アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

映画「ファンジニ」

2007-06-07 | 韓国生活
テストも終わり、来週の卒業を待つばかりとなりました~ 今日はクラスメート達と一緒に卒業式で着るチマチョゴリを借りに行ってきました。どんなチマチョゴリを選んだかは、来週のお楽しみと言うことで。

さて、今週は月曜・火曜と期末テストがあったのですが、月曜に先生がいきなり「映画「ファン・ジニ」の無料チケットがあるけど行く人?」と。実はこれは国内公開を前に、観光客対象に舞台挨拶付きの上映会をすると言うイベントだったのです。期末テストが終わってないとは言え、残りは「イルキ(読解)」だけだったので、迷わず行ってきました。この余裕。。。



ファン・ジニは実在のキーセン(日本で言う芸者でしょうか)ですが、映画がどこまで実話に基づいているかは不明。たぶんほとんどフィクションだと思われます。この映画公開前からかなり話題になっていたのですが、なぜかと言うと北朝鮮の北剛山(クムガンサン)で初めて映画撮影が許可されたから。北剛山でも試写会としたと聞いています。

ファン・ジニは両班(韓国の貴族)の娘として育てられるのですが、実はお父さんが使用人に手を出してできた子供でした。ある事件からそれが明るみに出た瞬間から、ファン・ジニの新たな人生が始まります。キーセンとして生きる道を選び、美貌と才能でもって役人たちからもてはやされるキーセンになるものの、実は心にはたった一人の男性が。運命に翻弄されながら、強く生きていくファン・ジニ。。。

この映画の見所の1つが衣装。ファン・ジニの着ている韓服は本当にきれいですよ。


主演のソン・ヘギョは若いながら貫禄の演技で見せてます。実物はすごい細くてかわいかったです。実はドラマの「ファン・ジニ」も去年放送されたのですが、ドラマで「ファン・ジニ」を演じたハン・ジオン(チュオクの剣)とは格の差を感じるぐらいの演技ですよ。ファン・ジニが最後まで愛する男性役にはユ・ジテ。珍しく長髪で登場します。日本でも公開されると思うので、一度見てもいいかも。途中生生しい映像が登場しますが、それを除いては良くできた映画だと思います。やるせなさに泣けます

それでは~


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