お気に入りのサンタさん 紙で出来ています。
穏やかな表情していると思いませんか?
12月になって急に冷えてきました。
寒さがやってこないとクリスマス・お正月の実感がわきませんね。
さて、年末を迎え、お子様の来院も増える季節です。
今日は来院3回目の3歳の女の子が虫歯の治療をしました。
彼女にとって、当院が初めての歯医者さんでした。
初めての治療は本人にとって不安と恐怖の体験です。
そして保護者にとっても不安な時間です。
ここで大切なのは、スタッフの我慢強い導入とタイミングです。
地道に歯ブラシや器具を口に運ぶ練習を続けていくうちに
治療をやってみようか?という意思表示が出てきます。
そのタイミングを逃さないために、その子の好きなものや興味のあるもの
を使って治療を試みます。
ケア3には天井にテレビが着いています。
これは上を向いて口を開いてもらうようつけたものですが、とてもよい結果が出ています。
なきそうになったとき、励ましてくれる相手がアンパンマンだったり、ピカチューだったり、
その子にとってのヒーローが治療を応援してくれるようです。
現代の乳幼児はデータで見る限り虫歯が大変減っています。
しかしながら、反面、いっぺんに多数の虫歯ができて悩んでいる保護者のかたも
少なくありません。
出来た虫歯を悩むより、このさきどのようにすればよいかを考えましょう。
どうすればこれ以上虫歯が増えないか、どうすればこどもに治療を
すすんでさせられるか、これは親の協力なしではできるものではありません。
まずは、親子で治療に臨み、わが子の治療への対応をよく観察しましょう。
出来なかったから叱るのではなく、次はこうしよう~という約束を
自宅でして来る・・・というのも治療学習のひとつです。