夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

在特会は日本の恥

2009年10月07日 03時07分52秒 | 社会
9月27日、在特会が秋葉原で外国人参政権に反対するデモを行ったのだが、その時彼らがデモの批判者に対して、集団で暴行をする様子が、you tubeにアップされた。
以下がその映像。
ただし、強烈に下品なので、ジャーナリスティックな興味以外の動機では、観ることをすすめない。






暴行された方には申し訳ないのだが、在特会の者の台詞は、ギャグとしてはなかなか興味深い。
警官(?)の胸ぐらをつかんでのある会員(?)の台詞。
「言論の自由のない国が何を偉そうに言うとんじゃ。拷問、虐殺、民族浄化の血の共産支配の支那人が」
会長、桜井誠の演説。
「民主主義に従って国民が選んだ民主党政権に黙って従うか、それとも民主主義の旗を降ろしてでも、日本を守るために戦い抜くか? その二者択一しかないんです!」
会員氏は、言論の自由を大切だと考えているらしい。
しかしこの会員氏、言論の自由というのは、自分に反対する者にも認めてはじめて成立するものだということをご存知ないらしい。
相手の胸ぐらをつかんで、だみ声で脅しながら、言論の自由を口にするとは、ギャグにしてもデタラメな話である。
あなたのやっていることは、「チベットを解放、近代化した」と言いながら弾圧する中国政府と同じですよ。
また、言論の自由と民主主義は、クルマの両輪であり、互いに支え合うものであるものなのだが、桜井会長は「民主主義の旗を降ろして」なんて言っている。
彼らの考える『自由』の底が知れるというものだ。
その桜井会長の台詞が、また面白い。
「民主主義に従って国民が選んだ民主党政権に黙って従うか」だって。
なんで黙って従わなければならないのだろう?
反対なら民主的な手続きで、反対すればいいのにね。
署名運動でもいいし、政党を立ち上げ次の参院選に向けて運動してもいい。
意見をまとめた本を出版してもよろしい。
やれることはいくらでもあると思うのだけどね。
民主主義に対する認識が完全に間違っていると思うぞ。
そして極めつけは、「二者択一しかないんです!」。
頭の悪さの炸裂具合は「テロリストにつくか、我々につくか」って言ってたジョージ・ブッシュ並みだ。
武力に訴えることが大好きな人たちは、何でこう、二者択一にしか見えないのだろう?
会員氏の「支那人が」というのも興味深い。
警官が中国人だとは思えないのだが、彼らは、自分に反対する者は誰でも中国人が朝鮮人に見えるらしい。
ちなみに、当ブログにも時々「朝鮮へ帰れ」という類のコメントが寄せられる(笑)。
もちろんソッコー削除(笑)。
映像を見れば、彼らが「支那」という言葉を差別用語として使っていることは明らか。
これだけ見ても、在特会が、見るに恥ずかしい差別主義者の集団であることは明白だ。
そして日の丸を強制したがる連中も、根っこは一緒だろう。

在特会みたいな国辱的な団体のことが、海外に広まってしまう前に消滅することを願うよ、私は。
そして警察にも、きちんと取り締まっていだたきたい。
大それた罪状などいらない。
暴行傷害罪で十分だ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2009-10-08 06:19:34
お前も国へ帰ったら?
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(笑) (緑虫)
2009-10-08 13:40:23
またもHNはUnknown(笑)。
ギャグなんでしょうかね?
私には、卑怯と小心しか感じませんがね。
返信する
Unknown (つちねこ)
2009-10-10 22:52:32
こんばんは~。

あるイミ、在特会のヒトは、まだ理解できるんですよね。
言ってる内容や、活動内容はアレですけど、
少なくとも、名前を出して活動していますし、
逮捕されて身元が明らかになるリスクは背負ってるので…。

愛国心があるのなら、日本人の美学くらい、貫いたらどうなんですかねぇ。
(在特会に、日本人の美学を感じる、というわけでは決してないですが。)

あと、『非国民』とか『国へ帰れ』というのも何だかなぁ…。
人間のアイデンティティって、国籍程度で決まるくらい、矮小なものじゃないでしょうに…。
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つちねこさん、いつもありがとうございます。 (緑虫)
2009-10-11 02:55:43
>人間のアイデンティティって、国籍程度で決まるくらい、矮小なものじゃないでしょうに…。

ああ、そうですね。
かれらの行動の動機について、その線で、少し考えてみたいと思います。
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