Romance Kobo Diary

ミルキー・ポピンズ(上月美青)の晴れ、時々韓国ライフなDiary

古代史ロマン探訪(その2)

2006-11-28 | Korean Life
もういいよ、と言われそうな気も大いにするのだけれど…、(^^;)
やっぱり記念なので、記憶に新しいうちに書いておこうと思う。

先日の記事はロマンロマン連呼してる割には、どうも古墳のことしか書いてない。(ーー;)

客観的に見ると、こんなぼこぼこ小山のドコがロマンだ? とか
言われそうな気もする…<ハハ、スンマセン
……まぁ、とにかく続きである。

それから善徳女王と言う人が600年代に作らせたという、石造りの天文台やら、
どさくさにまぎれて李氏朝鮮時代の石造りの氷室やら、こまごました遺跡を
学芸員さんのご説明つきで見学したあと、<半分もわかりませんでした(^^;)
いよいよ、お昼っ! レストラン
バリバリの伝統韓国料理を、かなり最後近くまで頑張って堪能し(笑)
(こまごました 丸い皿にちょっとづつ大量の種類のおかずが並ぶ式)
いよいよ期待の仏国寺へ。
あの奈良飛鳥の仏像とも関連が深いとされてる(と思ったが記憶は曖昧)
石仏のある石窟庵で有名な、ユネスコ世界文化遺産にも登録されてるお寺です。

ところが、スケジュールに不審に思いガイドさんに確認したところ……
え~~~、石窟庵には行かないの? <がびーーーん
ここまで来てて、そんなぁ、と思ったのですが、聞いてみると
石窟庵と言うのは山の中に掘られた場所で、そこまでここから大人の脚で
山の中を片道30分歩かねばならないそうです。
メインの子供達にきついということで、今回は日程に入っていませんでした。
<うーん、確かに。着いた先が石造りの大仏では余計だろうし… (^^;)
ということで、一番見たかったのがこれだったので、残念でしたが、
仕方ない、と、気を取り直していざ仏国寺。

国宝級のものが ずらずらアルお寺ですが建物自体はどう見ても新しいような気がする。
もともと6世紀から8世紀にかけて建てられたお寺だというけれど、
どちらかといえば、建築様式も近代風だな、と思いながら先生に
何気なくお尋ねしてみると、急に真顔になられてしまった・・・。<ヤーな予感?

『ソレは、あの壬申倭乱(慶長文禄の役)のときに全て破壊されたからなのですよ』
<ひょえええ!
聞いた私がおおバカでした。
ああ、太閤殿下の夢の(傷)跡は、ここにもあったのか~~~。
<だーから、調べてから行けってば

そうなのですね、パンフレットによれば日本軍がこの寺に火を放って、
新羅時代の文化遺産の建築物をことごとくほとんど灰にしてしまったそうです。
いまあるのは、その後李氏朝鮮時代に立て直された建物。
但し石塔などは無事でしたので、そのまま残っています。
はぁ…(深いため息)
<あのぼーきょでいいことは一つもなかったね、太閤殿下、としみじみ思うなぁ
という訳でこういうのばかり、印象に残って帰ってきた仏国寺…
さすがに広かったですよ~~。

たくさんある建物、大仏やるしゃな仏像など、色々拝観していたら小雨が降ってきて、ちょっと濡れたりしながら。

それから、東海(日本海)に回って荒れてきている海を見て、
(子供はココが一番喜んでいたかも・笑)
8時の汽車で慶州をあとにしました。

家に帰り着いたら、11時過ぎてました。
くったくたになりましたが、非常に有意義な一日旅行でありました。

月曜日、学校の先生方にお土産を持っていったことはいうまでもない(笑)

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