時の旅人 ver.02

旅のこと、食のこと、そして我らがユーミンのことなどなど。日々思うことをつらつらと綴っていきます。

夏の旅2018

2018-08-07 19:56:13 | 
こうやって夏に、
こうやって長い、
旅をするようになって何年経つだろう。

と、振り返ってみましたが、もう20年近いことが分かりました。

でも今回同様、登山を絡めた旅はまだ4回目。
登れる限り、続くでしょう。

鳥取の伯耆大山は、開山して1300年の節目の年を迎えていました。だからこそ、今年登ろうということに。
山道を行くと、1300年も前にこの道を切り開き、神々への祈りと共に一歩一歩歩みを進めた先人たちの姿が見えてくるようでした。

さて。
ここで、登山行程をお話しすることにしましょう。

大山寺にある「大山館」に宿をとり、ジンギスカンで力をつけて翌朝6時10分出発。行者コースを行きます。
巨大な杉木立、点在するお地蔵様。どれもが遥か昔のもの。遥か昔からそこに「居て」くださるもの。
7時少し前に元谷に着き、作っていていただいたおにぎりでパワーをもらいます。ここからが本格的な登りのはじまり。ひたすら登り。苦手な木道や階段もあり、六合目の広場に着く頃にはかなりバテてしまいました。休憩をとってさらに登りは続きます。しかし周りは低木になり、眺望が開け、風が通り、キツさの中にも清々しさが感じられるようになります。
肩に上がってしまえば、みんな大好き稜線歩き。花畑も広がって、楽園のようでした。
9時58分、登頂。約3時間でコースタイム通り。遠く日本海、大山の本当の最高地点剣ヶ峰、とても気持ちよく眺められます。登ってこなければ見ることのできないこの景色。気持ちの中では独り占めでした(笑)。

というわけです。
今回は、先日里親になった「おのくん」を連れて行ったのですが、誰からも声を掛けられなかった(笑)。有名なハズなんだけどなぁ。知らない人は調べてみてください。全国に「おのくん」いますから。

山は良いです。
苦しいのを知っていてもまた登りたくなる。
「こんにちは」が魔法の言葉になって、足が前に進む。
綺麗な景色に、それまでの苦しさが一瞬にして消える。
頂上に立つと、達成感と共に「あとは下るだけ」と気持ちに余裕が生まれる(下りは下りで違う大変さがあるのを忘れている笑)。

で、また登りたい。
いや、登るのです。そういえば。
この夏、2座目。北アルプス蝶ヶ岳。来週。
ソロデビュー戦です。
あー、頑張ろう。楽しもう。寂しさに打ち勝とう。
と思っております。


話は続き、下山後は、なんと、
ハワイ。
灼熱のハワイ。
に行きました。知ってる人は知ってると思うので、真相は明かさずにいきます。
あとは砂丘。人生2回目。2回も来るとは思わなかったけど、行きました。やっぱり鳥取なんで。
暑い中みなさん元気に歩いてましたよ。
ラクダも健在でした。

てなことで、今回も盛りだくさんの夏旅。
とはいえ、年齢相応の、心落ち着く旅だったなーと思っています。


ここからは写真コーナー。
ツイッターには山の写真しか載せてないんで、こちらでは食テロもしておきます。ご容赦を。









↑米子駅前「旬門」さん。刺身定食1500円也。


↑大山寺参道市場内のカフェ。キーマカレー。


↑同じく市場内で売ってるパン。ハチミツとナッツのデニッシュ。一番人気だそう。

おまけ。
大山て、モンベルの山じゃないかと思ってしまう。



↑マンホールまで。

何かと特典がある店や宿があり、モンベルのメンバーズには優しい山です(笑)。

京都に行ってきました

2018-02-13 20:47:59 | 
明けまして、おめでとうございます。

…笑

って、もう2月ですね。

早いもんだ。

今年に入ってから、とても忙しかったのです(←仕事も遊びも笑)。
そして体調的にも、なんとなく不調状態で停滞してるなーってのがありまして。

で、ブログさぼってました。

言い訳はさておき。

今年も京都行ってきましたー。
それも、両親との旅。そこまで遠くは初めてのことです。

一言、
一緒に旅できて、金閣観られて、あぶり餅食べられて、三福に泊まれて、美味しい京料理食べられて、
良かった。

この一言?に尽きます。

年寄り二人。メインは三福に泊まることで、あとはのんびり、と思っていたのです。しかし、思いのほかアクティブに盛りだくさんな内容になりました。

少しは親孝行になったかな?と自負しております。











食べ物の写真ばかりですみません笑。
夕ご飯は、木屋町にある「めなみ」さんでした。
ここ、素晴らしいですよ。中でも伝助穴子は絶品でした。

両親も喜んでくれて、良かったです。

まー、
もちろん、
自分一人の時間も楽しみましたがね笑。

僕だけ1日前に京都入りしたんです。
初の「book & bed」宿泊、


ユーミンバー「キャラメルママ」でユーミン談義、


三千院で大根炊きのお振る舞い、


居酒屋「益や酒店」でのベロベロ飲み、


こちらも盛りだくさん。

今回も堪能いたしました。
また来年!

