終了間際にPKでの失点で追いつかれたG大阪が、再び降格圏内の16位に転落した。
再三の好セーブでピンチを防ぎながら同点にされたGK藤ヶ谷は「勝ち点3を取れた試合」と肩を落とした。
序盤はG大阪ペースだった。
前半14分、左太もも裏の痛みから2試合ぶりに復帰したレアンドロが遠藤からのパスを右足でゴールして先制。
前半は相手に1本もシュート与えなかったが、後半になると流れは一変した。
積極的な姿勢を取り戻した同じ残留を争う新潟の攻めに押され、運動量の落ちたG大阪は自陣で苦しい場面の連続。
「圧力をかけてきて、DFラインを上げきらずに攻撃された。
取りに行く力が足りなかった」。
松波監督は、防戦一方だった後半を苦々しく振り返るしかなかった。
PKを与えた岩下は「もったいないゲーム」。
レアンドロも「負けのような気がする」と笑顔はなかったが、最悪の結果ではない。
残留へ残り9試合。
遠藤は「気持ちを切り替えて、直すところは直していければ」と落ち込んではいなかった。
(堀健二)
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