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いぬBlog by mikipoo

mikipooやトイプードルのCandice、フレンチブルのhanaの日常をつづるブログ

人が動くと書いて働く

2004-07-11 16:38:55 | 仕事
 今日は投票を済ませた後、仕事で使うレースの布と
麦わら帽子を買いに、渋谷のマルナン109に行った。
マルナンは相変わらず、美川憲一以外のだれがこの布を使って洋服を作るんだぁぁぁ!
ってかんじのものすごい模様の布が売ってるし、
スクランブル交差点をどうやって渡って来たんだ~~!って
聞きたくなるようなおばあちゃんが布を選んでいたりする。
私は洋裁はできないが、マルナンはとても好きなショップだ。

 そして、109である。中学・高校と学校の帰りには
かならず109に寄り、我が物顔でたむろしていた私であるが、
もう何年もここには足を踏み入れてない。
109の店頭でキャンペーンをしているギャル(死語)の
かわいらしさを見るにつけ、
ああ、中学生で現役バリバリのMEWでも連れてくれば
よかったな~~と弱気になる私。
折りしもバーゲン中なので、109の店内は恐らく私の半分も
生きていないだろうと思われる若造で鮨詰状態だ。

(へへへ、いやー、あたしの私服を買いにきたわけじゃあ
ないんですよ。
 ただね、ちょっとね。仕事で麦わら帽子を使うんでね。
 安くてこじゃれたのがないかなあって思いましてね。
 いやあ、隅っこでいいからちょっと通らせてくださいよ)
と、だれに言い訳してるんだかよくわからんが、
心の中でモゴモゴといいつつ店内を物色する私。
完全に負け犬モードである。

そんな明らかに場違いの私に、B1Fの「ベルス」という
ブティックの店員さんは優しかった。
セールでお店がごった返しているのに、
「麦わら帽子を探しているんですけど」
と聞くと、店頭にはない商品をたくさん倉庫から出してきて、
色や素材、つばの広さやかぶる部分の深さを比べて見せてくれた。
ちょうどイメージ通りの麦わら帽子があったので買おうとすると、
セールの値札が付いていない商品なのに値段を引いてくれた。
「そのうち、この帽子も値段引いて店に出すんですから」
そう言って朗らかに笑った。

私は、世代を問わず一生懸命心を込めて働いている人が好きだ。
逆に、たらたらと時間をつぶすような働き方しかしないくせに、
給料が安いだの仕事がつまらんだのと愚痴ばかりの人間は大嫌いだ。

ベルスの店員さんは、恐らくまだ10代で、
ピアスをいっぱいつけた女の子。
格好だけ見たら、引いてしまうおばさんもいるだろう。
でも、その子の働きぶりは、ほんとにパーフェクトだった。
最近の若い子も捨てたもんじゃないねえと感動したので、
思わずいらん小物もたくさん買ってしまった。

帰りに東急のれん街でおいしいお惣菜を買って帰る予定だったのだが
その分のお金も使い果たしてしまったので、
結局おかずが生協の「冷凍食品 ひとくちメンチカツ」だったことは内緒だ。

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