日本シリーズ・第4戦 2007年10月31日 | つぶやき日記 このブログを読んでくださっている、 みなさん、おはようございます。 昨日は9-1で快勝。2勝1敗。 明日はダルビッシュの予想ですから 今夜もどうしても落とせません。 日ハムも必死のはずです。 どうぞ、どうぞ応援よろしくです。 コメント欄で昨日の試合をご覧ください。 今後の試合予定 10/31-11/ 1 ナゴヤドーム 11/ 3-11/ 4 札幌ドーム 4勝すれば日本一です。応援してください。 投打が噛み合ったいい試合になると思います。 カウンター53000を踏まれた方はぜひご連絡を。 10/31 未歩♪ « 明日から日本シリーズ・第3戦 | トップ | 日本シリーズ・第5戦 »
22 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 その1 (30日の試合) 2007-10-31 07:01:43 <日本シリーズ>中日が大勝、朝倉も好投 日ハムは1点のみ2007年10月30日(火) 22時2分 毎日新聞 ◇日本シリーズ第3戦 ○中日9-1日本ハム● 中日が大勝した。一回1死一、二塁からウッズの中前打で先制。その後も中村紀、李炳圭、谷繁、荒木、井端が適時長短打で続いて一挙7点。二回は谷繁の適時二塁打で2点を加えた。先発・朝倉は要所を締めて7回1失点と好投した。 日本ハムは先発・武田勝が1死しか取れずに降板する大誤算。攻撃もつながりを欠き、二回に工藤の適時二塁打で挙げた1点のみに終わった。 ▽中日・落合監督 シーズン中より集中力を持って、シリーズに入っている。選手がよく動いている。ベンチでは邪魔をしないように見ているだけ。CSから、その日その日のゲームのことを考えている。 ▽日本ハム・ヒルマン監督 最初に大量失点しては盛り返すのは難しい。ただ、打線はヒットが出始めたし、振れてきた。連敗は気にしない。この負けがチームに悪影響を与えることもない。 ▽日本ハム・武田勝 大事な試合でこんな結果になってしまい申し訳ありません……。 ○…中日先発の朝倉は8安打を許しながらも、7回1失点と粘りの投球。シリーズ初勝利を手にし、「ようやくチームに貢献できた」と笑顔を見せた。ボール先行の苦しい立ち上がりに「最初はどうなるかと思った」というが、「球威がない分、しっかりコーナーを突いた」ときっちり修正。大量点にも守られ、持ち前の打たせて取る投球で落合監督の信頼に応えた26歳。「チームにいい流れを引き寄せられたと思う」と納得の96球を振り返った。 ○…中日の荒木が得意の足に加え、バットでも日本ハム投手陣をたたきのめした。一回、武田勝の初球を足に受けて倒れ込んだが、「やっている時は(死球の)痛みは感じない」と平然と一塁へ。続く井端への3球目にシリーズ3個目となる盗塁を決め、大量得点をおぜん立て。主砲ウッズの中前打で先制のホームを踏むと、打者一巡で回ってきた第2打席で左前へはじき返し、今シリーズ初打点。八回にも先頭で中前打を放ち、第2戦に続く複数安打と、チームの切り込み役として存在感を示した。 ○…シリーズ新記録となるチーム7打数連続安打の口火を切ったウッズは「(新記録は)本当か? 貢献したんだね。最高」と上機嫌。一回1死一、二塁。2-3からのチェンジアップを強くたたいた打球は、武田勝を強襲し、中前に抜ける先制打に。「走者を還すことを心がけた。後も続いたし、いい気分」。三回には、遊ゴロ併殺打でシリーズ最多タイの四つ目の併殺打を記録したが、「明日も打つかもね」。何ら気にしているそぶりは見せなかった。 ○…谷繁が朝倉を好リードするだけでなく、打撃でも貢献。一、二回に2打席連続タイムリーを放つなど計3安打をマークした。二回、1死二、三塁から平田が敬遠で歩かされ、回ってきた打席では、ストライクを二つ取られて追い込まれたが、2-2からの6球目を左越えに2点適時打。日本ハムの敬遠策には「びっくりしませんでした。自分でダブルプレーを取られることもあり得るわけだし」。横浜時代に日本一を経験したベテラン。熱くならず、冷静に対処できただけに、笑みが絶えなかった。 ○…一回に3番手として緊急登板した日本ハム・建山。今年5月以来の1軍マウンドだったが、2死一、二塁で森野を左飛に仕留めた。しかし二回、先頭のウッズに四球を与えると、そこからピンチを広げ2点を失った。「四球はしっかり反省しないといけない」と建山。先発で結果を出せず2軍落ちし、故障も重なって復帰が遅れた。7試合に投げただけの不本意なシーズンだっただけにこのままでは終われない。「気持ちを切り替えて臨みたい」と31歳右腕は次を見据えていた。 ○…打線のつながらない日本ハムは9安打しながら1得点に終わった。大量失点直後の二回、先頭のセギノールが二塁打で出塁し、続く工藤が左中間へ適時二塁打。セギノール以外の選手がようやく打点を挙げ、一気に反撃ムードを盛り上げたいところだったが後が続かなかった。工藤は「全然(駄目)です。負けちゃ駄目です」と険しい表情。「切り替えて頑張るしかない」と自らに言い聞かせるように話して球場を後にした。 ○…日本ハム・稲葉のバットからは、まだ快音が聞こえない。一回、1死一塁の場面ではエンドランを敢行したが、二ゴロとなり最悪の併殺に。「ゲッツーで、向こうに流れが行ってしまった」と嘆いた。結局この日も無安打で、3試合を終えて9打数0安打。しかし「当たりは悪くない。短期勝負なので、切り替えるしかない」。第4戦以降、パ・リーグ首位打者の意地を見せるか。 ○…これまで2試合でわずか1安打と苦しんでいた日本ハムの森本が、自慢の足で安打を稼いだ。三回の第2打席。