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おうち映画(海外)を5本

2020年06月06日 | 映画(海外)
「オズの魔法使」
原題 THE WIZARD OF OZ
1939年 アメリカ
【BSプレミアム】

おばさん、おじさん、下働きのハンク(レイ・ボルジャー)、ヒッコリー(ジャック・ヘイリー)、ジーク(バート・ラー)、愛犬トトと共にカンザスの農場に暮らす少女ドロシー(ジュディ・ガーランド)は虹の彼方のどこかにより良い場所があると夢見る少女です
ある日、占い師マーヴェル(フランク・モーガン)を訪ねて帰宅したところ大きなトルネードに襲われて気を失い、愛犬と共に魔法の国オズへと運ばれてしまいます
そこで出会った北の良い魔女(ビリー・バーク)の助言に従い、オズの魔法使いに会ってカンザスへ戻してもらうためエメラルドシティを目指します
途中で彼女は知恵が欲しい案山子(レイ・ボルジャー)、心が欲しいブリキ男(ジャック・ヘイリー)、勇気が欲しいライオン(バート・ラー)に出会い、彼らと絆を深めながら旅をともにします

1939年制作にしては見事な特殊メイクでした
ジュディ・ガーランドが、扱いにくくなる年齢相応の不満がいっぱい、でも素直で健気で愛らしくて憎めない夢見る少女を熱演、また愛犬トトや周囲を固める大人たちが素晴らしかったです
今回、はじめて最初から最後まで通して鑑賞しました
「家が一番」と願えば家に戻れるのですね♪
    




「僕のワンダフルライフ」
原題 A DOG’S PURPOSE
2017年 アメリカ
【ムービープラス】

飼い主の少年と再び巡り合うため生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いたドラマ
ゴールデンレドリバーの子犬ベイリーは自分の命を救ってくれた少年イーサンと固い絆で結ばれていきます
やがて寿命を終えたベイリーはイーサンに会いたい一心で生まれ変わりを繰り返すようになりますがなかなか遭遇できません

それほどでもなかろうと思っていましたが、何が何が、最初のゴールデンレドリバー・ベイリーが老衰で、2度目の警察犬・エリーが犯人に撃たれて死を迎える度、そしてようやく3度目でイーサンに出会えて彼がこの犬がベイリーの生まれ変わりと気づくところでは涙涙でした

犬が、自分は何のために生まれてくるのだろうと考え続け出した結論は至って単純明快
あくまで犬目線で描かれており、犬が人の癒しになるとか、責任を持って飼うとか、一方的な人間目線でないところに好感が持てました
 




「かごの中の瞳」
原題 ALL I SEE IS YOU
2016年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】

夫のジェームス(ジェイソン・クラーク)と赴任先のバンコクで幸せな結婚生活を送るジーナ(ブレイク・ライブリー)は、子供の頃に交通事故に遭い視力を失っていましたが、献身的な夫の支えで何不自由のない生活を送っていました
医師の勧めで角膜移植を受け片方の視力を取り戻したジーナは心から喜ぶ一方で、初めて目にした夫の姿が夢想していたものと違い失望するのでした
これまで眠っていた好奇心や冒険心が目覚め、流行りのファッションに身を包み髪を染め外の世界へと飛び出していくジーナにジェームズは疑念と嫉妬を感じるようになります

ジェームズがジーナに対して、目が見えなかった間“お前は目が見えないんだぞ”的な圧力をじんわりと掛け続けていたことや、視力を回復した彼女を取り戻すためにやったことはいただけませんが、ジーナはこれまで自分に尽くしてくれていた夫に対する感謝の気持ちを全く持ち合わせなかったのでしょうか
何だか腹が立ちました

優しい夫は冴えない中年のオヤジで、若くて美しい妻は失望した…
ラストは残酷で後味の悪いものでした
    




「赤いアモーレ」
原題 NON TI MUOVERE
2004年 イタリア
【シネフィルWOWOW】

外科医の男と貧しい境遇の女性との不倫の恋愛を描いたラブストーリー

外科医ティモーテオ(セルジオ・カステリット)が勤務する病院にバイク事故を起こした一人娘が運び込まれます
瀕死と聞いた彼は愕然とし、窓の外を見ると雨の中、椅子に掛けた女性の後ろ姿が見えます
足元に置いてあるバッグから、ふと15年前に失った愛するイタリア(ペネロペ・クルス)との出来事を思い出します

いつものことですが、最初のうちはイタリア人の恋愛観についていけず「それは無いでしょう?」の連続でしたが終盤になってくるに従い、心から人を愛するとは?、自分の死をもってティモーテオへの愛の強さを伝えたイタリアの苦しすぎすぎる思いなどに心が痛くなるほどでした
娘の意識が回復したと聞かされた後、窓の外に女性の姿は無く…
ティモーテオはロッカーに隠してあったイタリアの遺品、赤いパンプスをそっと椅子があった場所に置いて立ち去ります
不倫ものですが命の大切さを扱っていて、鑑賞後は不思議と穏やかな気持ちになりました
    




「グエムル-漢江の怪物-」
原題 THE HOST
2006年 韓国
【ムービープラス】

ソウルの中心を流れる漢江の河川敷で小さな売店を営みながら暮らすパク一家
普段と変わらない日を送っていましたが、ある日突然漢江から飛び出してきた謎の巨大怪物に末娘を奪われてしまいます

主人公のダメ親父役がソン・ガンホということで観ました
怪物が人を襲うシーンは残忍でグロテスクで目を背けたくなりましたが、韓国人の情の篤さやコメディ要素もあって何とか最後まで観られました
ウィルス云々、アメリカや政府への風刺が、コロナ渦中にある今リアル過ぎ!
突込みどころの多い作品でした( *´艸`)
    


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