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おうち映画(日本)・ペナルティ・ループ/仕掛人・藤枝梅安

2025年04月05日 | 映画(国内)
「ペナルティ・ループ」
2024年
【日本映画専門チャンネル】

岩森淳(若葉竜也)は素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に恋人の唯(山下リオ)を殺されてしまいます
自らの手で溝口に復讐することを決意した岩森は、綿密な計画を立てて殺害を実行するのですが、翌朝目覚めると周囲の様子は昨日と全く同じで、殺したはずの溝口も生きているのです
なぜか時間が昨日に戻っていることに気づいた岩森は戸惑いながらも復讐を繰り返しますが、何度殺してもまた同じ日に戻ってしまい……


タイムループの中で岩森は何度も復讐の殺人を繰り返しますが、溝口も同じくループしており対策を講じてきます
やがて、これがタイムループではなく仮想空間での演出だということがわかります
この仮想空間で、契約者は好きなだけ復讐を遂げることができるのです
繰り返される復讐劇の中で、岩森と溝口は何かに気づいていきます
大変奥の深い作品でした
若葉さん観たさに鑑賞
これは何度も観直して主人公の心の動きを確かめたい作品です
       






「仕掛人・藤枝梅安」
2022年
【時代劇専門チャンネル】

1部と2部、続けて鑑賞しました

江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安(豊川悦司)には、腕の良い医者という表の顔と、生かしておいてはならない者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔がありました
そんな梅安がある日、料理屋を訪ね、仕掛の標的であるおかみ・おみの(天海祐希)の顔を見た瞬間、思わず息をのみます
その対面は、梅安自身の暗い身の上を思い出させるものでした

原作が池波正太郎くらいしか知らなかったのですが、問題なく映画の世界に入り込むことができました
表の顔と裏の顔を持つダークヒーローには惹かれますよね
“仕掛人”の仕事とは別に、梅安とおみのの経緯が切なかったです



続けて2部
梅安が相棒の彦次郎(片岡愛之助)と京に向かう道中、ある男の顔を見て彦次郎は憎しみを露にします
その男は彦次郎の妻と子を死に追いやった、彦次郎にとっては絶対に許せない仇でした
そして、上方の顔役で殺しの依頼を仲介する元締から彦次郎の仇の仕掛を依頼された梅安は、京の町で浪人の井上半十郎(佐藤浩市)とすれ違います
井上と梅安もまた憎悪の鎖でつながれていました

憎悪+憎悪の連続
胸糞悪くなるシーンが多かったですが作品表現には必要なのでしょうね

そんな中
1部2部とも
食事のシーンが気に入りました
それも料亭の御馳走などでなく、梅安と彦次郎が差し向いで食べる湯豆腐や鍋がすごく美味しそうなのです
さらに
癒されるのは梅安の診療所兼自宅で働くおせき(高畑淳子)
梅安や亭主を気遣いつつ明るく忙しく働く女性にホッとします
もう一人、料亭で女中として働くおもん(菅野美穂)
心から梅安を慕う姿は哀しくもあり、切なくもあり
菅野さん、大熱演でした

2部のエンドロールの後、梅安とすれ違った男は…?
あの役者さんだったからあの人ですよね?
思わずニンマリしてしまいました

久々、大作を観ました
時代劇の人気は下降線とのことですが、まだまだ捨てたもんじゃありませんね
  



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