当たりは三塁手へのゴロだったが、一足早く一塁を駆け抜けて内野安打。五回の第3打席は、注意していた内角の変化球を引っかけてしまったが、森本の俊足が勝り、またも内野安打に。試合前、「何とか塁に出たい」と話していた1番打者が役割を果たした。 ○…リズムに乗れない日本ハム打線の中で、このシリーズ第2戦までチームで唯一打点を挙げたセギノールが意地を見せた。二回、先頭で中日・朝倉の変化球をとらえ、右翼線を破る二塁打。続く工藤の二塁打でホームを踏んだ。五回の第3打席で右足甲に自打球を当て、大事をとってベンチに退いた。試合前には「日本シリーズでは、それぞれが自分の仕事をするだけだ」と語っていたセギノール。右ひざ痛を抱えながらも、言葉通りの打撃で沈みがちなチームに活を入れた。 返信する その2 (30日の試合) 2007-10-31 07:02:42 地元・ナゴヤで強竜打線が爆発!12安打9得点で圧勝=プロ野球・日本シリーズ第3戦2007年10月30日(火) 22時9分 スポーツナビ 中日、地元ナゴヤで猛打爆発! 2007年度プロ野球・日本シリーズ第3戦が30日、ナゴヤドームで行われ、中日ドラゴンズが9対1で北海道日本ハムファイターズを下した。中日は初回に7点を挙げる先制攻撃で日本ハムを圧倒し、2連勝。日本シリーズの対戦成績は、中日の2勝1敗となった。 強竜打線が地元ナゴヤで火を吹いた。初回、日本ハム先発・武田勝の立ち上がりを攻め、2四死球と盗塁で1死一、二塁のチャンス。ここで4番ウッズがセンター前へ先制タイムリーを放つ。続く中村紀、李が連続タイムリー二塁打を放ち、早々と武田勝をノックアウト。2番手のスウィーニーに対しても、平田、谷繁が連打を放つと、さらに送りバントを挟んで、荒木、井端にも連続タイムリーが飛び出し、日本シリーズ新記録の7打数連続安打で一挙7得点。2回にも1死満塁から谷繁が2点タイムリーを放ち、序盤2イニングで早くも9点差をつけ日本ハムを突き放した。 先発マウンドを任されたのは、中22日の登板間隔を置いてクライマックスシリーズも含めてポストシーズン初登板となった朝倉だった。2回に無死から2連続二塁打で1点を失うなど、初回から5回まで毎回ヒットを許し、本調子とは程遠いピッチング。しかし、大量援護に守られ7回8安打1失点と粘り強く投げ切った。その後は4投手の無失点リレーで日本ハム打線を抑え込んだ。 一方の日本ハムは、先発・武田勝の乱調がすべて。2番手スウィーニーも試合を立て直すことはできなかった。3番手・押本は3イニングを無失点、4番手の萩原も2イニングを0点に抑えたのが数少ない光明か。 打線では田中賢に日本シリーズ初安打が飛び出すなど、9安打を重ねながらわずか1得点。レギュラーシーズンでリーグ首位打者の3番・稲葉が日本シリーズに入ってから11打席無安打と、不調のトンネルを抜け出せていないのが痛手となった。 返信する その3 (30日の試合) 2007-10-31 07:04:16 【中日】打線爆発で2勝目/日本S2007年10月30日(火) 22時21分 日刊スポーツ <日本シリーズ:中日9-1日本ハム>◇第3戦◇30日◇ナゴヤドーム 中日が打線爆発で日本ハム投手陣を粉砕。連勝して2勝1敗と勝ち越した。 怒とうの攻撃は1回だった。1死一、二塁からウッズの中前タイムリーで先制。続く中村紀の中越え適時二塁打で加点。さらに李の右越え2点適時二塁打、平田の左前安打、谷繁の中前適時打と5連打して5点を奪い、朝倉の犠打をはさんで荒木、井端も連続タイムリーを放ち、シリーズ新記録の7打数連続安打で7点を入れた。 2回にも谷繁の適時二塁打で2点を追加して勝利を決定付けた。先発朝倉は7回を投げて8安打を許しながら、要所を締めて2回の1失点に抑える好投で勝利投手。8回から久本-平井-鈴木-岡本とつないで余裕で逃げ切った。落合監督は「この(いい)流れを切らさないようにすることだな」と話した。 返信する その4 (30日の試合) 2007-10-31 07:05:25 中日が序盤に猛攻=プロ野球日本シリーズ・中日-日本ハム2007年10月30日(火) 22時31分 時事通信 中日が序盤で大勢を決め、2試合連続の圧勝。1回、ウッズの先制打を皮切りに、中村紀と李炳圭の連続二塁打など5連打を含む7打数連続安打で一挙7得点。2回にも谷繁の二塁打で2点を加えた。大量援護を得た朝倉は無四球で粘り強く投げ、7回を1失点の好投。日本ハムは武田勝が3分の1回でKO。2番手スウィーニーらも流れにのまれた。 返信する その5 (30日の試合) 2007-10-31 07:07:00 <日本シリーズ>第3戦の主な記録2007年10月30日(火) 22時46分 毎日新聞 ◇第3戦の主な記録 ▽チームイニング最多連続打数安打 中日7(一回、1犠打を挟む)=新記録※従来の記録は6(78年の阪急、03年のダイエー、05年のロッテ)▽連続打数二塁打タイ 中村紀(中日)2=過去多数▽シリーズ最多併殺打タイ ウッズ(中日)4=2人目※88年の宇野(中日)以来 返信する 2戦で17失点 (日ハム) 2007-10-31 07:08:09 【日本ハム】2戦、計17失点/日本S2007年10月30日(火) 23時9分 日刊スポーツ <日本シリーズ:中日9-1日本ハム>◇第3戦◇30日◇ナゴヤドーム 日本ハム投手陣が大崩し連敗した。先発武田勝が初回、先頭荒木に与えた死球をきっかけに3安打5失点KO、2番手スウィーニーも4安打2失点で、2人合わせて初回に2死を取っただけで大量7点を奪われた。第2戦の8失点に続く乱調。ヒルマン監督は「先頭打者をああいった形で出して、なかなか傷口をうまく止めることができなかった」と嘆くしかなかった。 