歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

イギリスの風景

2009年07月31日 | 日記
涼しい天気になってしまいましたが、ロックフェスティバル参加の皆さんには、快適かもしれません。
今日は、例年のように救急車の出入りがないのが幸いです。



さて、昨日の写真、文章とは全く関係なかったのですが、絵葉書ですか?の質問がありまして、またアップしてみました。
実は娘がすべてイギリスで撮ってきた画像です。
上は、大学の建物。



今日は建物ばかりアップしました。
なんとも、ハリーポッターかどこかの中からでてきたようですが。



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祭りの前の嵐

2009年07月30日 | 日記

明日からは年一回の祭りロックインジャパン。

近くにいても、インターネットで知るくらいで、全く恩恵にはあずからないのですが、海風に乗って大音量だけは、毎年届いております。
さすがにあの超低音は、ちょっときついですね。
もともとロックは大好きなのですが、風に乗ってやってくる音がただの騒音でしかないのが残念です。

今日は朝から音が鳴り響く中、急患の方がいらっしゃいました。
いよいよかあ~なんて思っていたら、ロックフェスのスタッフの方。
顔面がはれていました。我慢の限界まで来ていたのでしょう。
腫脹がはじまるとおさまるには3日はかかるもの。応急処置といえども、関係者スタッフたちにとっては、これから3日間が猫の手も借りたいほどの忙しさですから、再来院は難しそう。そこで痛みをとり、極力炎症が広がらないように手当てを施こしました。

ロックの祭典も毎回回数を重ねるごとに、訪れる人数も増えているようですね。
暑さのせいか体調を崩される方も多いと聞きます。
明日はという予報ですが、すでに今日は夕方から荒れ模様。
海独特の湿気のある突風です。これで雨がふれば完全な嵐
明日はもう少しましな天気になってくれるといいのですが、どうでしょうか?
みなさんが存分に楽しんでいけるような天気であることを祈っています

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歯科大生がんばれ!

2009年07月29日 | 日記
↑ ホワイトニングをした歯

娘の同級生から突然電話をいただきました。

娘たちが中学を卒業以来、本人には会っていませんでしたが、歯学部に進学なさったようでした。
今も昔も、無理難題の宿題が出る歯科大学。やはりこの夏休み、指定された本数種類の歯を各歯科医院を回って集め、鑢と格闘しながら、標本作成、スケッチが課せられたのでした。

現在、コンビニを上回る数の歯科医院。
その中で生き残っていくには、社会にでてからの修行が自分の進む治療体制を決めてゆくのですが、やはり大切なのは基本。

現在は大学の臨床予備実習などかなり、睡眠時間も取れる様になったようです。メンタル面でも体力的にも無理なく学習できるカリキュラムが組まれているということでしょう。

それでも、常識を覆すほどのできごとや、勉強が待っているはず。ぜひとも、今後の歯科社会を担っていく彼女たちに頑張っていただきたいと思っています。
頑張れ歯科大生。
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こんな天気の日は....

2009年07月28日 | 日記

なんともおぼつかない天気続き。
九州、山口、豪雨に土砂災害。日照り、雨不足どころか、自然災害の恐怖がメディアから伝わってくる毎日です。

ちょうどそんな情報が飛び交う中、コイケルホンディエ犬用カレンダー作成にたくさんのコイケル募集しているよ、と友人にきき早速応募してみました。もともと数が少ない犬種。すこしでも協力してあげないとなかなか集まりません。
翌日メールで返事が返ってきました。発信元は九州、福岡。そう、我が家のコイケルホンディエが生まれた柿木さんの犬舎のスタッフからでした。

我が家の犬は母親にそっくり~!!!!ですって。
見た目も、性格も。

九州は、その日集中豪雨で大変な中メールをくださったのでした。
翌日の嵐の後は、もっと大変な後始末が待っていたようです。

生き物の世話は、犬にかかわらず普段でも大変なもの。しかし、異犬種、同犬種が
た~くさんいるとなると広大な敷地の中での飼育活動も困難でしょう。

翌日、みんな無事で元気であるとの、ブログを拝見いたしました。

こんな天気続きの日も、犬は元気に走り回り、人間は、急性症状が増えます。
低気圧と共に、うずうずしていた歯がきゅうに悲鳴を上げているのでしょうか?

夏休みに入った子供たちも、海にもいけず、プールも雨だし、親は仕事、せめて今の時期に宿題を・・・がんばってください!!




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それでも地球はまわっている†

2009年07月27日 | 日記

昨日は、院長がオーソトロピクス矯正学会。
人前に立つのが大好きな性格をまわりが知っているのでしょう、司会を仰せつかったようでした。

土曜日から、せっせとPCに勤しみ、司会者がなぜpower pointが必要なのかわからないのですが、発表の導入に使うというのです。
そういえば、前回の発表のときも、まったく関係のない我が家の犬たちの写真まで選別し、反対咬合のゴールデンが表紙を飾っていたなあ~。

今度はなんなの??
よくわからないのですが、『ガリレオガリレイを調べてくれない?』
その様な希望に答え、ガリレオを検索。

意外な事実が浮かび上がってきました。

ガリレオといえば・・・・
望遠鏡、小天秤、振り子時計の発明、発見。科学革命の中心人物。
彼の最も有名な主張が『地動説』ですが、これはのちのち裁判を引き起こすことになりました。

1597年それまで自分の中で確信を得ていた地動説を、信じていることをケプラー宛の手紙で明かしています。
その後 地動説をめぐりドミニコ会修道士ロリーニと論争となっています。
ガリレオが地動説を唱え、それを理由に有罪判決を受けたことはかなり有名です。
このことをきっかけに、当時地動説を唱えるものはすべて異端とされ、それによって科学の発展が阻害された、という考えがされてきました。
しかし近世になって、ガリレオは昇進などをめぐるトラブルから罠にはめられ、でっちあげの偽裁判で有罪判決を受けたのではないか、と指摘されているのです。

この裁判には疑問が多いことから、20世紀になって検証が行われました。
1965年にローマ教皇パウロ6世がこの裁判に言及したことを発端に、裁判の見直しが始まりました。
最終的に、1992年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は、ガリレオ裁判が誤りであったことを認め、ガリレオに謝罪。なんとガリレオの死去から実に350年後のことです。

2008年1月16日の毎日新聞によると、ローマ教皇ベネディクト16世が17日にイタリア国立ローマ・ラ・サピエンツァ大学での記念講演を予定していたが、90年の枢機卿時代にオーストリア人哲学者の言葉を引用して、ガリレオを有罪にした裁判を「公正だった」と発言したことに学内で批判が高まり、講演が中止になったそうです。

その後ベネディクト16世は2008年12月21日に行われた、国連やユネスコが定めた「世界天文年2009」に関連した説教で、ガリレオらの業績を称え、地動説を改めて公式に認めています。

この変遷いかがでしょう?

ようやくカトリック教会が、地動説を認めたのは昨年の12月です。
死後なお、犯罪者扱いだったガリレオが初めて呪縛から解放された瞬間です。

『それでも地球は回っている』この言葉に託された深い意味に感銘を受けるできごとでした。

では、院長がなぜガリレオを引用したかといえば、現在の一般的矯正は出っ歯に見える上顎を押さえ込んで発育を止めます。しかしながら『上顎はそれでも前方に成長する』ということだったのです。
無理に押さえ込むことが、舌の運動阻害、発音不完全、顎関節異常、顎が小さいので抜歯が必要になる、などの弊害をうんでいます。
基本に戻り、人間の元来の口腔機能を再考慮すれば、おのずから良い矯正方法がわかる、ということでしょう。



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