ふと思ったのですが、我が国には仏教と神道という2つの宗教が同棲しています。これを選択制でそれぞれ好きな方を選ぶといのは如何でしょう。なぜこのように思ったかと言いますと、宗教は本来信じる宗教以外は排除すると言う考え方があります。我が国ではそのような考え方はないように思います。なんとなくどっちつかずになっているのではないか。良く考えれば先祖の事はそれなりに理解している部分もあります。仏教は誰が開祖でどういう教えであるかなど分かっています。分かっていない仏教もあるのかも知れません。個人的には知りえないでいます。反対に神道は誰が開祖であるか、どのような教えかなどほとんど理解していません。ただ誰誰が祭られていると言う事は聞きます。その人がどういう教えを説いたかとなると理解している人は少ないのでしょう。神社によって祭られている人が異なり、どうすれば良いのか混乱してしまいます。普通はこのように考えて神社にお参りをしている訳ではありません。なんとなく厳かであり希望を聞き届けてくれるのであろうと思って参拝しています。宗教が2つ存在して不都合ではありません。どちらかに集中した方がなんとなくですが良いように思えます。根拠は全くありません。なんでも一つより二つが良いと考えればよいわけです。氏子と門徒が同時に存在するとなんでもニ倍の経費が要ります。これも一つにする適当な理由です。逆にニ倍の御利益があると考えればどうなんでしょう。どうも心の中では一つを信じているのかも知れません。あえてここでは言いません。