歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

1本歯がない時の修復法

2010年03月17日 | 歯歯歯豆知識


ほんの1本、歯を失ったら、あなたはどの様な選択をするでしょうか

1本歯を失った時の治療方法・修復法をご紹介しましょう

 

もっとも自分の歯に近い感覚でものを噛むことができます。
両サイド隣り合う歯へのダメージがありません。耐久性も抜群です。
ただし、コストは一番割高でしょう。

       




保険診療と違い、型・材料ともに精密なものを利用します。
技工製作も顕微鏡下の作業で行われます。審美性がよく違和感もあまり感じられません。
ただし、健全な歯であっても両隣りの歯を削る必要があります。


      




隣の歯を削らずに接着だけさせてブリッジの形にするものです。
ただし、大変とれ易く大きく力の加わる歯には向いていません。
よって違和感も大きく噛んだ感触も劣ります。自費診療になります。


     



一般的に『ブリッジ』といわれている保険診療でできるものです。
値段が安価・装着までの期間が早いのが特徴です。
しかし欠点は多く、保険で使用できる金属が限られている為、選択の余地がありません。
隣り合う歯へのダメージはもっとも大きく、金属色です。



       





自費のものと保険のものがあります。
自費の入れ歯でバネのないものであれば、隣り合う歯へのダメージは大変少なく、
審美的にも優れています。ただし、1本欠損の割りに高価なことが欠点です。

保険のものは、バネが見える・噛みづらい・われやすいなど、欠点が目立ちます。
違和感が大きいのがもっとも多い意見です。


         

詳しい比較表は、院内に用意してあります。
いつでも、お申し出下さい。


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