ドラゴンズ日本一 2007年11月02日 | つぶやき日記 このブログを読んでくださっている、 みなさん、おはようございます。 みなさん、応援ありがとうございました。 山井・岩瀬の継投でパーフェクトゲーム。 悲願の53年ぶりの日本一になれました。 強く願い、あきらめることなく努力を続けると、 夢はかなうことを教えてくれました。 感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。 ※カウンター53000を踏まれた方は ぜひご連絡を。 53000カウンターを踏んだ時、 日本一と願掛けしていましたが、 早くに達成しました。 引き続き、ときどき覗いてくださいね。 取り急ぎお礼申し上げます。 11/2 未歩♪ « 日本シリーズ・第5戦 | トップ | カウンター53000達成 »
23 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 昨日の試合 (日本一) 2007-11-02 06:55:51 中日、53年ぶり2度目の日本一! 山井、岩瀬の完全リレースポーツナビ - 2007/11/1 20:43 オレ竜が地元で日本一! 2007年プロ野球日本シリーズ第5戦が1日、ナゴヤドームで行われ、中日が1対0と北海道日本ハムを下し、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。2回、1死二、三塁から平田の犠牲フライで1点を先制。先発・山井が8回までパーフェクトピッチングを展開すると、最後は岩瀬が3者凡退に打ち取る完全リレーで、最少得点を守り抜いた。シーズン2位ながらクライマックスシリーズ第1ステージ、第2ステージを負けなしで勝ち上がった中日。日本シリーズは初戦敗退のあと、4連勝。53年ぶりの日本一に、落合監督は4度宙に舞った。 中日は2回にウッズ、中村紀の連打などで二、三塁のチャンスをつくると、平田の犠牲フライで1点を先制した。投げてはプレーオフ初登板となった山井が快刀乱麻のピッチング。両コーナーを突くタテのスライダーのコントロールが抜群で、北海道日本ハム打線に的を絞らせない。3ボールになったのも6回の先頭打者だった金子誠だけ。8回を86球とテンポ良く、6奪三振と見事な投球を見せた。最後は完全試合の可能性がありつつも、守護神・岩瀬に投手交代。岩瀬が打者3人できっちりと打ち取って、継投による完全試合を達成した。 北海道日本ハムは最後まで打線が振るわなかった。後のない北海道日本ハムは中4日でダルビッシュが先発。2回に平田の犠飛で1点を失うも、ストレートが150キロに届かないなど万全の状態ではない中、スライダーとフォークを織り交ぜ、7回で11三振を奪った。しかし、打線が1人の走者も出せず、ダルビッシュの熱投に応えられなかった。 昨年の日本一から新庄、小笠原、岡島と主力選手が抜けた苦しい状態から、まとまりでリーグ連覇を達成した北海道日本ハムだったが、2連覇はならなかった。2003年以来指揮を執り、北海道に日本ハムを根付かせたヒルマン監督の日本での挑戦が幕を閉じた。 返信する 喜び爆発 (祝勝会) 2007-11-02 06:57:25 【中日】祝勝会で喜び爆発/日本S2007年11月2日(金) 0時18分 日刊スポーツ <日本シリーズ:中日1-0日本ハム>◇第5戦◇1日◇ナゴヤドーム 中日ナインが、ビールかけに酔った。用意された2000本余りのビールは、瞬く間になくなった。会場となったナゴヤドーム内のスペースは、屋内のためビールのにおいが充満。締めくくりのあいさつに立った井上選手会長は「今日、この後は自由解散ということで。山に登るなり、川に入るなり好きなようにしてください」と笑わせ、最後は万歳三唱でお開きとなった。 返信する 昨日の試合 (スポーツナビ) 2007-11-02 07:01:02 オレ竜が地元で日本一! 2007年プロ野球日本シリーズ第5戦が1日、ナゴヤドームで行われ、中日が1対0と北海道日本ハムを下し、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。2回、1死二、三塁から平田の犠牲フライで1点を先制。先発・山井が8回までパーフェクトピッチングを展開すると、最後は岩瀬が3者凡退に打ち取る完全リレーで、最少得点を守り抜いた。シーズン2位ながらクライマックスシリーズ第1ステージ、第2ステージを負けなしで勝ち上がった中日。日本シリーズは初戦敗退のあと、4連勝。53年ぶりの日本一に、落合監督は4度宙に舞った。 中日は2回にウッズ、中村紀の連打などで二、三塁のチャンスをつくると、平田の犠牲フライで1点を先制した。投げてはプレーオフ初登板となった山井が快刀乱麻のピッチング。両コーナーを突くタテのスライダーのコントロールが抜群で、北海道日本ハム打線に的を絞らせない。3ボールになったのも6回の先頭打者だった金子誠だけ。8回を86球とテンポ良く、6奪三振と見事な投球を見せた。最後は完全試合の可能性がありつつも、守護神・岩瀬に投手交代。岩瀬が打者3人できっちりと打ち取って、継投による完全試合を達成した。 北海道日本ハムは最後まで打線が振るわなかった。後のない北海道日本ハムは中4日でダルビッシュが先発。2回に平田の犠飛で1点を失うも、ストレートが150キロに届かないなど万全の状態ではない中、スライダーとフォークを織り交ぜ、7回で11三振を奪った。しかし、打線が1人の走者も出せず、ダルビッシュの熱投に応えられなかった。 昨年の日本一から新庄、小笠原、岡島と主力選手が抜けた苦しい状態から、まとまりでリーグ連覇を達成した北海道日本ハムだったが、2連覇はならなかった。2003年以来指揮を執り、北海道に日本ハムを根付かせたヒルマン監督の日本での挑戦が幕を閉じた。 返信する 荒木選手 (スポーツナビ) 2007-11-02 07:02:28 守備で完全試合に貢献 荒木 荒木は無安打ながら好守備で完全試合に貢献した。「優勝のプレッシャーもあったので、安打を打たれてもいいから勝とうよ、と思っていた」と周囲を笑わせた。 昨年の日本シリーズは18打数2安打に終わったが、今回は打撃好調。