先日、「不思議の国のアリス展」に行き、興味を持ったので、Amazonさんでポチっとな♪した本。
『スナーク狩り』。
トーベ・ヤンソン挿絵版です。
読みました〜ヽ(´▽`)/
このトーベ・ヤンソン挿絵版ですが、数年前に出版された時、「欲しい!!」と思っていたものの、なんとなく買いそびれたまま、今に至ってたのですよ〜。
でも、アリス展に行ったことがきっかけで、「買おう!!!」と。
挿絵的に、「スノーク狩り」と間違えそう(笑)
てか、キャロル作品なのに、頭に広がるのはムーミン谷の世界かも!?
で。
『スナーク狩り』。
「スナーク」という謎の怪物を追うため、真っ白な海図を持って冒険に出た、9人と1匹のビーバー。
彼らが辿り着いた不気味な島には、果たして、スナーク居るのか?
スナークとは何者なのか?
というストーリーなのですが。
なんとも言えない、不気味な怖さのある詩でした。
怖いながらも、五・七・五…で、訳されているので、リズムがあって読みやすい。
だから、より作品に引き込まれて易くて、怖いのかも!
最後まで、「何が起こるんだろう?」ってドキドキ緊張しながら読みました。
スナークにまつわるラストシーンは、ネタバレになるので自重(^m^)
いろんな解釈が出来そう…てか、意味がないようでありそう、というか、凄く想像力を掻き立てられて、いろんな想像ができるのも、また怖い!
そして、思ったのが。
これって、やっぱり、原書で読んだ方が、より楽しめるのでは?と(*゚▽゚*)
言葉遊び的なものがいっぱい散りばめられてるっぽいですし。
原書も、読んでみたいです。
あっ。
そういえば、宮部みゆきさんの作品にも『スナーク狩り』ってありますよね?
本歌取りっぽいのかな??
いろいろ気になる、気になる♪♪
久しぶりにキャロル作品を読めて、よかったです( ´ ▽ ` )