『酸蝕症』について以前お話しましたね。
今日は実際どのようになってしまうのか?見てみましょう
虫歯菌が出す酸によって溶かされて出来るのが虫歯。
『酸蝕症』とは、酸性の食べ物や飲み物によってはが溶けていく現象です
身近にある食べ物の例をとってみますと、
酢・炭酸・果物・スポーツドリンク・ジュース類など、口にしている飲み物のほとんどが
酸性PH4前後とのデータが出ています。
このように、強い酸のものを食しても、お口の中は唾液の力によって、
中性に戻る作用があります。
しかし、これにも限界があります。
長時間酸性の食べ物に触れる・触れる頻度が高いと、再石灰化はすすまず、脱灰(歯が溶ける)が進んでしまいます
若いから大丈夫!!・・・そんな事はありません。
次の例を見てみましょう。
スポーツドリンクによる、お子様の急性虫歯が
問題となりましたが、スポーツの際いつもスポーツドリンクを
常用していた方にこのような症状が見られます。
スポーツドリンクのあとは、水で口をすすぐような心がけが
大切です。
最後に、健康のために飲んでいた『酢』で酸蝕症になってしまったかたの症例です。
酢は確かによいものですが、強強酸です。
かならず、何度もうがいをして中和するように努めましょう。
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