってみた。
図書館、日本なら大喜びでしょっちゅう利用するところだが、いかんせんここは異国。。。
ハングル文字の本がずらーっと並んでいても、読むのがやっぱり大変なので
めったに手にとらないのだけれど、その日は珍しく目を引いた一冊があった。

『歴史が記憶する世界の100大帝王』という本。
フルカラーで、画像がいっぱいということもあり（笑）
歴史好きのわたくし、思わず手にとってしまったのだ。

まぁ、中身はタイトル通り、世界史の著名な王様達の紹介。
世界史だから、古代エジプトのメネス王から始まり、ローマのカエサルやコンスタンティヌス帝、
中世のチャールズ大帝やルイ1世、ヘンリー8世やロシアのエカテリーナ女帝など、
まぁ実に錚々たる御顔ぶれである。

東洋では、主にインドや中国からアショーカ王とか、唐の李世民とか、トルコのオスマン一世とか…。

で、驚いたことに、その中になんと日本代表もいたのですな！！

こ、こんな中に入るほど有名な日本の天皇！？
一体、どなた様で？？？

と見てみると。。。
意外なことに、推古女帝と、明治天皇でした。
＜…何と言うか、意外じゃないです？


　
推古天皇　：　日本史で初めて自ら天皇と称した君主で、初の女性天皇であった推古天皇は、聖徳太子を重用し、前代未聞の改革を行って、日本の新時代を開いた王である。

　
明治天皇　：　幕府体制を覆して、明治維新を実現し、日本をして近代国家への道を歩ませ、西欧列強諸国に負けない近代国家をつくりだした…

紹介文を超大まかにまとめると、こんな感じ。。。

日本では大河ドラマになるのは大体、戦国時代か幕末が多いけど、
＜たまには清盛みたいな時代もあるけどねん
もっと思い切って、韓国で広開土王をやったＫＢＳみたいに、古代とか
舞台をもってきたら、珍しくて面白いかも。。。
＜いやー、史実が少な過ぎて一年分のドラマにはできないんだろうなぁ（ーー;）


他国では大体、王様を中心として国が動いてるから、有名なのは王様自身だけど、
日本はかなり特殊だなー、と読みながら改めて思った。
特に中世以後、武士政権になってから、活躍するのは武将ばっかりで、
王様である天皇ご自身は、本当に活躍の場がなかったもんねぇ。


日本史の中で活躍された天皇様って、天智天皇と後醍醐天皇とか…
確かにあまり記憶にないような気がする。
明治維新の立て役者も、何と言っても薩摩や長州、土佐の藩士達だし。

こういう歴史をもってる国って、珍しいのかもしれないと思った。