恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

蕎麦の思い出

2010-06-02 23:48:28 | Weblog
        

私が幼い子供だった頃、祖母は自宅で収穫した蕎麦を食べさせてくれたことがありました。

蕎麦の実を小さな石臼で挽いて、すぐにうってながたんで切って、少し時間を置いてから茹でてくれました。

つなぎが無かったからか、少しボソボソした感じでしたが「美味しかったです」

食べている私の顔を見て、祖母は「美味しいか?」と聞きました。

「うん、美味しい!」と答えると、しわくちゃの顔で優しく笑いました(当時の祖母は、70歳位)


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4 コメント

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おばあちゃんの味 (かふかの里)
2010-06-03 00:29:10
私は高松出身なので、おばあちゃんの
思い出は、「うどん」です。

炒り子出汁で、コシのある讃岐うどんが思い出されます。

子供の頃は、ダシに浮いたキラキラ光る炒り子の皮が嫌いでした(^^;)

それより、「ながたん」に引っ掛かりました。
高松でも、菜切り包丁のことを、そう言います。

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ながたん (のらしろ)
2010-06-03 07:31:34
「菜刀」ながたな ちじめて ながたん
本当の100%石臼挽きのソバ、これは心のこもった孫に力を込めての最高のご馳走ですね。
お二人の笑顔が想像できます。
小生のおばあちゃんは食後の居眠りと無口な小さい優しいおばあちゃんでした。おばあちゃん子でした。みなさん優しいおばあちゃんに思い出が沢山あることでしょうね。一日中てんてこ良く動いている元気なまめなおばあちゃんを想像します。
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かふかの里さんへ・・ (えり)
2010-06-03 19:32:30
毎朝の味噌汁の出汁は、煮干でした。
私や妹が嫌がるので、出汁を取った後出してくれていました。
でも、親戚の家に行った時、同じ年の女の子が味噌汁の煮干を美味しそうに食べていました。
「栄養のある煮干を捨てたらダメ」と言われました。

鈴鹿でも、讃岐うどんの御店が沢山あります。

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のらしろさんへ・・ (えり)
2010-06-03 19:38:26
ながたなを略して「ながたん」と言うのですね?
こちらでも、日々使われている名詞です。

戦前・戦中・戦後を生き抜いてきた人達は、本当に心身ともに頑丈です。
物のない時代、電化製品もなく、主婦は朝から晩まで働いていたのでしょうね。
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