第1、2戦で計6安打と沈黙していた打線は、この日9安打と上向きの兆しは見せた。が、3番稲葉がシリーズ9打数(11打席)無安打など不振で、1点だけに終わった。ダルビッシュの好投で第1戦を勝ったが、光明を見いだせないまま1勝2敗となった。 返信する その6 (30日の試合) 2007-10-31 09:05:59 初回7点竜連勝!シリーズ新7打数連続H…日本S第3戦2007年10月31日(水) 8時2分 スポーツ報知 ◆日本シリーズ(7試合制)第3戦 中日9-1日本ハム(30日・ナゴヤドーム) オレ竜打線が大爆発。日本ハムに9-1で圧勝し、対戦成績を2勝1敗とした。中日は初回1死一、二塁から、ウッズの中前先制打を口火に、日本シリーズ新記録となる7打数連続安打などで7点を先取。序盤の大量援護に、先発・朝倉が7回1失点の好投で応えた。地元ナゴヤドームでの初戦を飾り、落合竜が53年ぶりとなる悲願の日本一へ、一歩近づいた。 対照的なコントラストだった。“フリーズ”したままだったスコアボードを尻目に、グラウンドではオレ竜戦士が躍動した。「その日のゲームに精神的にも肉体的にも集中してくれている。シーズン中には一度もなかっただけにね」試合後、落合監督もあふれ出る手応えを隠そうとしなかった。 4番のお目覚めが、打線に火をつけた。初回だ。先発・武田勝から2四死球でもらった1死一、二塁のチャンスに、ウッズが中前に先制打をはじき返した。スコアボードのカウントが1-3から、正常に作動しなくなってわずか2球後のチェンジアップだった。「チャンスだったので、とにかく強くボールを打つことを心がけた」と、ぶ厚い胸を突き出した助っ人大砲の、30打席目にして日本シリーズ初打点をたたき出す一打で、猛打ショーの幕が開いた。 中村紀、李炳圭が適時二塁打で続いた。2番手・スウィーニーに代わっても2連打。さらに、朝倉の送りバントを挟んで荒木、井端も適時打を連ねた。日本シリーズ新記録となる7打数連続安打。歴史に残るはずの猛攻劇は、動かなくなっていたスコアボードに刻まれることなく、ファンも得点経過を、十分に理解できないほどのヒットパレードだった。万歳三唱が鳴りやまないなか、初回で一気に勝負を決めた。 「選手が良く動いてくれた。ベンチで選手の邪魔をしないように見ているだけだった。動けていれば選手に任せてもいいかな。それを見極めるのも監督の仕事」と、初回の攻撃を、憎らしいほどサラリと振り返った落合監督。クライマックスシリーズの第1ステージで阪神に勝って以来、16日ぶりに本拠地・ナゴヤドームに戻ってきた落合竜は、“旅路”に出たときよりも、たくましく輝いていた。 「ナゴヤドームで胴上げ? 選手だけでなく球場のファン、全国のドラゴンズファンが望んでることでしょう。でも、まずはあした(31日)のことを考えます」とあくまで一戦必勝を肝に銘じるオレ流監督。53年ぶりの日本一を地元で決めるため、落合竜がゴールまで一気に突っ走る。 返信する その7 (30日の試合) 2007-10-31 09:07:32 朝倉53日ぶり勝利!PS初登板7回8安打1失点…日本S第3戦2007年10月31日(水) 8時2分 スポーツ報知 ◆日本シリーズ(7試合制)第3戦 中日9-1日本ハム(30日・ナゴヤドーム) 頭をよぎる様々な思いを消し去り、朝倉は真っ白な気持ちでマウンドに立っていた。ただ、目の前の打者を打ち取り、アウトを積み重ねていくことだけに集中していた。初回、1死から田中賢に内野安打を許したが、稲葉を二ゴロ併殺に打ち取った。立ち上がりをリズムよく乗り切れたことで乗った。そしてその裏の7点の大量援護にも、気持ちを緩めなかった。 7回で8安打を許しながら1失点。「野手の皆さんがたくさん点を取ってくれたので、その流れに乗って投げることができた」とほっとした表情で振り返った。ポストシーズン初登板で、9月7日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来、約2か月ぶりとなる白星。苦しみ抜いた末の勝利だった。 9月14日の阪神戦(甲子園)では、5四球を与えて4回途中KO。制球を気にして、持ち味の思い切りのよさが影を潜めた。本来の調子に戻らないままクライマックスシリーズを迎え、先発起用が予想されながら登板はなかった。巨人との第2ステージ(東京ドーム)では中継ぎ待機に甘んじた。「悔しいというか寂しいというか…。チャンスがきたら絶対やってやると思っていた」 9日には名古屋市内でミニバイクと衝突事故を起こし、球団から厳重注意を受けた。シーズン最後の大舞台できっちり結果を残し、“みそぎ”を済ませた。「いろんな思いがあった。ようやくチームに貢献できた」これでやっと、笑顔で歓喜の輪に加わることができる。 返信する その8 (30日の試合) 2007-10-31 09:08:58 ウッズ初打点で点火!落合竜、一回7安打7点の猛攻で連勝2007年10月31日(水) 8時2分 サンケイスポーツ (日本シリーズ第3戦、中日9-1日本ハム、中日2勝1敗、30日、ナゴヤドーム)53年ぶりの日本一を目指す中日が9-1で圧勝し、対戦成績を2勝1敗とした。中日は一回、タイロン・ウッズ内野手(38)のシリーズ初打点など、7打数連続安打で7点を奪い2試合連続で打線が爆発した。 宣言通りの決勝打で、歴史的猛攻を誘発した。4番・ウッズがついに、日本シリーズ初打点。日本ハムにとっては、決して起こしてはいけない“眠れる恐竜”が、静かに目を開き始めた。 「チャンスだったから、球を強く打つことを心がけた。