第2戦から3戦連続で盗塁を決め、流れを引き寄せた。「今季は前半不調で、このままだとふがいない成績のままで終わってしまう。何とか巻き返したかった」とほっとした様子だった。 返信する 守護神・岩瀬 (スポーツナビ) 2007-11-02 07:04:17 別の重圧あった岩瀬 胸中を明かす 最後は抑えの岩瀬が危なげない投球で締め、胴上げ投手となった。第4戦と同じく9回から登板して三振、左飛、二ゴロに抑えて力強くガッツポーズ。「いろいろ考えていたことがあったが、すべて吹き飛んだ」と満面の笑みだった。 8回まで無安打無走者の完ぺきな投球だった山井の後を託された。「8回の時点で9回は行くと言われていた。今まで味わったことがない別のプレッシャーがあった」と胸中を明かした。 [ 共同通信社 2007年11月1日 22:29 ] 返信する 日ハム打線 (スポーツナビ) 2007-11-02 07:05:05 お手上げの日ハム打線 打線が全く機能せず 日本ハムは1人の走者も出せず、完敗。淡口打撃コーチは8回パーフェクトの山井に「悔しいというか、お手上げ」。19打数3安打だった1番・森本は「まだ未熟だということ」と唇をかんだ。 打線が全く機能せず、チーム打率はシリーズワースト記録(5試合)となる1割4分7厘。淡口コーチは「1-3番が打てなかった。谷繁のコンピューターが作動した」と中日バッテリーに脱帽した。 [ 共同通信社 2007年11月1日 23:01 ] 返信する オレ流采配 (日本一) 2007-11-02 07:07:27 中日、53年ぶり日本一 オレ流で完全リレー=差替 プロ野球の第58回日本シリーズ、中日(セ・リーグ)-日本ハム(パ・リーグ)は1日、ナゴヤドームで第5戦を行い、落合博満監督が率いる中日が1-0で勝ち、第2戦から4連勝で対戦成績を4勝1敗とし、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一となった。最高殊勲選手には中村紀洋内野手が選ばれた。 中日は先発の山井大介投手が8回まで一人の走者も許さなかったが、9回に抑えの岩瀬仁紀投手をつぎ込む落合流の継投策。岩瀬は3者凡退に打ち取り、日本シリーズ史上初めて継投での完全試合を達成した。 中日は日本シリーズに初出場で優勝した54年以降は昨年まで出場6度連続で敗退。リーグ優勝の経験がない楽天を除いた既存の11球団では最も頂点から遠ざかっていた。落合監督は2004、06年に続く3度目の挑戦で監督として初の日本一達成。セの出場チームが日本シリーズに勝ったのは02年の巨人以来5年ぶり。 日本シリーズは今季からレギュラーシーズンの上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)の勝者同士の対決に変更され、リーグ2位の中日は第1ステージで同3位の阪神、第2ステージでリーグ制覇した巨人を下して勝ち上がった。 日本シリーズではパ・リーグ2連覇の日本ハムと2年連続で対戦し、1勝4敗で敗れた昨年の雪辱を果たした。日本ハムは球団史上初の連続日本一を達成できなかった。 [ 共同通信社 2007年11月1日 22:30 ] 返信する あなたは? (オレ流采配) 2007-11-02 09:24:48 オレ流交代 読者は「賛成」多数11月2日7時3分配信 スポーツニッポン 山井を完全試合まであと3人で交代させた落合采配について、スポニチの公式サイト「アネックス」では試合終了直後から2時間の緊急アンケートを実施。966の意見が寄せられ「賛成」と答えた人が半数以上(53%)で「反対」(37%)を上回った。 記録よりも勝利を追求したオレ流采配に理解を示した賛成派は「落合監督らしい。監督の責任ですべてやっているのだから」(50歳男性)「シーズン中とは重みが違うし、1点差なら仕方ない。これまでも最後は岩瀬だった」(47歳男性)など。また「驚いた。きょうから中日のファンになった。野球はチームで勝利を目指すもの。記録よりも勝利にふさわしい投手を送った監督の哲学と勇気に感動した」(42歳男性)との意見もあった。 一方、反対派は「野球は夢を与える職業。こんなことをしていたらファンは減る」(28歳男性)「めったに見られない完全試合というファンの楽しみを奪った醜い采配」(23歳女性)と、一野球ファンとしての立場から疑問を投げかけた。 このほか「采配は正しいと思うが、面白くなかった」(30歳男性)「選手が納得していればいいと思う」(32歳女性)など「どちらでもない」と答えた人もいた。 ≪星野、野村両氏は「代えない」≫山井―岩瀬の継投について日本代表・星野監督(元中日監督)は1日夜、生出演した日本テレビ「ZERO」の中で「落合監督は投手の経験がないから、ああいう継投に出たのか、あるいは最後は岩瀬と決めていたのか。いずれにしろ勇気がいること」と語り「私が監督なら代えなかったでしょう」。楽天の野村監督もテレビ朝日のインタビューに「監督が10人いたら、まず10人とも代えないだろう」と答えた。 返信する 私は賛成派 (オレ流采配2) 2007-11-02 09:27:04 「完全」目前、前代未聞の継投策…落合采配に賛否11月2日3時9分配信 読売新聞 名采配(さいはい)か、非情の采配か――。 プロ野球日本シリーズで53年ぶりの日本一に輝いた中日の落合監督が、八回まで一人の走者も出していなかった山井大介投手(29)を、シリーズ史上、初の完全試合まであと1イニングとした最終回に交代させる前代未聞の継投策をとった。九回は岩瀬仁紀投手(32)が三者凡退で退け、采配は成功したが、大舞台での偉業を見逃した格好のファンからはため息も漏れた。 プロ野球解説者で元阪神監督の安藤統男さんは「これが今年の中日のスタイルで非情の采配ではない。正解だと思う。ただ、自分が監督であれば、果たして交代させられただろうか。見事な決断だった」と評価した。一方、評論家の玉木正之さんは自身のホームページで「百年に一度あるかないかのすごい興奮の瞬間よりも、53年ぶりの優勝を確実にしたかったというなら何と小心な夢のない野球か」と怒りを爆発させた。 