さし歯や矯正に限らず、入れ歯にも、
保険適用のものと自費（保険不適用）のものがあります。
保険でできる入れ歯は、素材がレジンもしくはスルホンサンといわれる硬いプラスチック素材でできており、バネの部分にも制限があります。
通常の保険の総入れ歯
保険の入れ歯いろいろ
保険で作れるバネ
それでは自費診療ではどのような入れ歯ができるのでしょう
①のような全くバネの無い伸縮性のある入れ歯や
②のような被せる歯に力を分散させるもの
そして③のような一番の主流がバネまで一体型になった金属床といわれる入れ歯です
どんどん新しい技術が発掘され口の中も快適になるはずですが、値段が高いことが躊躇する理由になっています
本来でしたら、家を建てる施工主と思ってお口の修理をしていただきたいと思うのが
私たち歯科医師の本音です
進歩した技術を取り入れて普及させるのが私たちの役目です。
しかしながら、保険治療で認められている入れ歯は、ここ４０年以上も変わっていません
技工士ともども、毎年進歩した技術がみなさんに受け入れられますよう祈るばかりです
