★ベルの徒然なるままに★

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映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』

2011年11月04日 | 映画鑑賞記
公開日の翌日、早々に見てきました!

映画『三銃士~王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。
密かに、前売りまで買って楽しみにしていたのですよね(^m^)

お目当ては、今作で、初の悪役を演じるブルーム様(//▽//)


映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』最新予告編


アレクサンドラ・デュマの作品『三銃士』を、映画『バイオハザード』シリーズの監督が、多彩なアクションを取り入れて作った、新しい『三銃士』!!

物語の舞台は17世紀のフランス。

主人公は、銃士になる事を目指し、田舎からパリへと出て来た、純朴で正義感溢れる18歳の青年・ダルタニアン。
彼は、ふとしたことから、偶然に、三銃士アトス、ポルトス、アラミスと知り合いになり、成り行きで彼らと一緒に、4人で40人の敵を倒すことに!

その後、国王・ルイ13世から宮殿に呼ばれたダルタニアンと三銃士は、そこで英仏の和平交渉にやって来た英国のバッキンガム公爵と美女・ミレディと会うのでした。

一方、ルイ13世の治世に不満を持つリシュリュー枢機卿は、フランスを我が物にすべく、画策を練っています。
そして、王妃とバッキンガム公爵の不貞をでっち上げるため、悪女・ミレディに王妃の首飾りを盗み出させるのでした。

そう、ミレディは、バッキンガム公爵と共にありながら、リシュリュー卿のスパイでもある、二重スパイだったのです。

こうして王妃の首飾りは、バッキンガム公爵の手元へ。

5日間以内に首飾りを取り戻さないと、王妃が不貞を疑われ、その立場が危うくなる・・・と、王妃の侍女・コンスタンスから、首飾り奪回を頼まれたダルタニアン。

こうして、ダルタニアンと三銃士は、バッキンガム公爵の元へと、戦いを挑みに行くのでした・・・。




とにかく、凄く面白かったです!
これぞ、エンターテイメント、娯楽大作って感じの作品かな。
凄く良かったです!


・・・・・・え?

この時代に、飛行船はまだ無かっただろ!?、とか、飛行船に乗ってドンパチやったら、水素爆発が起こるだろ!?、とかのツッコミは無しの方向で、お願いしますよ(^^)b

なんというか、新しいスタイルの三銃士ということで。ある意味、ファンタジーでもありますし。
元々、エンターテイメント大作なのですからp(^^)q

楽しんだ者勝ち!

そんなツッコミは野暮ってモンですよ( ̄V ̄)v笑


私は時間の関係で2Dで見たのですが、これは3Dで見たかったなぁ~。
3Dの方が、迫力がありそう~。
とはいえ2Dでも十二分に楽しめましたよ。


で。
この映画の登場人物。というか、物語。


全体的にギャグテイストがあるというか。
登場人物一人一人、どことなく面白可笑しい味があります。

主役のダルタニアンも、三銃士の面々も。

そして、今回、悪役を演じるブルーム様のバッキンガム公爵も然り。

っていうか、ブルーム様のバッキンガム公爵。・・・一応、設定では、「目的のためには手段を選ばない危険人物」となってはいますが。
いかにも、冷酷非情な悪役というのではなくて。どことな~く、オマヌケ感が漂いまくっています(笑)
動作とか表情などの所作も、なんというか・・・『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスパロウ船長っぽく見えたりもするしな~(笑)


てか!

この作品の悪役って、皆、オマヌケ感がどことなくある!
だから、「敵」といえど憎めないし。
全体的に、「マンガ」のような面白さがあったと思います。

そんな、マンガのような男達の間で暗躍する、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる、悪女・ミレディは、凄い存在感。
もう、お色気ムンムンでした(///)

『バイオハザード』の監督だけあって、冒頭で、トラップの中をくぐり抜けるミラや、はたまた、中盤、王妃の首飾りを盗む際、トラップを交わすミラは、『バイオハザード』のアリスのようで。

シーンやアクション自体も、『バイオハザード』を彷彿とさせるというか、パロディ的な意味合いもあったのかなぁと思いましたです。


そして。

なかなかに強烈な個性のある三銃士の面々。
そんな中で、若きダルタニアンは、ちょっと影が薄い感じも否めませんでした。
ですが、田舎から出てきた正義感溢れる純朴な青年を、時にコミカルに、時にシリアスに演じられていたと思います。


この映画の見所は、宮廷での華やかなファッション(特に女性陣)と、ド派手なアクション!
特に、空中でのバトルはワクワクしました。

個人的にはブルーム様の出番がもっともっと欲しかったですがね(^^;



所で。
ホントの『三銃士』ってどんなお話でしたっけ?(笑)

私、小学生の時に、児童向けに書かれた『三銃士』は読んだのですが・・・もう忘れちゃったな~。
角川から、上・中・下巻で原作出てるし。

これを機会に読んでみても良いかも~。


そして、この作品。

当然のことながら、続編があります!

それもめちゃめちゃ楽しみですね。