時の旅人 ver.02

旅のこと、食のこと、そして我らがユーミンのことなどなど。日々思うことをつらつらと綴っていきます。

夏旅2017

2017-08-12 19:20:33 | 
いつになく天気を気にした旅でした。
それも、山。
なぜなら、山行がメインの旅だったからです。

台風5号の動きには殊更気がかりで。
なんとかニアミスで済んで良かった。
ただ、山の天気。台風がいなくなっても変わりやすい。ひたすら山天気アプリと睨めっこでした。

2015年、立山。
2016年、西穂高独標。
そして今年は燕岳。
北アルプス2763mの山です。

これまでとの大きな違いは、
標高差1000m以上を登ることと、
山小屋に泊まること。
従って、荷物の重さも格段に違いました。

夏旅初の本格登山。

それはそれは楽しかったです。

問題の天気は…良かったとは言い難かったですが、それと代わるに値する素晴らしさを味わうことができました。

まずは、花々。
樹林帯からガラッと植生が変わり、ハイマツ帯が現れさらに進むと、そこは花畑。
コマクサをはじめ、ヨツバシオガマなどの花々がキレイに咲いていて、山に来たなぁと。気分上々になります。
特に燕山荘から大下りの頭までのコマクサ畑は素晴らしかった。

そして山小屋。
燕山荘。
ロケーション、雑魚寝の床、豪華な夕食、テラス喫茶でのケーキセット、生ビール、きびきびとして親切な小屋の人たち、楽しいオーナーの話とホルン演奏。
どれも刺激的で感動でした。
こんな山の上に、こんなところがあるとは!と。
あまりに刺激的で夜あまり眠れなかったのも思い出です(笑)。

さらに温泉。
中房温泉。
下山後の温泉とビールはまた格別で。
ギシギシの身体が、アルカリの湯とアルコールで、やんわりとなりました。

当然、登山なので、苦しさも。
急登です。
これは苦しかった。
合戦小屋までの3時間半、四ヶ所のベンチを挟んでほぼ登りっぱなし。特にスタートからいきなりの急登、第三ベンチから富士見ベンチまでの急登には、かなり時間を要しました。
なので合戦小屋でのスイカの美味さ!!普段スイカは食べない僕が、でっかい切身を完食したほどです(笑)。

素晴らしさは、苦しさを味わってこそのご褒美だ!ということを実感しました。

今、足も腰も痛いけれど、それは楽しんだ証。
今夜は頭の中でゆっくり振り返りながら眠りにつきたいと思います。



松本の七夕


登山口から2時間、第三ベンチ


登りきった後のビール、燕山荘にて


雲の中の燕山荘とワタクシ


イルカ岩とコマクサ畑


合戦小屋の賑わい


仲良しのお地蔵さま、中房温泉にて


腰痛対策、助かりました


旅のコーディネーター手作りの図




最後に旅の戦利品を紹介します。

燕山荘Tシャツとエプロン、燕岳バッチ、山の酒「大雪渓」、ドライりんご、安曇野養護学校の生徒さんが作った皿。



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