夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

結晶

2009年10月15日 02時38分00秒 | 教育
小学4年生の理科の授業、単元は『水溶液』だった。
授業の中で、家で簡単に食塩の結晶を作る方法を紹介し、
「興味のある人はやってごらん」と言っておいた。
なんのことはない。
コップに濃い食塩水を入れ、そこにおもりをつけた糸を垂らして2~3日放っておくだけ。
何人かの生徒は、実際に家でやってみたらしい。
T君は、「家にミョウバンがあったのでやってみた」と言って、できた結晶をわざわざ塾にもって来てくれた。
それが、上の写真。
携帯電話での撮影だが、正8面体がよくわかる。
写真では解りにくいが、一辺が4cmほどの巨大な結晶だ。
面の一つの角がきれいに60度になっているのに、私も感動してしまった。

下の写真は、O君が持ってきてくれた食塩の結晶。

携帯電話の接写モードで撮影したのだが、ちょっとボケてしまった。
比較のために置いた100円玉から、結晶の大きさを感じてほしい。
写りは悪いが、立方体がきちんと観察できた。

自然現象が幾何学図形を描くことの美しさに感動。
その美しさを、子どもと共に味わえたことにも感動。

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2 コメント

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Unknown (kokkoco)
2009-10-16 00:25:08
こういう実験を通して学ぶことって、とても大切なことですよね!
机上だけの勉強でない。
口で説明するより、やってみた方がすんなりと理解できるという。

ステキな学び方だなぁと感じます♪

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kokkocoさん、コメントありがとうございます! (緑虫)
2009-10-16 03:19:54
そう、やっぱり理科は直接不思議に触れないと面白くありませんからね。
子どもたちがステキな学びをしているとき、一番楽しんでいるのは、実は私なんですけどね
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