返信する 一問一答 (落合監督) 2007-11-02 09:29:52 「まさか山井があそこまで」…落合監督一問一答11月1日21時25分配信 産経新聞 胴上げで4度宙に舞った中日の落合監督は、優勝監督インタビューで、涙を浮かべながら語った。 --53年ぶりの優勝です 「はい。あの-、昭和29年からですか。私がまだ(生後)11カ月のときからなので、長かったです。(監督に就任してからの)この4年間も長かったですね」 --山井が好投しました 「きょうは私、(試合の)記憶はありません。(山井と岩瀬の)2人でパーフェクトをやったということだけ。きょうの山井は完璧(かんぺき)だったんじゃないですか」 --ダルビッシュを打ち崩しました 「そんなに点を取れるピッチャーではないので、きょうは1-0で逃げ切らなければならないとは思っていました。でも、まさか山井があそこまで投げてくれるとは…」 --選手への言葉は 「今のプロ野球界は戦国時代で、優勝も最下位もある。よくぞ、ここまで耐えて精神的にも強くなったと感じています。でも、まだ(リーグの)連覇をしていないので、課題は残っている。今年はクライマックスシリーズで勝ちましたが、第1ハードルを越えられず、残念な思いもしましたから…」 --本拠地で優勝を決めました「きょうは本当に、『ここで決めろ』という応援でした。ありがとうございました」 返信する すごい人 (山井投手) 2007-11-02 09:31:28 山井、シリーズ新の8回パーフェクト!九回は自ら「代わります」11月2日8時2分配信 サンケイスポーツ (日本シリーズ第5戦、中日1-0日本ハム、中日4勝1敗、1日、ナゴヤドーム)1球1球、1人1人。無心で積み重ねた86球にナゴヤドームが震えた。シリーズ史に名を刻む8回パーフェクトの偉業。メガネが合わず、3年前にゴーグルに変えた山井が、ウルトラマンのような姿でヒーローを演じ切った。 「最高です!! 出来すぎ。初回に感じがよかったんで五、六回まで伸ばしたいと思って、ここまで来るとは。ビックリしています」。8回完全も、24人連続無走者も、村山実(阪神)らをしのぐシリーズ新記録。それを53年ぶりの日本一を決める試合で、ダルビッシュを相手に決めた。 九回を抑えれば、レギュラーシーズンを含めても、94年の巨人・槙原以来となる完全試合。それでも「(完全試合は)投げている時は意識しなかった。谷繁さんがスライダーを引き出してくれた。感謝です」と謙虚に振り返る。八回を終えてベンチに戻ると森投手コーチから「体力的にどうや」と聞かれ「代わります」。即答した。「この試合は個人記録は全然いいんで。勝利が優先。ボクも岩瀬さんに投げて欲しかった」。最後まで清々しい笑顔を浮かべた。 誰がこの快投を予測できただろうか。05年はわずか3勝。昨年は右肩を痛め、一軍登板すらなかった。オフに結婚したが、契約更改は合宿所でという二軍扱い。背水で迎えた春季キャンプでも、二軍のウエート室にこもり地道なトレーニングを続けた。その成果があって後半戦から復帰し、9月に月間MVPを受賞して今季6勝。クライマックスシリーズは登板ゼロも、日本シリーズ前に5戦目の先発を告げられ、力のすべてをぶつけた。 「去年や前半戦のことを考えたら、こんな場所に立てるなんて…。いろいろな人に、感謝の気持ちしかないです」。球場を包んだ山井コール。その声は間違いなく、実質的な完全試合を認めていた。 返信する 真っ向反対 (この評論) 2007-11-02 09:38:18 <日本シリーズ>山井投手交代に激怒 玉木正之さん11月2日0時23分配信 毎日新聞 日本シリーズ史上初となる完全試合達成目前だった中日・山井大介投手を交代させたことについて、スポーツライターの玉木正之さんが1日夜、「これが野球かと、底知れぬ絶望感を抱いている」などと批判する原稿を、自身のホームページに掲載した。 玉木さんは取材に対し「二度と起こるか、起こらないかという瞬間をつぶされた。采配(さいはい)とか、投げさせるべきとか、そんな問題じゃない。深い悲しみでいっぱい」と語り、八回まで一人の走者も出さない好投を見せた山井投手を、九回に交代させたことについて批判。さらに「夢のない野球だった。そう思わない人が多いなら、私は野球ファンをやめる」と話した。 ----------------------個人の成績云々よりもチームの日本一へ賭け岩瀬投手への継投を言った山井投手を尊敬。そして落合監督のオレ流采配に敬服しました。もちろん賛成派です~~。 返信する すごいぞ (ノリMVP) 2007-11-02 11:49:00 ノリ 感涙“ゼロからのMVP”2007年11月2日(金) 11時10分 デイリースポーツ 日本シリーズMVP獲得のお立ち台。苦難の日々が、走馬灯のように中日・中村紀の頭を駆けめぐる。「いろいろなことがありましたけど、ドラゴンズに感謝しています。関係者、チームメートが助けてくれて…」。それ以上は言葉が出ない。両手で顔を覆い、人目をはばからず泣きじゃくった。 二回無死一塁で、右中間突破の二塁打を放ち決勝点を呼び込んだ。昨オフにオリックスを退団し、入団テストを経て育成枠からはい上がった。その意地と野球への思いが、今シリーズ18打数8安打4打点、打率・444という形で結実した。 「ホッとしている。本当にきつかった」。腰に爆弾を抱え、痛みに耐えながらの出場。支えたのはファンの声援だ。「本当にありがとうございました!」。深々と頭を下げた中村紀。その頭上に温かい拍手が降り注いだ。 返信する 落合監督 (オレ流で日本一) 2007-11-02 11:50:55 落合監督 完全よりオレ流で日本一2007年11月2日(金) 11時10分 デイリースポーツ 快挙よりも、オレ流を貫いた。中日がシリーズ史上初の“完全試合”で1954年以来、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。落合博満監督(53)は九回に、それまで完全投球を続けていた先発・山井から守護神・岩瀬に継投。交代劇にナゴヤドームがどよめく中、2投手による大記録達成となった。シリーズMVPには中村紀洋内野手(34)が選ばれた。 かすむ視界。悲願の日本一。夢を成就させたオレ流指揮官の涙腺が緩んだ。泣き虫監督が宙に舞う。