相手はかなりいいチェンジアップを投げたが、うまくとらえられたよ。一発や長打ではなく、とにかく走者をかえせたことが、よかった」 1勝1敗で迎えた本拠地決戦。その一回に、流れを作った。四死球でもらった一死一、二塁のチャンス。フルカウントから、左腕・武田勝の外角低めチェンジアップを一閃。打球は見事なピッチャー返しとなって、鋭く中前へ抜けていった。 大振りせず、安打に徹した主砲の先制打。これが呼び水だった。以降、怒濤の7打数連続安打で一挙7点。「後ろも続いてくれて良かった。新記録? 本当かい? そこに貢献できて最高だよ」と顔をほころばせた。 有言実行だった。札幌ドームでの1、2戦では7打数1安打3併殺。昨年のシリーズでも、打点ゼロに終わった4番だ。名古屋に戻った前日29日の練習後には「札幌ドームは暗い。苦手」と話すと「もう札幌に行くつもりはない」と、力強く4連勝での地元胴上げを宣言していた。 自らの誓いを示す仕事ぶりに、落合竜を背負う男のプライドがにじむ。三回に遊ゴロ併殺打を放ち、シリーズ最多タイの4併殺(中日・宇野=88年)となったが、「興味ないな。あしたも打つかもね」と、どこ吹く風。見据えるのは53年ぶりの頂点。それだけだ。 「本塁打は1本も打てなくていい。とにかく勝ちたい。優勝するまではホッとはできないよ」 クールに闘志を秘める大砲。目覚めの初打点に、爆発の予感が漂う。 返信する その9 (30日の試合) 2007-10-31 12:25:06 竜 連勝!7打数連続安打でハム秒殺2007年10月31日(水) 11時39分 デイリースポーツ 中日が速攻で連勝した。初回、シリーズ新記録となる1イニング7打数連続安打を決めるなど恐竜打線が爆発。いきなり7点を奪って圧倒した。先発した朝倉健太投手(26)も7回1失点と好投し、シリーズ初勝利を挙げた。日本ハムは投壊で完敗。対戦成績を2勝1敗とした中日は、きょう31日の第4戦にも勝てば地元での日本一胴上げに王手となる。 記録ずくめの大勝。53年ぶりの日本一へ、竜が球譜を塗り替えた。シリーズ新記録の1イニング7打数連続安打で、歴代2位となる1イニング7得点。打者12人の猛攻。♪もう、どうにも止まらない~。 猛打爆発の扉をウッズが開けた。初回一死一、二塁。最大限に高めた集中力。こん身の打球が武田勝の足元を襲い、二塁・田中賢が伸ばしたグラブの先を抜けた。シリーズ初打点となる先制の中前適時打。さあ、猛打ショーの幕開けだ。 中村紀が右中間へ適時二塁打。李炳圭が右中間突破の2点適時二塁打。シリーズ初出場の平田の左前打を挟んで、谷繁が中前適時打。今度は朝倉の犠打を挟んで、荒木がシリーズタイの6打数連続安打となる左前適時打。トドメは井端。シリーズ新の7打数連続安打を飾る右前適時打が、緑の芝生で弾んだ。 有言実行。男が求める究極の美学。「最高の勝利。最高の気分さ」。ウッズが叫んだ。敵地での2連戦を7打数1安打の3併殺と苦しんだ。「ここで決める。札幌には戻らない。3連勝で日本一だ」。24時間前の公約成就に前進する面目躍如の快音。流れと勢いを生んだ一打に胸が躍った。 ●○○。昨年の逆バージョン。歴史は繰り返されるのか。オレ竜軍団が頂点奪取に一歩抜け出た。「シーズン中には一度もなかった動きを選手がしてくれてる。今日は選手の邪魔をしないようにベンチに座ってたよ。あとはこの流れを切らないようにするだけだな」。辛口の落合監督が手放しで兵を絶賛した。視界に浮かぶ本拠地胴上げ。一気に攻める。落合竜が夢をつかむ。 返信する 今夜の試合 (第4戦のみどころ) 2007-10-31 12:26:35 2連勝の中日が一気に王手かけるか!?=プロ野球・日本シリーズ第4戦見どころ2007年10月31日(水) 12時0分 スポーツナビ プロ野球・日本シリーズ第4戦、中日ドラゴンズvs.北海道日本ハムファイターズが31日、中日の本拠地・ナゴヤドームで行われる。2連勝の中日が一気に王手をかけるか、それとも日本ハムが息を吹き返すか。 中日は地元に戻った第3戦、初回からの猛攻で圧勝した。打線は3番・森野とピッチャーの朝倉以外、先発全員安打をマーク。クライマックスシリーズでも見せた序盤からの先制攻撃で試合の流れを引き寄せた。強いて言えば、メンバーが入れ替わった5回以降、わずか1安打と尻すぼみに終わったところが気になるところか。中継ぎ陣も大量リードに気を緩めることなく、無失点リレーと心強い。2勝1敗とリードして迎える第4戦、地元で一気に畳み掛けたいところだ。 一方の日本ハムは、9安打を放ちながらもわずか1得点とつながりを欠いた。中でも気になるのは、打線の核である3番・稲葉が11打席無安打と、いまだ日本シリーズでヒットなし。満身創痍(そうい)の主砲セギノールも自打球の影響が心配される。ただ、第3戦では核弾頭の森本、8番・金子誠が2安打ずつを放ち、2番の田中賢にも日本シリーズ初安打が飛び出すなど明るい兆しも見える。少ないチャンスを確実にものにすることが巻き返しへの策となるだろう。 返信する 始まり~ (第4戦先発投手) 2007-10-31 18:12:14 日ハム・・・吉川ドラゴンズ…小笠原 返信する 吉川ルーキーに託す (日ハム) 2007-10-31 19:10:31 日本ハム】先発は中2日で吉川/日本S10月31日18時25分配信 日刊スポーツ<日本シリーズ:中日-日本ハム>◇第4戦◇31日◇ナゴヤドーム 日本ハムは先発マウンドに「中2日」でルーキーの吉川光夫投手(19)を立てた。28日の第2戦に2番手で登板し、打者3人に19球を投げた左腕に、大事な一戦を託す。ヒルマン監督は「本人には随分、前に伝えている。先発がゲームをつくってくれれば勝機はある」と連敗阻止へ、期待を込めて話した。 