~無題~
2015-09-28 | 詩

何を書きたいのか わからないまま
白いページをめくる
そう言えば 昨日の散歩道
向日葵がコスモスやヒガンバナと
まだ、野原で遊んでいた
もうそろそろ譲ってもいいのに
居場所にいついたら 離れられないのか
「誰を待っているの」
思わず声をかけてしまいそうになって
しばらく立止まったっけ
少しだけ秋風に揺れる花たちに 混ざって
ひとりだけしゃんとしているようで 寂しそう
天を仰ぎながら 何かを見つめている
どこに行きたいの その先に何が待っているの
何時だったか
向日葵に助けられたことがあった
想いだしながら 泣いた日のこと
書きはじめている....