計4度。両手を突き上げ、全身を無数の手に委ねた落合監督が、本拠地で迎えた至福の瞬間。ついに落合竜が、念願の頂点を極めた。 最後までオレ流を貫いた。山井が8回完全ピッチ。58回目の日本シリーズでの初の快挙は目前となった。最終回。岩瀬を胴上げ投手に指名した。ウグイス嬢のアナウンス。ブーイングを含んだ微妙な空気がドームを包んだ。「幸か不幸か山井がいっぱいいっぱいだと言うので、代えるのに抵抗はなかった」。名誉や記録よりも、あくまで勝利至上主義を遂行した。 「感無量ですね。今年は絶対に泣くまいと思ってました。この4年間は本当に長かった。選手はよく耐えたし、精神的にも強くなった」。瞳を潤ませた勝利監督インタビュー。地獄のキャンプでしごき、鍛えた兵の底力、成長力を素直に称えた。 3度目の正直。過去2度にわたり、最後の登頂で滑落した。監督就任初年度の04年には王手をかけての連敗、昨年は初戦を制しながらの4連敗で涙をのんだ。03年10月8日の監督就任会見で掲げた日本一奪取の公約。1485日目で山を制覇した。苦難の道程だった。 「やっぱり練習量が足りないのかな」。貯金10の首位で折り返した前半戦途中、落合監督はポツリと漏らした。描いた通りに進まない戦況と、歌うことを忘れたカナリアのように動かぬ戦士。冷静沈着のイメージが強い指揮官だが、気性はめっぽう荒い。試合途中に戻ったロッカーで物を蹴り上げたり、周りを硬直させる強い口調で怒鳴り声を上げることもたびたびあった。チーム崩壊の危機であったと同時に、将のかつてない言動が、強い集団から、勝てる集団への転換期にもなった。 ケジメも取った。開幕直前に長男・福嗣さん(20)と交わした約束。ブラウン管を通じて、お茶の間にも流れた映像。「父ちゃん、優勝しなかったらスキンヘッドだからね」。球団史上初のリーグ連覇を逃した3日、都内の理髪店で頭を丸めた。「ファンをバカにしちゃいけない。約束は約束。守らなきゃ男じゃない。監督の言葉の持つ意味ってのは、すごく大きいんだ。ウソはいかん。監督がブレてちゃ、誰もオレに付いてこようとは思わないだろ」。勝負の世界に身を置くサムライとして、厳罰を身をもって受けた。 自らに背負わせた宿命を果たした。だが、落合監督は心の底から満足していない。開幕前に誓い、脳裏に描いた構図は、リーグ優勝を経由しての日本一。「監督さえ間違わなければ、最初にゴールテープを切る」と言ったリーグ連覇を逃がしながら、今季から導入されたクライマックスシリーズに拾われた形が不完全燃焼の要因。ファンとの契りは守った。だが、2年契約の最終年を迎える来季に目指すのは、他の追随を許さぬ完全制覇。 「セ・リーグで優勝して、クライマックスを勝ち抜いて、パの覇者と戦って日本一を勝ち取るという大前提、大目標があった。素直に喜んではいるけど、ひとつ課題を残したかなと。それが本心です」。巨人の後じんを拝したリーグ2位は紛れもない事実。53年ぶりの栄冠を祝う美酒に酔いながら、常勝監督は本当の夢に突き進み、かなえる腹を固めた。 返信する さすが山井 (快挙よりチーム) 2007-11-02 11:53:14 山井 完全燃焼!“快挙よりチーム”2007年11月2日(金) 11時10分 デイリースポーツ 中日が2投手で完全試合を達成。先発の山井は継投策のため快挙はならなかったが、八回まで完ぺきだった。九回は岩瀬が3人で締めた。日本ハムのダルビッシュは7回を5安打1失点で11奪三振も援護がなかった。 誇らしげに右手で帽子を掲げる。歓喜の輪の中にいた山井が、ドームを揺らす「山井コール」に応えた。「最高です」-。晴れやかな笑みだった。日本シリーズの最長無安打投球記録となる8回パーフェクト。九回も投げていれば、史上初の完全試合を達成していたかもしれない。だが、そんなことはどうでもいい。この感動があれば、それでよかった。 絶対的なエースとの投げ合いで、臆(おく)するどころか貫録すら漂わせた。初回。森本と田中賢の1、2番コンビと稲葉を難なく打ち取る。苦手コースを徹底的に突く谷繁のリードに、生命線のスライダーがさえ渡った。「感じがよくて、どこまでいけるかと思った。とにかく低めを意識して投げました」。圧巻の快投へ、確かな手応えを感じていた。 二回にスライダーで4番・セギノールから空振り三振。ダルビッシュをも上回る集中力でテンポよくカウントを整えると、一気に勝負をつける。三回以降も出塁すら許さず、3人ずつでアウトを積み重ねていった。 9月に4勝を挙げて月間MVPも獲得した6年目右腕。だが、昨年から今季前半にかけては原因不明の右肩痛との闘いだった。日によって痛む個所が変わる苦悩。投げたくても投げられない悔しさ。その経験が、今の山井を支えている。 そして八回。一死から工藤をスライダーで空振り三振、代打・坪井も中飛に仕留めた。新たな球史が刻まれた瞬間。ついに62年の阪神・村山、91年の広島・佐々岡が持つ7回1/3を無安打という日本シリーズ記録も塗り替えた。ただ、完全試合への挑戦から退いたのも、自らの決断だった。 「個人の記録は、この試合ではいらなかったです。(最後は)岩瀬さんに投げてほしかった」。八回表を投げ終えたところで森バッテリーチーフコーチに「体力的にどうや?」と聞かれると、迷わず降板の意思を伝えた。 8回を無安打無四球、6三振。CSで出番のなかった男がひたむきに投じた86球が、53年ぶりの日本一を引き寄せた。「こういう場所に立つことは、なかなかできない。いろんな人への感謝しかないです」。悔いなどはない。いつも通り、先発の役割に徹して手にした感動だ。 返信する お元気ですか! (ちひろ) 2007-11-02 15:35:11 未歩さま お元気でお過ごしでしょうか。なんだかご無沙汰してしまいました。古い投稿文読んで未歩さまのコメント読んでまた涙、「毎日伺います」なんて嘘ばっかり言ってごめんなさい。今年は大役を逃れたら気が抜けてしまって失敗ばかり繰り返しています。やはりいつも気が入っていないと試合にも勝てませんものね!野球のこと知らないのですけど、未歩さまの応援先が勝ったのですね、おめでとうございます。チームの優勝が未歩さまの元気の源であれば、ちひろも応援させていただきます・・・な~んて終わってからではでも。 