気の向くままに!

思いついたことを気の向くままに記載します。限定した話題はありません。

浅間山の噴火予測

2009-02-03 10:55:00 | Weblog
浅間山噴火 監視の努力がいかされた

2009年2月3日(火)1時39分配信 読売新聞


 長期間にわたって地道に集めたデータが物を言う。その好例だ。

 群馬・長野県境にある浅間山(2568メートル)が噴火した。小規模というが、噴石も飛散し、噴煙は一時2000メートルの高さまで達した。

 近隣の長野県軽井沢町のほか東京都心や、横浜市、千葉県君津市など広域で降灰が観測された。

 今後も、小規模噴火や中規模噴火が繰り返される可能性があるという。火口周辺では、噴火の熱で雪が解けて、泥流が発生する恐れも指摘されている。

 大噴火したこともある山だ。当分、警戒は怠れない。周辺自治体や政府は、異変を見逃さないよう監視を続けることが大切だ。

 今回は直前予測が成功した。以前から東京大が観測網を設け、近年の浅間山の活動も踏まえて気象庁と観測を強化していた。地震増加や山の膨張などのデータを1日までに得て、気象庁が同日、「噴火警戒レベル」引き上げを公表し入山規制も始まっていた。

 予測成功は、警戒レベル公表の制度が2007年12月に導入されて、初めてとなる。それまで気象庁は、火山活動について情報を提供するだけで、対応は住民たちの判断に委ねられていた。

 制度導入前の2000年に噴火した北海道・有珠山は一例だ。気象庁の監視体制も十分でなく、長年、有珠山を研究してきた北海道大が噴火を警告した。家を放棄して避難するよう住民に求めるべきか、自治体は判断に悩んだ。

 今は、気象庁と関係自治体が事前に協議しておくことになっている。これを踏まえ、「平常」「火口周辺規制」「入山規制」「避難準備」「避難」の5段階でレベルを公表する。浅間山は今回、レベル2から3に上がっていた。

 日本は火山国だ。108の活火山がある。浅間山の例は、他の火山でも、監視を続けることが重要なことを印象づけた。

 ただ、こうした体制が整っている火山は21か所にとどまる。自治体の対応が固まっていないこともあるが、火山の観測体制が先細りなことも響いている。

 これまでは各地の国立大が観測と研究を主導し、気象庁にもデータを提供していた。しかし、財源難で老朽化した観測機器を更新できない。研究者も減った。

 文部科学省は来年度から、国立大が重点観測する火山を今の半分以下の15か所程度に絞る。浅間山や桜島など活発な火山以外は監視が手薄になる。それでいいか、検討しておく必要もあるだろう。

科学の勝利とでも言いましょうか、一昔前ならこのような事は不可能なとであったと記事にもあります。活火山の地道な観測とそれを分析できる科学者の勝利だと感じます。火山学者に敬意を評したいと思います。今後とも彼らの活躍に期待したいものです。科学の発達を実感するときでもありました。




イオンの決算について従弟との話

2009-02-03 09:01:58 | Weblog
先日久しぶりに従兄と会い話の中でイオンの話が出ました。彼の家の近くにイオンの店があるのも話が出た事に関係があると思います。イオンの今期の決算は赤字になるらしいとの事です。その原因を彼は、安売りにあるとしています。確かに限度を超えた安売りを行えば赤字になるでしょう。彼の話はおそらく昨年秋から始めた円高差益還元セールの話をしているのだと思います。私はイオン自体ある程度覚悟はあったのだと感じます。秋に円が上がり、すぐに差益を還元できるわけはありません。今年の差益を先取りした形で行っているわけであり、将来を見越した物であるとも感じています。企業戦略としての安売りでありそれが即実を結ぶ環境にあるか否かは、経営陣の判断です。その点も含めて考える必要があるのではないでしょうか。あまりその時には突っ込みを入れなかったのですが、ここで改めて突っ込んでおきます。

農業に就職を

2009-02-03 08:36:42 | Weblog
きついから?農林水産業の求人1900件、就業151人
2009年2月2日(月)20:21
 農林水産省の井出道雄次官は2日の定例記者会見で、同省が全国に設けた新規就業窓口に寄せられた約1900件の求人情報に対し、1月末までに就職に結びついたのはわずか151人だったことを明らかにした。

 自動車産業など製造業で削減された派遣社員などに、農山漁村で働いてもらおうと昨年12月から始めた試みだが、今のところ、農林水産業の不人気ぶりが鮮明になっている。

 就職した151人の内訳は、農場や養鶏場などの農畜産業が76人、植林作業などの林業が70人、漁船の乗組員などの水産業が5人。ただ、求人への問い合わせは7000件を超えており、関心は高いようだ。

 就職件数の低迷について、井出次官は「農林水産業は、経験のない人が入って行くにはハードルがある」と分析した。

 「給料が少なく仕事はきつい。待遇を改善しなければ誰も働きたがらない」(自民党議員)と指摘する声もある。(読売新聞より)

農業は人気ないようです。私は米の生産しか知りませんが、今はそれほどきついものではありません。機械が発達し田植え、稲刈り、耕作などなどきつい仕事は機械がしてくれます。自動車と同じように乗って操縦すれば良いだけです。イメージとしてきつい仕事であると感じられているのでしょう。米づくりだけであれば今やくとも汚れない仕事が多くあります。これらの現状をPRしないのも良くないのではないでしょうか。ただ米づくりが農業のすべてではありません。野菜、花、果物、畜産など多くの分野があります。どうしても機械化が出来ないものもあります。これに関してはきつい場面も出てくるのも事実です。昔と違いすべてにきつい仕事ばかりではありません。機械化も進み多くの場面でかなり楽な仕事になってきています。多くは田舎で行われる仕事で、アフターファイブを都会と同じ感覚で楽しもうとできないのも事実です。田舎は田舎なりの楽しみがあると思います。ものづくりの楽しさ、自然相手のものづくりであるため自然との共生とでも言いましょうか、それが実感できる仕事であることは事実です。毎日頭を自然に向けて仕事をしなければならない楽しさもあります。ここに紹介されて居る多くの興味ある人が農業を行えば食料問題も前進するのではないでしょうか。