返信する 2-1 (試合経過) 2007-10-31 19:40:21 中日、相手エラーなどで2点を先制=プロ野球・日本シリーズ第4戦2007年10月31日(水) 19時25分 スポーツナビ 中日ドラゴンズvs.北海道日本ハムファイターズによるプロ野球・日本シリーズ第4戦が31日、ナゴヤドームで行われる。試合は3回まで終わって、中日が2対0でリードしている。先発投手は中日が左腕・小笠原、日本ハムはルーキー・吉川。 中日は1回、内野安打と死球などで1死二、三塁のチャンスをつくると、4番・ウッズが放った三塁線へのゴロをサード小谷野がはじく間に三走・荒木がホームを踏む。なおも李炳圭のファーストゴロの間に2点目を追加し、3試合連続で初回に先制点を挙げた。 一方の日本ハムは、3回まで毎回ランナーを出しチャンスをつくるものの、いずれも得点には結び付かず。高卒ルーキーとしては、1992年の石井一(ヤクルト)以来となる先発登板の吉川は、初回に味方のエラーなどで失点したが、3回は3者凡退に斬って取るなど、徐々に立ち直りを見せている。 返信する ありがとうです (勝ちました) 2007-10-31 21:58:08 4-2で勝ちました。3勝1敗。応援ありがとうございました。明日、王手です。朝から明日は病院です。リハビリ頑張ってきます。720メートル、18往復に挑戦してきます。18って縁起がいい数字です。それに、1999年11月1日に大手術したのです。そして今があります。 返信する 王手! (いっこんま) 2007-10-31 22:09:43 3連勝、おめでとうございます!未歩さんのリハビリも応援してます。記念の日にドラゴンズの優勝が決まるといいですね。 返信する あと1勝?! (ルレクチェ) 2007-10-31 22:37:33 ここの所、忙しくてTVで応援できてませんが・・・明日でとうとう決まるのですね、日本1!明日も帰りが遅くなりますが、帰ったら急いでTVつけます~♪リハビリの未歩さんにも念を送ります!がんばってください。良い日になりますね 返信する 中日王手! (老春) 2007-11-01 05:59:40 7回裏、中村ノリ意地のダメ押しタイムリー打に万歳!谷繁の投手好リード支えに万歳!そして、ストッパー岩瀬の完璧セーブに大万歳!今夜、ナゴヤで日本一を決めましょう!今夜もTVに釘付け応援です!フレーフレードラゴンズ!祈る日本一! 返信する ありがとうです (☆いっこんまさんへ) 2007-11-01 13:58:04 もう昨日は心配で心配で・・・ほっとしました。今日、勝てなければ、日本一にはなれません。応援よろしくです。 返信する ありがとうです (☆ルレクチェさんへ) 2007-11-01 14:00:31 お仕事忙しいのに、そのお気持ちだけでうれしいです。今日勝てば、日本一です。どうぞ、よろしくです。 返信する ありがとうです (☆老春さんへ) 2007-11-01 14:04:40 あと1勝。ほんとにノリが大活躍ですね。今日もどうぞよろしくです。私は18往復歩けず。15往復…十分ご利益がありますように日本一を祈願し歩いてきました。川上投手、頼みます! 返信する 相手はダルビッシュ (先発山井投手) 2007-11-01 18:07:44 地元ナゴヤドームで53年ぶりの日本一を決めたい中日はポストシーズンを通じて初登板となる山井を先発に送る。今季の山井は14試合に投げて6勝を記録。9月は4勝を挙げて月間MVPにも輝いた。交流戦での登板がなく、日本ハムとは初対戦となる。自慢のスライダーで日ハム打線を封じることができるか。打線は3試合連続先制点を記録するなど、荒木、井端の1、2番が機能している。ウッズがやや精彩を欠くも、森野、中村紀もバットが振れていて、上位打線が頼もしい。 2年連続日本一に向けて黄信号の灯った北海道日本ハムはエース・ダルビッシュを中4日で登板させる。初戦で川上と投げ合ったダルビッシュは154キロのストレートを軸に、中日打線を1点に封じた。チーム打率1割7分9厘と打線が不振なだけに、3戦負けなしの右腕にすべてを託す。打線のキーマンは第4戦で2安打を放った核弾頭・森本と、日本シリーズ13打席目にして初安打を放ったリーグ首位打者の稲葉。序盤に点を取って、ダルビッシュを少しでも楽にしたい。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡
2007年10月30日(火) 22時2分 毎日新聞
◇日本シリーズ第3戦 ○中日9-1日本ハム●
中日が大勝した。一回1死一、二塁からウッズの中前打で先制。その後も中村紀、李炳圭、谷繁、荒木、井端が適時長短打で続いて一挙7点。二回は谷繁の適時二塁打で2点を加えた。先発・朝倉は要所を締めて7回1失点と好投した。
日本ハムは先発・武田勝が1死しか取れずに降板する大誤算。攻撃もつながりを欠き、二回に工藤の適時二塁打で挙げた1点のみに終わった。
▽中日・落合監督 シーズン中より集中力を持って、シリーズに入っている。選手がよく動いている。ベンチでは邪魔をしないように見ているだけ。CSから、その日その日のゲームのことを考えている。
▽日本ハム・ヒルマン監督 最初に大量失点しては盛り返すのは難しい。ただ、打線はヒットが出始めたし、振れてきた。連敗は気にしない。この負けがチームに悪影響を与えることもない。
▽日本ハム・武田勝 大事な試合でこんな結果になってしまい申し訳ありません……。