返信する ありがとうです (☆ちひろさんへ) 2007-11-02 16:49:01 お忙しいのにありがとうです。ちひろさんはパソコンを駆使されていてすごいです。私もビスタにかえたのですが、ワードは機能がありすぎて、とっても使いこなせません。お孫さんも踊りでご活躍で、可愛くて楽しみですね。いえいえ、この前もポエムブログにお越しいただいて、ありがとうございます。ブログを拝見しお元気を確認させていただいています。またよろしくです。ドラゴンズに日本一で、私ももうひと頑張りします。寒くなりました。どうか、お体を大切に。 返信する 要因はこれだ (山井交替) 2007-11-03 13:15:29 山井交代の要因はマメ 不協和音はなし11月3日7時3分配信 スポーツニッポン 中日53年ぶりの日本一から一夜明けた2日、落合博満監督(53)はナゴヤドームで本紙の取材に答え、第5戦の山井大介投手(29)の交代劇の真相を明かした。日本シリーズ史上初の完全試合まであと打者3人だった9回、右手中指のマメをつぶしたことが最大の要因だったとし、血染めのボールで快投した山井の交代は苦渋の決断だったと説明。周囲の批判もある中、チーム内の不協和音はきっぱり否定した。 穏やかな表情の中に充実感が漂う。歓喜の日本一達成から一夜。「実感は何もわいてこない」という落合監督だが、澄んだ目には「後悔」の二文字はなかった。 日本中が驚いた山井の交代劇。完全試合目前で岩瀬に代えた舞台裏を明かした。「今だから言えるけど、4回ぐらいからマメがつぶれた。ユニホームは血だらけだったんだ。実戦登板から離れていたのも原因だったのかもしれない」。クライマックスシリーズから通じて初登板。それが日本一を決めるゲームに先発だから、重圧も負担も想像を超えていた。 右手中指から血を流しながらの快投。血染めのボールが決断の最大の理由だった。「もし無理して続投させてフォームを崩したり、肩痛が再発したら野球人生を狂わすことだってある。マメがつぶれてなかったら続投はあったかもしれない。ただ、それ以上に無理はさせられない」。非情にも映ったオレ流采配は実は山井の将来を思えばこそでもあった。 加えて過去2回の日本シリーズは継投失敗で日本一を逃している。04年の第3戦の岡本と昨年の第2戦の山本昌。いずれも温情の続投が裏目で逆転された。「3回も同じことをしたらバカと言われる。1人の野球選手としてなら、続投でいい。ただ監督としての立場がある」。そして批判の声には「山井も納得してるから不協和音はない。選手は全員、最後は岩瀬と思っているんだから」。周囲の雑音は意に介さず、8日からのアジアシリーズへ目を向けた。 返信する 落合監督「気にしていない」 (継投批判) 2007-11-03 13:19:53 落合監督継投批判に「気にしてない」2007年11月3日(土) 10時9分 日刊スポーツ 非情交代による53年ぶりの日本一から一夜明けた2日、中日落合博満監督(53)は采配批判を受け流してオレ流を貫いた。「別に気にしていない。外野にはベンチのことは分からない。言いたい人には言わせておけばいい」。取材対応のため昼すぎに到着したナゴヤドームで答えた。 1日の日本シリーズ第5戦で、先発山井は8回まで日本ハムをパーフェクトに抑えていた。だが、落合監督は9回、岩瀬をマウンドに送った。山井は中指のマメを4回につぶしていたという。さらに落合監督はこの日、山井がここ2年間右肩痛に苦しんでいたことも理由の1つに挙げた。「本人が痛いって言っているものを投げさせられないだろう。ユニホームにも血がついていたしな。2年間も肩が痛くて投げられなかった投手をたった1試合で台無しにするわけにはいかない」。 落合監督はやむを得ない事情による交代だとした。「ベンチにいない人には(勝敗の)責任がないんだから。いろいろ言われることには慣れているよ」。周囲に流されず我が道を行くオレ流の言動は常に物議を醸してきた。またか、と言わんばかりに、寂しそうに笑った。---------------------------そうです。責任のない人間は何とでも言える・・・私は病気を通し、いやというほど実感。 返信する オレ流 (批判に反論) 2007-11-03 16:46:25 言わせておけ!落合監督が『山井交代』批判に“オレ流”反論サンケイスポーツ - 2007/11/3 8:01 “オレ流”のどこが悪いんだ! 中日の落合博満監督(53)が53年ぶり日本一から一夜明けた2日、前夜の第5戦で完全試合目前の山井大介投手(29)を降板させたさい配について、「言いたいヤツには言わせておけばいい」と大反論した。8日開幕のアジアシリーズも“オレ流”でアジアを制圧する。 どんなに非難されようと構わない。自らの下した決断に後悔はない。53年ぶりの日本一から一夜明け、落合監督が第5戦の『山井の降板』について改めて“オレ流”を貫いた。 「言いたい人には言わせておけばいい。外野にはベンチ内のことは分からないじゃない。まあ、言われることには慣れてんだよ」 この日から2日間は完全休養日。ナゴヤドーム内で個別取材などを受けた後、指揮官は強い口調で“前夜の決断”を説明した。 先発・山井が八回までパーフェクト投球も、九回から惜しげもなく守護神・岩瀬をコールした。日本シリーズ史上初の完全試合という快挙より、必勝パターンで勝負に徹した。 落合監督は「山井はマメ(右手中指)がつぶれた」と説明し、この日はアクシデントが本当だったことを示すように「ユニホームには血がついていた」と明かした。さらに「それでなくても肩を1年間壊していたんだ。たった1試合で台なしにするわけにはいかない」と訴えた。 このさい配には「夢もロマンもない」、「勝負にこだわるなら当然」と賛否両論。この日、名古屋市内の球団事務所にもファンから100件近い電話が入った。支持派と反対派の意見がほぼ半々の割合で届いたという。 周囲の雑音には無関心に、落合監督はすでに先を向いた。8日にはアジアシリーズが開幕する。中国、韓国、台湾と総当たり戦で上位2チームで決勝が行われる。その4試合の先発ローテを組むのに山井は不可欠だ。 「次のこと? もう考えてるよ。だから、山井が心配だと言っているんだよ。