Managerの つぶやき

 
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宇宙博2014@幕張メッセ

2014-08-31 22:47:42 | つぶやき…

今年は空前の宇宙ブームで、「宙(そら)ガール」も急増中だとか
そんな中、招待券をいただいたので、イトカワさんの微粒子を見に、特別公開最終日「宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦」に行って来ました。




会場の幕張メッセ(10,11ホール)に11:40到着。

チケット売り場はガラガラで、入場の待ち時間はゼロでした。
人気の割には空いている
ガラス越しに見えるイオンタワーとテクノガーデンが懐かしいです。



入り口で会場マップをもらいました。
「NASA展示エリア」「JAXA・日本の宇宙開発展示エリア」「火星探査展示エリア」「未来の宇宙開発展示エリア」に総数約500点が展示され、国内外の宇宙技術を実物モデルなどを通して体験できます。



スペースシャトル打ち上げの映像からスタートし、「LC-39A」と書いてあるスペースゲートを通ります。
「LC-39A」とは、ケネディ宇宙センターの第39複合発射施設(Launch Complex 39)発射台の番号で
宇宙船に乗り込む搭乗口を再現しています。

左の青がアメリカ、右の赤がロシアに分けて宇宙開発の歴史をたどります。
1961年に「10年以内に米国人を月に送る」と宣言した第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディのTV映像が印象的でした。

ここからはエリア別に画像の説明をしたいと思います。

◆NASA展示エリア

 

まず目に飛び込んだのは、今回の目玉!
アポロ17号司令船(実物大モデル)と着水時に使用されたパラシュート(実物)
実際に使われたパラシュートには大気圏を通って熱くなった宇宙船に着水時にくっついて焦げた部分や破れなどがあります。


1人乗り宇宙船「マーキュリー」


ジェミニ宇宙船の再突入モジュール(宇宙から帰還する宇宙船の一部)のレプリカ


アポロ月面作業道具

歴代の名前が表示され何度も開発を重ねてきたことがわかります。


アポロ15号 月面車 ルナビークル(Lunar Roving Vehicle)

ポルシェが引き受けボーイングが製造,タイヤはグッドイヤーだそうです。
月面走行車のタイヤは、網の目でした。

 
ロシアの月面無人探査ロボット ルノホート2号(Lunokhod 2) 3号機かも?


NASA歴代の宇宙服が勢ぞろい


サターンVロケットの1/10サイズの模型


左:アポロ上昇段用の試作エンジン、右:タイタンⅠ液体燃料ロケットエンジン

 
ガラスに「液体燃料ロケットの理論」の難解な計算式が落書きされたオブジェを見つけました。
ガリレオみたい。


海に落ちた宇宙船やパラシュートの回収に使った救命道具


米国の宇宙ステーション「スカイラブ(Sky Laboratory)」


NASA最後のスペースシャトル(宇宙往還機)アトランティスの前部胴体とキャビン(実物大モデル)

全長37メートルのオービターのうち、長さ9メートルの最前部を再現しています。
7人乗り?外見はちゃっちい作りですが、コックピットはリアルに再現されています。
30分以上並んだのに「これだけ?」って感じでした。


◆JAXA・日本の宇宙開発展示エリア


お目当てのイトカワさんの微粒子にも行列が出来ていました。

2010年 小惑星探査機「はやぶさ」は「イトカワ」の微粒子を回収し、7年の旅を終えて地球に帰還しました。
小惑星のサンプルリターンを成功させたのは史上初のことだそうです。
回収した微粒子を顕微鏡で実際に見ることが出来ました。
顕微鏡からコードでつながってモニターに映っているのと同じものが見えました。
当たり前ですが、もしかしたら違ったものが見えるのかと・・・。

上空には、キラキラ光るイカロスの羽と、ブルーの太陽電池パドル国際宇宙ステーション(ISS)がありました!

小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」はソーラーセイルの実物を展示
国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station) 1/10モデル
実物はサッカー場と同じ大きさで、地上約400Km上空に建設されています

 
国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟(実物大モデル)

こちらもアトランティス同様30分以上並びましたね・・・。
「きぼう」の中に入って、科学実験や宇宙生活の様子がわかります。
ThinkPadも搭載されていました。たぶんA31pかT61pです。


 写真を撮りすぎて、なにを撮ったのか調べてもわかりません・・・。

下段左:H-IIロケット8号機エンジンの一部
下段右:日本初人工衛星「おおすみ」

日本のロケット開発の歴史をたどる展示物が並んでいました。

◆火星探査展示エリア


火星探査車「キュリオシティ」
NASA製作実物大モデル機が米国外で初登場! 全長3m、重さ900Kg

スロープから全体が見渡せます。
キュリオシティはNASAが火星探査ミッションで使用する宇宙船「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory、MSL)」が装備している探査機「ローバー」の愛称。2011年11月26日(米国西海岸時間)にMSLと共に火星へ打ち上げられ、現在も火星探査を続けています。

<触れる隕石シリーズ>

鉄隕石と南極隕石を触ってみました。
プラスチックの作り物みたいでしたが、神秘的な気を感じました。


◆未来の宇宙開発展示エリア

ドリームチェイサー、宇宙エレベーターとかあったんだけど、疲れちゃって写真撮る気力もなくなっていました・・・。
この宇宙開発プロジェクト、もはや夢ではないです!

◆スペースショップ(お土産編)


お土産欲しかったんだけど、レジがあまりの混みようで買うのを断念しました・・・。

全部回るのに4時間くらいかかりましたね。
印象に残ったものをいくつかupしようと思ったけど、
せっかくだから、ぎゅーぎゅーに押し込んじゃいました(笑)

NASA・JAXAさんより多数の出品協力で相当お金がかかっている事はチケット代からもうかがえます。

宇宙開発が始まってまだ60年。

この短い歴史の中で宇宙に飛び立ち、月に立ち、星の欠片を持ち帰るまでになりました。
人類の宇宙進出は、ライカ犬にはじまり事故で亡くなった飛行士たちの犠牲のうえに成り立っていることを忘れてはいけないですね。

宇宙には行ってみたい気もするけど、地球から星を眺めている方がいいかなー。