北海道室蘭市の独り暮らしの女性(80)が、自宅のトイレで体を挟まれて動けなくなり、3日後に救出されていたことが8日分かった。
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女性は栄養失調などで手当てを受けたが、命に別条はないという。
市などによると、女性は1日夜、トイレでバランスを崩して倒れ、便座と壁の間に上半身を挟まれて抜け出せなくなった。4日午後5時頃、女性方の郵便受けに回覧板が残っているのを不審に思った近所の女性(69)が窓から声を掛けると、壁をたたく反応があり、道警室蘭署に通報した。
道内は記録的な猛暑が続いており、女性は衰弱していたが、意識ははっきりしていたという。通報した女性は「助かって本当に良かった」と話していた。
(2012年9月9日00時13分
読売新聞)
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