いぬBlog by mikipoo

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瀧川鯉朝真打昇進披露興行

2006-08-02 19:04:13 | 映画・サブカル

今日は、友人と一緒に瀧川鯉朝さんの落語を見に
国立演芸場へ行った。

瀧川鯉朝さんには、いつもと学会でお世話になっている。
今年の4月に真打に昇進されてからは、
寄席になるべく足を運んで応援するようにしているのだ。

国立演芸場で落語を見たのは初めてなんだけど、
すげーきれいな演芸場でびっくり。


最初は瀧川鯉橋さんの「寿限無」。
実は私、ナマで寿限無を聞くのははじめて。
すげえ!ほんとに
「寿限無、寿限無、5劫のすりきれ、海砂利水魚、
 水行末、雲行末、風行末食う寝るところに住むところ、
 やぶら小路ぶら小路、パイポ、パイポ、パイポのシューリンガン、
 シューリンガンのグーリンダイ 
 グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」
って言ってる! って感動。
あ、最後は長助ではなく、鯉朝さんの本名である「ひろのり」だったけど。

次はマグナム小林さんのバイオリン漫談。
この人、初めて見たんだけどすごかった。
救急車の音とか、
スーパーに入ったときの「ファフォファフォファフォファフォ~~♪」
って呼び鈴の音とか
大相撲の呼び出しさんの会話や行司の仕切りなどを
全部バイオリンで再現するの。
ピアノ習っていたとき、絶対音感を試し合うため
生徒同士で生活音の耳コピをよくやったけど、
バイオリンで再現するのは新しい。
しかも適度にくだらないの。
新幹線のぞみの音を再現した次は、ひかりとこだま。
もちろんどの音も変わらないわけで、そのくだらなさが最高に笑えた。
あとね、打ち上げ花火もやってた。
ヒューっていう音はバイオリンで再現して、
最後のドドーンは飛び跳ねるの。
展開は読めてたんだけど、笑えるんだよねえ。
バイオリン弾きながらタップダンスは踊るし、
タップシューズを利用して暴れん坊将軍のテーマソングを
馬の蹄の音付で再現するし、もう最高。

春風亭昇太さんは、ちりとてちん
これは前にも聞いたけど、オチがわかっているのに笑える。

瀧川鯉昇さんは、粗忽の釘

昔昔亭桃太郎さんは、欽ちゃんの悪口をさんざん言った後、
新作落語の「結婚相談所」。
駄洒落の連発が最高にイイ。

口上は瀧川鯉之助さん、瀧川鯉昇さん、橘左近さん、昔昔亭桃太郎さん。

林家二楽さんは紙切り。
東北三大祭り、「たがや」など
かなり難しい注文が客席から出されていた。
ちなみに、紙切りのリクエストをしてできあがった紙をもらうときは
御祝儀を包んで渡すのがエチケットとのこと。


鯉朝さんは、おなじみ「竹の水仙」。
っていうか、私が鯉朝さんの落語を聞くときはいつも甚五郎ネタだなあ。
たまには新作とか聞いてみたい!
タイミングが悪いのかしらん。

落語に本格的にハマり出したのは
鯉朝さんが真打になってからなんだけど、
今、タイガー&ドラゴンを見たらより楽しめるだろうな。
DVD買っちゃおうかなあ。

落語ってすごく、ゆっくりな笑いでいい。
漫才やコントも面白いんだけど、せき立てるように笑わされるから
最近正直疲れるときもある。
江戸時代から伝わる小咄を聞きながらせんべいをかじり、
まったりのんびり笑うのって今の私にはちょうどいいかんじ。
歳を取ったのかなあ。

→読んでくださってありがとうございました。
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