【ロンドン=中沢謙介】英財務省は10日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の信頼性向上に向けた改革案のたたき台を公表した。
LIBOR作成に実際の取引データを活用することや不正行為への罰則強化などが柱だ。銀行業界などからの意見を聞き、9月末に最終案をまとめる。
素案では、改革の選択肢として、〈1〉LIBOR作成の基になる申告金利に実際の取引データを用いる〈2〉不正申告に対する罰則を強化する〈3〉LIBORの役割を部分的に担う代替指標の検討――などを挙げた。
(2012年8月12日
読売新聞)
関連ニュース
・
LIBOR改革、英財務省が素案
・
米GDP改定値を上方修正
・
六本木クラブ撲殺、計画的襲撃?被害者席に直行
・dvd売上チャート