○…中日先発の朝倉は8安打を許しながらも、7回1失点と粘りの投球。シリーズ初勝利を手にし、「ようやくチームに貢献できた」と笑顔を見せた。ボール先行の苦しい立ち上がりに「最初はどうなるかと思った」というが、「球威がない分、しっかりコーナーを突いた」ときっちり修正。大量点にも守られ、持ち前の打たせて取る投球で落合監督の信頼に応えた26歳。「チームにいい流れを引き寄せられたと思う」と納得の96球を振り返った。
○…中日の荒木が得意の足に加え、バットでも日本ハム投手陣をたたきのめした。一回、武田勝の初球を足に受けて倒れ込んだが、「やっている時は(死球の)痛みは感じない」と平然と一塁へ。続く井端への3球目にシリーズ3個目となる盗塁を決め、大量得点をおぜん立て。主砲ウッズの中前打で先制のホームを踏むと、打者一巡で回ってきた第2打席で左前へはじき返し、今シリーズ初打点。八回にも先頭で中前打を放ち、第2戦に続く複数安打と、チームの切り込み役として存在感を示した。
○…シリーズ新記録となるチーム7打数連続安打の口火を切ったウッズは「(新記録は)本当か? 貢献したんだね。最高」と上機嫌。一回1死一、二塁。2-3からのチェンジアップを強くたたいた打球は、武田勝を強襲し、中前に抜ける先制打に。「走者を還すことを心がけた。後も続いたし、いい気分」。三回には、遊ゴロ併殺打でシリーズ最多タイの四つ目の併殺打を記録したが、「明日も打つかもね」。何ら気にしているそぶりは見せなかった。
○…谷繁が朝倉を好リードするだけでなく、打撃でも貢献。一、二回に2打席連続タイムリーを放つなど計3安打をマークした。二回、1死二、三塁から平田が敬遠で歩かされ、回ってきた打席では、ストライクを二つ取られて追い込まれたが、2-2からの6球目を左越えに2点適時打。日本ハムの敬遠策には「びっくりしませんでした。自分でダブルプレーを取られることもあり得るわけだし」。横浜時代に日本一を経験したベテラン。熱くならず、冷静に対処できただけに、笑みが絶えなかった。
○…一回に3番手として緊急登板した日本ハム・建山。今年5月以来の1軍マウンドだったが、2死一、二塁で森野を左飛に仕留めた。しかし二回、先頭のウッズに四球を与えると、そこからピンチを広げ2点を失った。「四球はしっかり反省しないといけない」と建山。先発で結果を出せず2軍落ちし、故障も重なって復帰が遅れた。7試合に投げただけの不本意なシーズンだっただけにこのままでは終われない。「気持ちを切り替えて臨みたい」と31歳右腕は次を見据えていた。
○…打線のつながらない日本ハムは9安打しながら1得点に終わった。大量失点直後の二回、先頭のセギノールが二塁打で出塁し、続く工藤が左中間へ適時二塁打。セギノール以外の選手がようやく打点を挙げ、一気に反撃ムードを盛り上げたいところだったが後が続かなかった。工藤は「全然(駄目)です。負けちゃ駄目です」と険しい表情。「切り替えて頑張るしかない」と自らに言い聞かせるように話して球場を後にした。
○…日本ハム・稲葉のバットからは、まだ快音が聞こえない。一回、1死一塁の場面ではエンドランを敢行したが、二ゴロとなり最悪の併殺に。「ゲッツーで、向こうに流れが行ってしまった」と嘆いた。結局この日も無安打で、3試合を終えて9打数0安打。しかし「当たりは悪くない。短期勝負なので、切り替えるしかない」。第4戦以降、パ・リーグ首位打者の意地を見せるか。
○…これまで2試合でわずか1安打と苦しんでいた日本ハムの森本が、自慢の足で安打を稼いだ。三回の第2打席。当たりは三塁手へのゴロだったが、一足早く一塁を駆け抜けて内野安打。五回の第3打席は、注意していた内角の変化球を引っかけてしまったが、森本の俊足が勝り、またも内野安打に。試合前、「何とか塁に出たい」と話していた1番打者が役割を果たした。
○…リズムに乗れない日本ハム打線の中で、このシリーズ第2戦までチームで唯一打点を挙げたセギノールが意地を見せた。二回、先頭で中日・朝倉の変化球をとらえ、右翼線を破る二塁打。続く工藤の二塁打でホームを踏んだ。五回の第3打席で右足甲に自打球を当て、大事をとってベンチに退いた。試合前には「日本シリーズでは、それぞれが自分の仕事をするだけだ」と語っていたセギノール。右ひざ痛を抱えながらも、言葉通りの打撃で沈みがちなチームに活を入れた。
2007年10月30日(火) 22時9分 スポーツナビ
中日、地元ナゴヤで猛打爆発! 2007年度プロ野球・日本シリーズ第3戦が30日、ナゴヤドームで行われ、中日ドラゴンズが9対1で北海道日本ハムファイターズを下した。中日は初回に7点を挙げる先制攻撃で日本ハムを圧倒し、2連勝。日本シリーズの対戦成績は、中日の2勝1敗となった。
強竜打線が地元ナゴヤで火を吹いた。初回、日本ハム先発・武田勝の立ち上がりを攻め、2四死球と盗塁で1死一、二塁のチャンス。ここで4番ウッズがセンター前へ先制タイムリーを放つ。続く中村紀、李が連続タイムリー二塁打を放ち、早々と武田勝をノックアウト。2番手のスウィーニーに対しても、平田、谷繁が連打を放つと、さらに送りバントを挟んで、荒木、井端にも連続タイムリーが飛び出し、日本シリーズ新記録の7打数連続安打で一挙7得点。2回にも1死満塁から谷繁が2点タイムリーを放ち、序盤2イニングで早くも9点差をつけ日本ハムを突き放した。
先発マウンドを任されたのは、中22日の登板間隔を置いてクライマックスシリーズも含めてポストシーズン初登板となった朝倉だった。2回に無死から2連続二塁打で1点を失うなど、初回から5回まで毎回ヒットを許し、本調子とは程遠いピッチング。しかし、大量援護に守られ7回8安打1失点と粘り強く投げ切った。その後は4投手の無失点リレーで日本ハム打線を抑え込んだ。