雲取山2017

2017-11-07 15:21:37 | 
身体のメンテナンスがなんとか間に合い、念願が叶いました。
2017年中の、雲取山登山。

なぜ念願だったかはこちら。

もはや説明いりませんね(笑)。

前2週が台風だったためか、登山口も山荘もすごい人。

さすが快晴!さすが!2017mの山です(笑)。

広く歩きやすい道
杉木立
木漏れ日
続く急登
三つ葉葵
平将門
気持ち良い稜線歩き
富士山
カラマツ
分岐と巻き道

が心踊る山でした。









そのどれもが魅力的で楽しかったですが、
人生初のご来光と、遠く富士山を眺めながらの稜線歩きは、さらに心豊かにしてくれました。




ほんとに素晴らしかった。
登って良かった。

心からそう思えた山旅。

もちろん、楽しい出会いも。
泊まった雲取山荘で、相部屋になった方々。
蕎麦屋のご主人と小学生の息子さん親子、双子の爽やか高校生、道無き道をコンパスと地図片手に登るスペシャリスト…。コタツを囲んで盛り上がったトランプ、一生忘れないでしょう。


次はまた別の季節、山が息づく季節に登ってみたいです。



おまけ。
お約束のカップラとコーヒー。
















夏旅2017

2017-08-12 19:20:33 | 
いつになく天気を気にした旅でした。
それも、山。
なぜなら、山行がメインの旅だったからです。

台風5号の動きには殊更気がかりで。
なんとかニアミスで済んで良かった。
ただ、山の天気。台風がいなくなっても変わりやすい。ひたすら山天気アプリと睨めっこでした。

2015年、立山。
2016年、西穂高独標。
そして今年は燕岳。
北アルプス2763mの山です。

これまでとの大きな違いは、
標高差1000m以上を登ることと、
山小屋に泊まること。
従って、荷物の重さも格段に違いました。

夏旅初の本格登山。

それはそれは楽しかったです。

問題の天気は…良かったとは言い難かったですが、それと代わるに値する素晴らしさを味わうことができました。

まずは、花々。
樹林帯からガラッと植生が変わり、ハイマツ帯が現れさらに進むと、そこは花畑。
コマクサをはじめ、ヨツバシオガマなどの花々がキレイに咲いていて、山に来たなぁと。気分上々になります。
特に燕山荘から大下りの頭までのコマクサ畑は素晴らしかった。

そして山小屋。
燕山荘。
ロケーション、雑魚寝の床、豪華な夕食、テラス喫茶でのケーキセット、生ビール、きびきびとして親切な小屋の人たち、楽しいオーナーの話とホルン演奏。
どれも刺激的で感動でした。
こんな山の上に、こんなところがあるとは!と。
あまりに刺激的で夜あまり眠れなかったのも思い出です(笑)。

さらに温泉。
中房温泉。
下山後の温泉とビールはまた格別で。
ギシギシの身体が、アルカリの湯とアルコールで、やんわりとなりました。

当然、登山なので、苦しさも。
急登です。
これは苦しかった。
合戦小屋までの3時間半、四ヶ所のベンチを挟んでほぼ登りっぱなし。特にスタートからいきなりの急登、第三ベンチから富士見ベンチまでの急登には、かなり時間を要しました。
なので合戦小屋でのスイカの美味さ!!普段スイカは食べない僕が、でっかい切身を完食したほどです(笑)。

素晴らしさは、苦しさを味わってこそのご褒美だ!ということを実感しました。

今、足も腰も痛いけれど、それは楽しんだ証。
今夜は頭の中でゆっくり振り返りながら眠りにつきたいと思います。



松本の七夕


登山口から2時間、第三ベンチ


登りきった後のビール、燕山荘にて


雲の中の燕山荘とワタクシ


イルカ岩とコマクサ畑


合戦小屋の賑わい


仲良しのお地蔵さま、中房温泉にて


腰痛対策、助かりました


旅のコーディネーター手作りの図




最後に旅の戦利品を紹介します。

燕山荘Tシャツとエプロン、燕岳バッチ、山の酒「大雪渓」、ドライりんご、安曇野養護学校の生徒さんが作った皿。



ぷーらぷら

2017-05-07 19:16:18 | 
新幹線には無事に座れました(笑)。
5月5日、まだUターンには早かったからですかね。

ぷ〜らぷらしてきました。



目黒川の桜は、今年も綺麗な葉桜となり、目にも気持ちにも優しい。学芸大まで、ついつい散歩してしまいました。

途中のブルーボトルコーヒー。家具は石巻工房のもの。なんだか有難い気持ちに。

学芸大のマッターホーンは、ユーミンも好きなケーキ屋。中でも「ダミエ」はバタークリームケーキの定番です。

武蔵小杉の文福は、吉田類さんも好きな居酒屋。中でも「ぴーこん」はこってり好きには堪らない一品です。

宇都宮の大谷石。資料館は凄いと聞いていましたが、ここまでとは!
地下の巨大空間。石を切り出した跡ですが、要塞のようでした。

花。藤の花。世界の夢の観光地10選に選ばれた足利フラワーパーク。バッチリなタイミング。滝のように降りそそぐ藤は圧巻でした。

宇都宮と云えばの居酒屋さん庄助は、吉田類さんも好きな居酒屋(笑)。中でも「柚子みそ」は熱燗のアテに一品です。

日光東照宮は、沸いてます。陽明門、三猿、眠り猫などが修復されたから。煌びやかで派手な色合いは、さすが徳川。


というわけで、ぷ〜らぷら。

良いね、ぷ〜らぷら。