投手が4人は必要だからな」 まわりに何と言われようと構わない。“オレ流”はまったく動じていない。-------------------------こういう精神、私もほしい。自分を信じ、選手を信じている監督だからこそ、ドラゴンzは日本一になれた。ファンであることを誇りに思う。リハビリの先生が言った。「信念を持ってやったなら他人の批判に落ち込むな」と。私にないものは、トランポリンの様に落ち込んだとしてもすぐに戻るしなやかさかもしれない。自分を信じ、周囲の人を信じ、踏ん張ろうと思う。 返信する 十人十色・ほっとけ (オレ流絶賛) 2007-11-03 16:54:13 慎太郎知事「見事!」オレ流非情采配を絶賛…「完全」目前交代劇支持11月3日8時5分配信 スポーツ報知 慎太郎知事がオレ流采配を大絶賛した。今や“国民的大論争”となっている中日・落合博満監督(53)の日本シリーズ第5戦での非情交代について、石原慎太郎東京都知事(75)は2日、都庁での定例会見で「見事なさい配。あれが本当のリーダーだ」とベタ褒めした。快記録より勝利優先のタクトに、称賛だけでなく批判も集中した当の落合監督は、日本一から一夜明けても「言わせたい人には言わせておけばいい」と全く動じることはなかった。 都政で8年にわたって采配を振っている石原知事が、オレ流采配を全面支持した。 石原知事は、日本シリーズでの完全試合という大偉業を前に降板した中日・山井大介投手(29)について、楽天・野村克也監督(72)が「監督が10人いたら10人とも代えないだろう」とコメントしていたことを挙げ、「野村は、あそこで1本打たれたら代えるのが常道だと言っていたけれど、それは人情の話。私はやっぱり、落合のやったことが絶対正しかったと思う」と落合監督の決断をたたえた。 また、東京都のトップに立つ者として「球団の経営、実績というものを掌握している球団のCEO(最高経営責任者)としては、落合ってのは見事だと思う。本当に。泣いて馬謖(ばしょく)を斬ったんですよ。あれが本当のリーダーだと思いますな」とリーダー論も披露した。 石原知事の定例会見では、都政から話題が脱線することもしばしば。国政や国際問題の話題はもちろん、国民的関心の高いイベントについて、コメントを求められることが少なくない。先週行われた会見では、日本ボクシング界創成期のウンチクも語りながら、内藤大助・亀田大毅戦について「あれは誰が見てもボクシングじゃない」と酷評した。 この日も、テレビ局の記者が「直接、都政とは関係ないんですが」と質問を振ると、石原知事は「都政と関係ないこと聞かないでよ。野球がどうとかこうとか」とニヤリ。すかさず「中日がきのう…」と質問が続けられると、石原知事も口を大きく開けて、のけぞりながら爆笑していた。 返信する 記事を書き残したい (交替賛否両論) 2007-11-03 16:59:03 【検証・落合采配】山井交代に賛否両論11月2日22時17分配信 産経新聞 今年の日本シリーズは、中日が53年ぶりの日本一の座についた。第5戦は先発の山井から抑えの岩瀬への継投で日本ハムに1人の走者も許さずに勝利したが、シリーズ史上初の完全試合の可能性もあった山井の交代をめぐり、落合監督の采配(さいはい)に賛否両論が出ている。(プロ野球取材班) 日本一達成から一夜明けた2日、落合監督は第5戦で山井を交代させたことについては「ベンチの中のことは知らないだろ。言いたい人には言わせておけばいい」とかわした。落合監督は就任以来、選手のけがの内容、具合などを一切公表しない方針を貫いてきた。前夜は深夜になって、山井の右手にまめができていたことを明らかにしたが、交代に疑問を持ったファンは多い。 サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏は「他球団の監督だったら100%投げさせているだろう。投手も『行く』と言わなきゃ。あそこで続投させる監督は、プロ野球界全体のことを考えている監督。完全試合を達成していれば、野球に興味のない人まで関心を持ってくれるチャンスだった。それが野球人気につながっていくのに」と、大記録が夢に終わったことを嘆いた。 今シリーズを取材したスポーツライターの永谷脩さんは「投手出身と野手出身の監督の性格の違いが明確に出た。投手出身の監督なら、山井を続投させたのではないか。シーズンを通して抑えを担ってきた岩瀬に胴上げ投手をさせたいという気持ちも理解できるが、ファンに対し素直に万歳させないところがいかにも落合監督らしい。クライマックスシリーズから勝ち抜くためにはこういうふうにして勝つんだよという、皮肉めいた采配(さいはい)にも感じる」と分析した。 中日OBで1974年のシリーズに出場した江藤省三氏は「個人的には山井の大記録を見てみたかった」という。だが、「山井が一本でも打たれたら、チームがガタガタときていたかもしれない。負けたら札幌へ行かねばならない。結果が良かったから、交代が正しかったともいえる。自分なら山井に『痛くても投げてみんか』と声をかけるだろうが、そうしなかったのは、大した監督だと思う」と話した。 当日、テレビ解説を務めた元横浜、巨人投手コーチの阿波野秀幸氏は試合後、山井のユニホームに血がついているのを目撃したという。「監督が選手起用や作戦を説明する必要はないし、交代が議論を呼んだから後で話したのかもしれない」。投手心理から「カウントが1-3になった場合、ノーヒットノーランならボールでもいいが、完全試合ならストライクを取りにいきたくなる。そうすれば本塁打を喫する可能性もある」と分析し、「短期決戦で、しかも1-0だから個人のことよりもチーム。完全試合がかかっていなければ、交代に異論を挟む人はいなかったはず」と語った。 元横浜投手コーチで大リーグ解説者の高橋直樹氏は「かつてワールドシリーズでヤンキースのドン・ラーセンが完全試合を達成したが、できればやらせてやりたいと思うのが人情。その私情をはさまないところがすごい」という。「シーズン中であれば、ヒットが出るまで投げさせてあげようと思うところだが、短期決戦の日本シリーズはそうはいかない。山井を続投させて打たれたら悔いが残る。あの判断は間違いないし、悪いことだとは思わない。