一方の日本ハムは、先発・武田勝の乱調がすべて。2番手スウィーニーも試合を立て直すことはできなかった。3番手・押本は3イニングを無失点、4番手の萩原も2イニングを0点に抑えたのが数少ない光明か。
打線では田中賢に日本シリーズ初安打が飛び出すなど、9安打を重ねながらわずか1得点。レギュラーシーズンでリーグ首位打者の3番・稲葉が日本シリーズに入ってから11打席無安打と、不調のトンネルを抜け出せていないのが痛手となった。
2007年10月30日(火) 22時21分 日刊スポーツ
<日本シリーズ:中日9-1日本ハム>◇第3戦◇30日◇ナゴヤドーム
中日が打線爆発で日本ハム投手陣を粉砕。連勝して2勝1敗と勝ち越した。
怒とうの攻撃は1回だった。1死一、二塁からウッズの中前タイムリーで先制。続く中村紀の中越え適時二塁打で加点。さらに李の右越え2点適時二塁打、平田の左前安打、谷繁の中前適時打と5連打して5点を奪い、朝倉の犠打をはさんで荒木、井端も連続タイムリーを放ち、シリーズ新記録の7打数連続安打で7点を入れた。
2回にも谷繁の適時二塁打で2点を追加して勝利を決定付けた。先発朝倉は7回を投げて8安打を許しながら、要所を締めて2回の1失点に抑える好投で勝利投手。8回から久本-平井-鈴木-岡本とつないで余裕で逃げ切った。落合監督は「この(いい)流れを切らさないようにすることだな」と話した。
2007年10月30日(火) 22時31分 時事通信
中日が序盤で大勢を決め、2試合連続の圧勝。1回、ウッズの先制打を皮切りに、中村紀と李炳圭の連続二塁打など5連打を含む7打数連続安打で一挙7得点。2回にも谷繁の二塁打で2点を加えた。大量援護を得た朝倉は無四球で粘り強く投げ、7回を1失点の好投。日本ハムは武田勝が3分の1回でKO。2番手スウィーニーらも流れにのまれた。
2007年10月30日(火) 22時46分 毎日新聞
◇第3戦の主な記録
▽チームイニング最多連続打数安打 中日7(一回、1犠打を挟む)=新記録※従来の記録は6(78年の阪急、03年のダイエー、05年のロッテ)▽連続打数二塁打タイ 中村紀(中日)2=過去多数▽シリーズ最多併殺打タイ ウッズ(中日)4=2人目※88年の宇野(中日)以来
2007年10月30日(火) 23時9分 日刊スポーツ
<日本シリーズ:中日9-1日本ハム>◇第3戦◇30日◇ナゴヤドーム
日本ハム投手陣が大崩し連敗した。先発武田勝が初回、先頭荒木に与えた死球をきっかけに3安打5失点KO、2番手スウィーニーも4安打2失点で、2人合わせて初回に2死を取っただけで大量7点を奪われた。第2戦の8失点に続く乱調。ヒルマン監督は「先頭打者をああいった形で出して、なかなか傷口をうまく止めることができなかった」と嘆くしかなかった。
第1、2戦で計6安打と沈黙していた打線は、この日9安打と上向きの兆しは見せた。が、3番稲葉がシリーズ9打数(11打席)無安打など不振で、1点だけに終わった。ダルビッシュの好投で第1戦を勝ったが、光明を見いだせないまま1勝2敗となった。
初回7点竜連勝!シリーズ新7打数連続H…日本S第3戦
2007年10月31日(水) 8時2分 スポーツ報知
◆日本シリーズ(7試合制)第3戦 中日9-1日本ハム(30日・ナゴヤドーム) オレ竜打線が大爆発。日本ハムに9-1で圧勝し、対戦成績を2勝1敗とした。中日は初回1死一、二塁から、ウッズの中前先制打を口火に、日本シリーズ新記録となる7打数連続安打などで7点を先取。序盤の大量援護に、先発・朝倉が7回1失点の好投で応えた。地元ナゴヤドームでの初戦を飾り、落合竜が53年ぶりとなる悲願の日本一へ、一歩近づいた。
対照的なコントラストだった。“フリーズ”したままだったスコアボードを尻目に、グラウンドではオレ竜戦士が躍動した。「その日のゲームに精神的にも肉体的にも集中してくれている。シーズン中には一度もなかっただけにね」試合後、落合監督もあふれ出る手応えを隠そうとしなかった。
4番のお目覚めが、打線に火をつけた。初回だ。先発・武田勝から2四死球でもらった1死一、二塁のチャンスに、ウッズが中前に先制打をはじき返した。スコアボードのカウントが1-3から、正常に作動しなくなってわずか2球後のチェンジアップだった。「チャンスだったので、とにかく強くボールを打つことを心がけた」と、ぶ厚い胸を突き出した助っ人大砲の、30打席目にして日本シリーズ初打点をたたき出す一打で、猛打ショーの幕が開いた。
中村紀、李炳圭が適時二塁打で続いた。2番手・スウィーニーに代わっても2連打。さらに、朝倉の送りバントを挟んで荒木、井端も適時打を連ねた。日本シリーズ新記録となる7打数連続安打。歴史に残るはずの猛攻劇は、動かなくなっていたスコアボードに刻まれることなく、ファンも得点経過を、十分に理解できないほどのヒットパレードだった。万歳三唱が鳴りやまないなか、初回で一気に勝負を決めた。
「選手が良く動いてくれた。ベンチで選手の邪魔をしないように見ているだけだった。動けていれば選手に任せてもいいかな。それを見極めるのも監督の仕事」と、初回の攻撃を、憎らしいほどサラリと振り返った落合監督。クライマックスシリーズの第1ステージで阪神に勝って以来、16日ぶりに本拠地・ナゴヤドームに戻ってきた落合竜は、“旅路”に出たときよりも、たくましく輝いていた。
「ナゴヤドームで胴上げ? 選手だけでなく球場のファン、全国のドラゴンズファンが望んでることでしょう。でも、まずはあした(31日)のことを考えます」とあくまで一戦必勝を肝に銘じるオレ流監督。53年ぶりの日本一を地元で決めるため、落合竜がゴールまで一気に突っ走る。
