角川書店
2013年11月 初版発行
228頁
「アカイツタ」
女子高の臨時教員・荻原は美術準備室で見つけた少女の自画像に惹かれます
それは、荻原の恩師・真壁の娘、小波がモデルでした
やがて、彼は小波と父親の秘密を知ってしまいます
「イヌガン」
大手家電メーカーに勤める耀は、年上の澪と同棲中
彼女の言動に不安を抱いた耀が尾行すると、そこには意外な人物がいて…
過去を背負った女と囚われる男たち
主人公は違いますが、この2編は繋がっています
どこかが壊れている登場人物たち
2編とも、冒頭は千早さんの世界観にとても惹きつけられたのですが、ホラーもどきの展開を見せる終盤についていけなくなり、とにかく結末まで、と惰性で何とか読み終えました
小波、怖すぎ…
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