チームが勝てばそれでいい」と交代は当然とした。 ■1日の落合監督 試合終了後に行われた優勝インタビューや公式会見では「幸か不幸か、山井がもういっぱいだということだった。代えることには抵抗はなかった」と、交代の理由を明確に説明しなかった。その後、深夜のテレビ各局の番組出演で初めて山井の右手にまめができたことを明らかにし、「それが(交代の)一番(の理由)。本人が駄目といっているものはしようがない」と話した。 返信する さすが山井 (個人記録は二の次) 2007-11-03 17:01:23 八回まで1人も走者を許さなかった。大舞台での大記録達成を目前にマウンドを岩瀬へ譲った山井は「この試合に限っては、個人の記録は二の次。日本一の気分は最高」と納得の表情をみせた。 「五、六回までいければいい」と立ち上がりから飛ばし、リードしてからは長打に気をつけて低めを意識した。記録については「マウンドではアウトを増やすことしか頭になかった」。スライダーの切れがさえ渡り、「出来すぎ。ここまで投げられるなんて想像もしていなかった」と86球の熱投を振り返った。 休部した社会人野球の河合楽器から中日入りした6年目の29歳。2004年の西武とのシリーズでも白星を挙げたが、昨年は右肩痛で1軍の登板がなかった。今年8月の巨人戦で2年ぶりに勝利を挙げると、後半戦だけで6勝と復活を遂げた。 クライマックスシリーズでの登板はなかったが「いつか出番は来る」とチャンスを待った。最後に大仕事をこなした孝行息子に、落合監督も「まさかあそこまで放ってくれるとは」と賛辞を贈った。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡
スポーツナビ - 2007/11/1 20:43
オレ竜が地元で日本一! 2007年プロ野球日本シリーズ第5戦が1日、ナゴヤドームで行われ、中日が1対0と北海道日本ハムを下し、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。2回、1死二、三塁から平田の犠牲フライで1点を先制。先発・山井が8回までパーフェクトピッチングを展開すると、最後は岩瀬が3者凡退に打ち取る完全リレーで、最少得点を守り抜いた。シーズン2位ながらクライマックスシリーズ第1ステージ、第2ステージを負けなしで勝ち上がった中日。日本シリーズは初戦敗退のあと、4連勝。53年ぶりの日本一に、落合監督は4度宙に舞った。
中日は2回にウッズ、中村紀の連打などで二、三塁のチャンスをつくると、平田の犠牲フライで1点を先制した。投げてはプレーオフ初登板となった山井が快刀乱麻のピッチング。両コーナーを突くタテのスライダーのコントロールが抜群で、北海道日本ハム打線に的を絞らせない。3ボールになったのも6回の先頭打者だった金子誠だけ。8回を86球とテンポ良く、6奪三振と見事な投球を見せた。最後は完全試合の可能性がありつつも、守護神・岩瀬に投手交代。岩瀬が打者3人できっちりと打ち取って、継投による完全試合を達成した。
北海道日本ハムは最後まで打線が振るわなかった。後のない北海道日本ハムは中4日でダルビッシュが先発。2回に平田の犠飛で1点を失うも、ストレートが150キロに届かないなど万全の状態ではない中、スライダーとフォークを織り交ぜ、7回で11三振を奪った。しかし、打線が1人の走者も出せず、ダルビッシュの熱投に応えられなかった。
昨年の日本一から新庄、小笠原、岡島と主力選手が抜けた苦しい状態から、まとまりでリーグ連覇を達成した北海道日本ハムだったが、2連覇はならなかった。2003年以来指揮を執り、北海道に日本ハムを根付かせたヒルマン監督の日本での挑戦が幕を閉じた。
2007年11月2日(金) 0時18分 日刊スポーツ
<日本シリーズ:中日1-0日本ハム>◇第5戦◇1日◇ナゴヤドーム
中日ナインが、ビールかけに酔った。用意された2000本余りのビールは、瞬く間になくなった。会場となったナゴヤドーム内のスペースは、屋内のためビールのにおいが充満。締めくくりのあいさつに立った井上選手会長は「今日、この後は自由解散ということで。山に登るなり、川に入るなり好きなようにしてください」と笑わせ、最後は万歳三唱でお開きとなった。
中日は2回にウッズ、中村紀の連打などで二、三塁のチャンスをつくると、平田の犠牲フライで1点を先制した。投げてはプレーオフ初登板となった山井が快刀乱麻のピッチング。両コーナーを突くタテのスライダーのコントロールが抜群で、北海道日本ハム打線に的を絞らせない。3ボールになったのも6回の先頭打者だった金子誠だけ。8回を86球とテンポ良く、6奪三振と見事な投球を見せた。最後は完全試合の可能性がありつつも、守護神・岩瀬に投手交代。岩瀬が打者3人できっちりと打ち取って、継投による完全試合を達成した。
北海道日本ハムは最後まで打線が振るわなかった。後のない北海道日本ハムは中4日でダルビッシュが先発。2回に平田の犠飛で1点を失うも、ストレートが150キロに届かないなど万全の状態ではない中、スライダーとフォークを織り交ぜ、7回で11三振を奪った。しかし、打線が1人の走者も出せず、ダルビッシュの熱投に応えられなかった。
昨年の日本一から新庄、小笠原、岡島と主力選手が抜けた苦しい状態から、まとまりでリーグ連覇を達成した北海道日本ハムだったが、2連覇はならなかった。2003年以来指揮を執り、北海道に日本ハムを根付かせたヒルマン監督の日本での挑戦が幕を閉じた。
荒木は無安打ながら好守備で完全試合に貢献した。「優勝のプレッシャーもあったので、安打を打たれてもいいから勝とうよ、と思っていた」と周囲を笑わせた。
昨年の日本シリーズは18打数2安打に終わったが、今回は打撃好調。第2戦から3戦連続で盗塁を決め、流れを引き寄せた。「今季は前半不調で、このままだとふがいない成績のままで終わってしまう。何とか巻き返したかった」とほっとした様子だった。
最後は抑えの岩瀬が危なげない投球で締め、胴上げ投手となった。第4戦と同じく9回から登板して三振、左飛、二ゴロに抑えて力強くガッツポーズ。「いろいろ考えていたことがあったが、すべて吹き飛んだ」と満面の笑みだった。