2007年10月31日(水) 8時2分 スポーツ報知
◆日本シリーズ(7試合制)第3戦 中日9-1日本ハム(30日・ナゴヤドーム) 頭をよぎる様々な思いを消し去り、朝倉は真っ白な気持ちでマウンドに立っていた。ただ、目の前の打者を打ち取り、アウトを積み重ねていくことだけに集中していた。初回、1死から田中賢に内野安打を許したが、稲葉を二ゴロ併殺に打ち取った。立ち上がりをリズムよく乗り切れたことで乗った。そしてその裏の7点の大量援護にも、気持ちを緩めなかった。
7回で8安打を許しながら1失点。「野手の皆さんがたくさん点を取ってくれたので、その流れに乗って投げることができた」とほっとした表情で振り返った。ポストシーズン初登板で、9月7日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来、約2か月ぶりとなる白星。苦しみ抜いた末の勝利だった。
9月14日の阪神戦(甲子園)では、5四球を与えて4回途中KO。制球を気にして、持ち味の思い切りのよさが影を潜めた。本来の調子に戻らないままクライマックスシリーズを迎え、先発起用が予想されながら登板はなかった。巨人との第2ステージ(東京ドーム)では中継ぎ待機に甘んじた。「悔しいというか寂しいというか…。チャンスがきたら絶対やってやると思っていた」
9日には名古屋市内でミニバイクと衝突事故を起こし、球団から厳重注意を受けた。シーズン最後の大舞台できっちり結果を残し、“みそぎ”を済ませた。「いろんな思いがあった。ようやくチームに貢献できた」これでやっと、笑顔で歓喜の輪に加わることができる。
2007年10月31日(水) 8時2分 サンケイスポーツ
(日本シリーズ第3戦、中日9-1日本ハム、中日2勝1敗、30日、ナゴヤドーム)53年ぶりの日本一を目指す中日が9-1で圧勝し、対戦成績を2勝1敗とした。中日は一回、タイロン・ウッズ内野手(38)のシリーズ初打点など、7打数連続安打で7点を奪い2試合連続で打線が爆発した。
宣言通りの決勝打で、歴史的猛攻を誘発した。4番・ウッズがついに、日本シリーズ初打点。日本ハムにとっては、決して起こしてはいけない“眠れる恐竜”が、静かに目を開き始めた。
「チャンスだったから、球を強く打つことを心がけた。相手はかなりいいチェンジアップを投げたが、うまくとらえられたよ。一発や長打ではなく、とにかく走者をかえせたことが、よかった」
1勝1敗で迎えた本拠地決戦。その一回に、流れを作った。四死球でもらった一死一、二塁のチャンス。フルカウントから、左腕・武田勝の外角低めチェンジアップを一閃。打球は見事なピッチャー返しとなって、鋭く中前へ抜けていった。
大振りせず、安打に徹した主砲の先制打。これが呼び水だった。以降、怒濤の7打数連続安打で一挙7点。「後ろも続いてくれて良かった。新記録? 本当かい? そこに貢献できて最高だよ」と顔をほころばせた。
有言実行だった。札幌ドームでの1、2戦では7打数1安打3併殺。昨年のシリーズでも、打点ゼロに終わった4番だ。名古屋に戻った前日29日の練習後には「札幌ドームは暗い。苦手」と話すと「もう札幌に行くつもりはない」と、力強く4連勝での地元胴上げを宣言していた。
自らの誓いを示す仕事ぶりに、落合竜を背負う男のプライドがにじむ。三回に遊ゴロ併殺打を放ち、シリーズ最多タイの4併殺(中日・宇野=88年)となったが、「興味ないな。あしたも打つかもね」と、どこ吹く風。見据えるのは53年ぶりの頂点。それだけだ。
「本塁打は1本も打てなくていい。とにかく勝ちたい。優勝するまではホッとはできないよ」
クールに闘志を秘める大砲。目覚めの初打点に、爆発の予感が漂う。
2007年10月31日(水) 11時39分 デイリースポーツ
中日が速攻で連勝した。初回、シリーズ新記録となる1イニング7打数連続安打を決めるなど恐竜打線が爆発。いきなり7点を奪って圧倒した。先発した朝倉健太投手(26)も7回1失点と好投し、シリーズ初勝利を挙げた。日本ハムは投壊で完敗。対戦成績を2勝1敗とした中日は、きょう31日の第4戦にも勝てば地元での日本一胴上げに王手となる。
記録ずくめの大勝。53年ぶりの日本一へ、竜が球譜を塗り替えた。シリーズ新記録の1イニング7打数連続安打で、歴代2位となる1イニング7得点。打者12人の猛攻。♪もう、どうにも止まらない~。
猛打爆発の扉をウッズが開けた。初回一死一、二塁。最大限に高めた集中力。こん身の打球が武田勝の足元を襲い、二塁・田中賢が伸ばしたグラブの先を抜けた。シリーズ初打点となる先制の中前適時打。さあ、猛打ショーの幕開けだ。
中村紀が右中間へ適時二塁打。李炳圭が右中間突破の2点適時二塁打。シリーズ初出場の平田の左前打を挟んで、谷繁が中前適時打。今度は朝倉の犠打を挟んで、荒木がシリーズタイの6打数連続安打となる左前適時打。トドメは井端。シリーズ新の7打数連続安打を飾る右前適時打が、緑の芝生で弾んだ。
有言実行。男が求める究極の美学。「最高の勝利。最高の気分さ」。ウッズが叫んだ。敵地での2連戦を7打数1安打の3併殺と苦しんだ。「ここで決める。札幌には戻らない。3連勝で日本一だ」。24時間前の公約成就に前進する面目躍如の快音。流れと勢いを生んだ一打に胸が躍った。
●○○。昨年の逆バージョン。歴史は繰り返されるのか。オレ竜軍団が頂点奪取に一歩抜け出た。「シーズン中には一度もなかった動きを選手がしてくれてる。今日は選手の邪魔をしないようにベンチに座ってたよ。あとはこの流れを切らないようにするだけだな」。辛口の落合監督が手放しで兵を絶賛した。視界に浮かぶ本拠地胴上げ。一気に攻める。落合竜が夢をつかむ。