緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初秋の旧麻布区散策:六本木四丁目界隈を抜けて檜坂へ

2012年10月16日 19時51分31秒 | 城南・港区全域


東京ミッドタウンの敷地の東側に沿った緩やかな下り坂の道路を散策していきます。地名的には六本木四丁目地区と赤坂九丁目地区の境界部に沿って歩いていきます。鬱蒼とした街路樹の道路は意外と交通量が多いです。




緩やかな左カーブの先に東京ミッドタウンの敷地と一体的に再整備されている「檜町公園」の広大な緑地帯が広がっています。この辺りは道路に面して高級住宅や中層マンションが密集して建っているような閑静な雰囲気の住宅街となっています。




上を見上げると午後のきつい日差しとともに、ミッドタウン・タワーの巨大な建物に圧倒されます。




カーブを曲がると交差点があって、その先は平坦で真っ直ぐな道路が続いています。港区内は非常に起伏の多い地形の上に市街地が発達していて、このような平坦かつ直線の道路というのはあまり見かけたことがないので驚いてしまいました。




ズームで撮影しても本当にほぼ平坦な道路となっています。とは言っても道路脇の檜町公園は起伏のある地形を利用して造成された公園ですし、反対側の住宅街も斜面の上に形成されています。つまりこの道路は盛り土などによって意図的に平坦な地形となった上に敷かれた可能性が高いです。




東京ミッドタウンの再開発工事によってT字路であったこの交差点は十字路に変更されました。新しく作られた道路は東京ミッドタウンの敷地に併設されている住居地区「ザ・パーク・レジデンシィズ・アット・ザ・リッツ・カールトン東京」の建物につながっています。




交差点を抜けて緑地帯と閑静な住宅街に囲まれている道路を檜坂へ向かって散策を続けていきます。同じ港区内の赤坂地区に隣接している「六本木四丁目地区」は以前は旧麻布区の麻布三河台町と呼ばれていました。江戸時代のこの辺りには越前宰相松平三河守忠直の下屋敷があり、三河町と呼ばれていたそうです。




道路を挟んだ対岸には東京ミッドタウンと一体的に再整備されている緑地帯「檜町公園」の敷地が広がっています。




ズームで撮影してみると、檜町公園の鬱蒼とした緑地帯の先には洗練されたデザインの高層ビルが建っています。ここから北へ約500メートルほど離れた場所の赤坂サカスの敷地内に建っている「赤坂Bizタワー」です。




この日は快晴の青空の中に小さな雲が点々と存在する天気でした。雲一つない快晴な空よりも、空の青さがより引き立つと思います。




前回に六本木地区を散策した時は真冬の時期だったので緑地帯の中は枯れ木が目立つ中の散策でしたが、今回は緑が一番鬱蒼としている時期での散策となります。




前方に横断歩道が見えてきたので渡ることにします。




横断歩道を渡って檜町公園側の歩道を散策して檜坂へ向かいます。左手に檜町公園の濃い緑を眺めながら歩いていきます。




檜町公園の入り口の脇を通り抜けていきます。公園入口の周辺は人通りがほとんどなく、閑散としていました。




道路の歩道も人通りがほとんどありません。ただこの道路は赤坂の繁華街から六本木への抜け道として利用価値があるためか、車の通行料は結構多かったです。




再開発工事以前は、息苦しい雰囲気に満ちていた高い塀に囲まれた防衛庁本庁舎の敷地の脇に、朽ち果てた雰囲気の檜町公園が佇んでいた風景が今でも心に残っていますが、再開発工事によって明るい雰囲気の緑地帯へと生まれ変わりました。

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