川上弘美「森へ行きましょう」 2025年01月24日 | か行の作家 日本経済新聞出版社2017年10月 第1刷507頁1966年、丙午の同じ日に生まれた留津とルツパラレルワールドに生きる二人の女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」、無数の分岐点で無数の選択をしてきた自分、選び、進み、後悔し、また選ぶその時、隣にいるのは誰でしょう人生は、一度きりのとりかえしのつかないものだと、留津は思っていたでも、そうではなかったのだいくらでも、人生はとりかえることができるの . . . 本文を読む