夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

10月10日は、国際死刑廃止デー

2009年10月10日 02時26分09秒 | 社会
今日、10月10日は国際死刑廃止デーだ。
そんなわけで、死刑制度について、いつもとは違った視点で書いてみる。
以前も書いたことだが、私が死刑に反対する最大の理由は、私は『人を殺すことはいけないことだ』と、考えているからであって、『世界の趨勢は死刑廃止』は、私にとり、補足的な意味しかない。
今回は、その補足について書いてみたいのだ。
まずは、下の世界地図を見てほしい。
1978年

2009年


上は1978年、下は2009年。
…死刑存置国
…事実上の死刑廃止国
…通常犯罪の死刑を廃止国
…全犯罪の死刑廃止国
1978年には、死刑廃止60カ国、死刑存置122カ国。
これが、
2009年には、死刑廃止139カ国、死刑存置58カ国。
死刑の廃止は世界の流れであることが、わかっていただけると思う。
特にEUは、その加盟条件に『死刑廃止』を謳っているので、ヨーロッパは白くなっている。
先進国で死刑を廃止していない国は、アメリカと日本くらいなのだ。
他には、中国、北朝鮮、イラン、イラク、シリア、ソマリアなどなど。
死刑などという、野蛮な制度はさっさと捨てて、
死刑廃止という点において、日本は普通の国になるべきだ、と私は思う。

画像、データなどは、『アムネスティー・インターナショナル』から拝借した。


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