8回まで無安打無走者の完ぺきな投球だった山井の後を託された。「8回の時点で9回は行くと言われていた。今まで味わったことがない別のプレッシャーがあった」と胸中を明かした。
[ 共同通信社 2007年11月1日 22:29 ]
日本ハムは1人の走者も出せず、完敗。淡口打撃コーチは8回パーフェクトの山井に「悔しいというか、お手上げ」。19打数3安打だった1番・森本は「まだ未熟だということ」と唇をかんだ。
打線が全く機能せず、チーム打率はシリーズワースト記録(5試合)となる1割4分7厘。淡口コーチは「1-3番が打てなかった。谷繁のコンピューターが作動した」と中日バッテリーに脱帽した。
[ 共同通信社 2007年11月1日 23:01 ]
プロ野球の第58回日本シリーズ、中日(セ・リーグ)-日本ハム(パ・リーグ)は1日、ナゴヤドームで第5戦を行い、落合博満監督が率いる中日が1-0で勝ち、第2戦から4連勝で対戦成績を4勝1敗とし、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一となった。最高殊勲選手には中村紀洋内野手が選ばれた。
中日は先発の山井大介投手が8回まで一人の走者も許さなかったが、9回に抑えの岩瀬仁紀投手をつぎ込む落合流の継投策。岩瀬は3者凡退に打ち取り、日本シリーズ史上初めて継投での完全試合を達成した。
中日は日本シリーズに初出場で優勝した54年以降は昨年まで出場6度連続で敗退。リーグ優勝の経験がない楽天を除いた既存の11球団では最も頂点から遠ざかっていた。落合監督は2004、06年に続く3度目の挑戦で監督として初の日本一達成。セの出場チームが日本シリーズに勝ったのは02年の巨人以来5年ぶり。
日本シリーズは今季からレギュラーシーズンの上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)の勝者同士の対決に変更され、リーグ2位の中日は第1ステージで同3位の阪神、第2ステージでリーグ制覇した巨人を下して勝ち上がった。
日本シリーズではパ・リーグ2連覇の日本ハムと2年連続で対戦し、1勝4敗で敗れた昨年の雪辱を果たした。日本ハムは球団史上初の連続日本一を達成できなかった。
[ 共同通信社 2007年11月1日 22:30 ]
11月2日7時3分配信 スポーツニッポン
山井を完全試合まであと3人で交代させた落合采配について、スポニチの公式サイト「アネックス」では試合終了直後から2時間の緊急アンケートを実施。966の意見が寄せられ「賛成」と答えた人が半数以上(53%)で「反対」(37%)を上回った。
記録よりも勝利を追求したオレ流采配に理解を示した賛成派は「落合監督らしい。監督の責任ですべてやっているのだから」(50歳男性)「シーズン中とは重みが違うし、1点差なら仕方ない。これまでも最後は岩瀬だった」(47歳男性)など。また「驚いた。きょうから中日のファンになった。野球はチームで勝利を目指すもの。記録よりも勝利にふさわしい投手を送った監督の哲学と勇気に感動した」(42歳男性)との意見もあった。
一方、反対派は「野球は夢を与える職業。こんなことをしていたらファンは減る」(28歳男性)「めったに見られない完全試合というファンの楽しみを奪った醜い采配」(23歳女性)と、一野球ファンとしての立場から疑問を投げかけた。
このほか「采配は正しいと思うが、面白くなかった」(30歳男性)「選手が納得していればいいと思う」(32歳女性)など「どちらでもない」と答えた人もいた。
≪星野、野村両氏は「代えない」≫山井―岩瀬の継投について日本代表・星野監督(元中日監督)は1日夜、生出演した日本テレビ「ZERO」の中で「落合監督は投手の経験がないから、ああいう継投に出たのか、あるいは最後は岩瀬と決めていたのか。いずれにしろ勇気がいること」と語り「私が監督なら代えなかったでしょう」。楽天の野村監督もテレビ朝日のインタビューに「監督が10人いたら、まず10人とも代えないだろう」と答えた。
11月2日3時9分配信 読売新聞
名采配(さいはい)か、非情の采配か――。
プロ野球日本シリーズで53年ぶりの日本一に輝いた中日の落合監督が、八回まで一人の走者も出していなかった山井大介投手(29)を、シリーズ史上、初の完全試合まであと1イニングとした最終回に交代させる前代未聞の継投策をとった。九回は岩瀬仁紀投手(32)が三者凡退で退け、采配は成功したが、大舞台での偉業を見逃した格好のファンからはため息も漏れた。
プロ野球解説者で元阪神監督の安藤統男さんは「これが今年の中日のスタイルで非情の采配ではない。正解だと思う。ただ、自分が監督であれば、果たして交代させられただろうか。見事な決断だった」と評価した。一方、評論家の玉木正之さんは自身のホームページで「百年に一度あるかないかのすごい興奮の瞬間よりも、53年ぶりの優勝を確実にしたかったというなら何と小心な夢のない野球か」と怒りを爆発させた。
11月1日21時25分配信 産経新聞
胴上げで4度宙に舞った中日の落合監督は、優勝監督インタビューで、涙を浮かべながら語った。
--53年ぶりの優勝です
「はい。あの-、昭和29年からですか。私がまだ(生後)11カ月のときからなので、長かったです。(監督に就任してからの)この4年間も長かったですね」
--山井が好投しました
「きょうは私、(試合の)記憶はありません。(山井と岩瀬の)2人でパーフェクトをやったということだけ。きょうの山井は完璧(かんぺき)だったんじゃないですか」
--ダルビッシュを打ち崩しました
「そんなに点を取れるピッチャーではないので、きょうは1-0で逃げ切らなければならないとは思っていました。でも、まさか山井があそこまで投げてくれるとは…」
--選手への言葉は
「今のプロ野球界は戦国時代で、優勝も最下位もある。よくぞ、ここまで耐えて精神的にも強くなったと感じています。でも、まだ(リーグの)連覇をしていないので、課題は残っている。今年はクライマックスシリーズで勝ちましたが、第1ハードルを越えられず、残念な思いもしましたから…」
--本拠地で優勝を決めました
「きょうは本当に、『ここで決めろ』という応援でした。ありがとうございました」