![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/81/f025c884b1f86689be630e3502fac4e6_s.jpg)
突然 懐かしい
友達からの手紙に 驚いてしまう
何十年ぶりだろう
以前のクラス会から 会えていないから
ひよっとして その案内だろうか
何て 予想しながら
頭を巡らせ 開けてみる
薄い緑の和紙 三枚の便せんに
書かれていた文字 まさに
学生時代を思い出させる タッチと言葉
何々....
「年賀状はメールにします」と
(何だ 何だ 何故 わざわざ?)
メールにした理由を 気持ちで
伝えたいとのことだった
現在の 生活の様子と共に
真意を解かって欲しいと 書いてあった
何とも あの人らしい
何とも 素敵な気遣い
専門学生の頃
同じ釜の飯で過ごした 仲間の絆が
思い出されて 何かしら
心和む ひととき
思わず 了解メールをしたけど~
(手紙が書けない私...)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/37/3ffd26641eba9d2789cdc04c07b9625e.png)
昨日まで降っていた 雨も止んで
待っていた 陽射しの強さに
驚いきもしたけど 空を見上げると
何もかも 生きづいたように
優しい吐息をしている
何処へ行きたい
何処へ行こうか
雲も流れず
碧空だけが 何もかも
お見通しで 呼んでいる
透き通る緑の風に 野花が揺れる
丘の向こう 山並みを越えて
遥か彼方の 海辺の町へ
飛んで行きたい・・・・けど
そう 雲に乗りたい
子供の頃に見た夢が いまここ
風のなかにあるから 風にまかせて
出掛けよう~か?
誰かに会いたい
誰かとお喋りしたい
白い砂浜は 波音だけが
騒ぐから ざわめく風に
少しだけ 夢を語って
現実に戻ればいい 可笑しな話を
あのでっかい海に語ってみる
さあ 風に乗って
さあ 雲に乗って
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/df/a9f2dc062f84ffb1cd21e06f4afc0571_s.jpg)
何処から来て
何処へ行くのか
何処にでも咲いて
何処かで待っている
いつの間にか 仲間を増やしながら
野辺いちめん 真っ赤に染めた彼岸花
見かたによっては どのようにも映り
不思議さでいっぱい
花びらが独特のかたち 表情だから
線香花火のように繊細で すぐに
折れてしまいそうな弱々しさ
燃え上がる炎や鬼火のように
妖しい雰囲気と怖さ
併せ持っている それに
素朴な美しさも加わって
何かが漂い 何かで面白い
どう思われても 構わない
どう感じられても ありのまま
秋風に吹かれ 揺れながら
碧空の陽射しに
季節を伝え 季節を彩り 季節に咲いて
思いっきり 目立ち
魅せる花
何処でも 何処かで会えるから
彼岸花に 会いに行こうよ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/35/8bc956abb494d01d1e5bad9c1ff4629a.png)
いつの間にか
庭の樹木が 色づき始め
少しづつ 黄色や薄茶 赤茶に
変身しょうとしている
どうしたい
どうなりたい
今朝は すっかり
秋風に吹かれているよう
そよぐような 仕種で
冷気に驚かされ
揺れているのか
季節の恵みを受けて
緑葉が秋色で染まっても
その後は 枯れ葉色で
寂しさを演出しながら
舞い落ちる
草木も 野花も
小鳥も 虫たちも
もうすぐ 乾いた風から
涼風のなかへ 仲間入り
どうなる
どうしょう
蒼空を仰ぎながら
秋の気配に 陽射しを
追いかけて~