幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

現代川柳 結社入門

2023年09月30日 | 頑爺のMy 川柳
現代川柳 結社入門



入門自由吟から
・言うとおりすれば支配の蜜りんご 
・甘い蜜焦れば罠のアリジゴク
・煩悩を山で吐き出す笑い茸
・誤魔化せば巨大な嵐夢の中
・素になれと売られた心 買い戻す 
・月仰ぎ銀河鉄道 切符買う 
・もう寝ます 頼んでいない朝が来た 
・朝陽浴び歩いてみるか雲の上
・百万歩 歩き疲れて泥になる
・泥沼に蓮の花咲き乗ってみる 



・歩き旅 人生回顧 垢すり場 
・巨大岩 垢の塊 地に埋める
・月へ行く銀河鉄道時刻表
・身だしなみタテガミ直す虎の櫛
・山脈を三つも越えて川何処
・君待てど蛍の光もう少し
・粘り腰アサガオの蔓天目指す
・長芋に明日葉オクラ混ぜ因果
・気にもせず一人で歩く地雷原
・陽炎のままでいてくれ酔芙蓉



・この世ではもう出会えない影法師
・過去の星輝き尽きて未来くる
・夜行バス南千里はすっ飛ばす
・ロボットに教えた人の勘違い
・幸せは水蜜桃と地中海
・薔薇の棘 次は誰かと爪を研ぐ
・もう一度屑籠探す捨てた夢
・甘い蜜焦れば罠の蟻地獄
・黄昏を袋に入れて夜が明ける
・本日の予定は何も陸のトド



・深夜バストトロがたまに乗ってくる
・老い重ね我儘出して生きやすい
・消えかける外灯言いたいことがある
・くすぐれば自己顕示欲秋嵐      
・羽根失くし空を飛べないパンの耳   
・ワニ革の財布を持つ人ワニの顔    
・七夕に書いた夢もち三途川
・夜手紙朝読み返し逆を書く      
・朝食の玉子ときどき声がする     
・悩み事タバスコふりかけ天翔ける 


  
・新婚の成田離婚を占い師
・鈴鳴らし幸せ来るの待つカボチャ
・山歩きボクは足元キミは空
・海と空青いと信じ青を塗る
・編集の校正20日紙に穴
・疲れた日予約延ばしてトドになる
・疲れたら明日があるさ無いかもね
・センスゼロ選んでもらう服ばかり
・センスゼロ ボルサリーノに田吾作着
・川柳が祭の中で踊ってる



・歩き旅川を渡れば違う国
・いいことはみんながなびく方にする
・腰痛に生きていること思い出す
・ワクチンを打った後から蜃気楼
・意地悪をされたらしょげる秋田犬
・セレブ友ブランド誉めて奢られる
・鯨肉産地日本と能天気
・蔦絡む栄華の跡の自然葬
・ベジタリアン ドレッシングに産地聞く 
・刻を打つ喜怒哀楽で違う音 



・千里にて幸せ過去とすれ違う
・夕暮れに飲むアテ作る楽しさよ
・竹の節どこに潜むかかぐや姫
・どこまでが通行禁止か確かめる
・腹立てば明日の予定と間違える
・生き急ぐ時間は待ってくれません
・我を通し自分らしくと生きる喜寿
・居酒屋に一人だけです魔の時間
・雨の中捨てたカッパを追いかける
・砂漠地に花咲か爺が種を蒔く



・マスクして髭面顔を煙に巻く 
・靴二足反対向けに並べてる
・アボカドを切ればビックリ玉手箱
・アボカドの種が愚痴言うモーニング 
・赤とんぼ明日は何色なろうかな
・静の夜に雷落ちてチンドン屋
・本読めば酔芙蓉花が邪魔をする
・あったはずあの糸今は水中花
・タコの糸自由求めて抽象画
・絡み糸酔いが醒めたら解けてる



・ドン亀の昼行燈が歩き旅
・次の世は猫になりたいコマネズミ
・似顔絵を描いてもらえば火星人
・言い分は夜明けの街灯にもある
・プーチンに天使の羽根を貸しました
・間違って悪魔の羽根を貸しました
・聞き耳を立てた障子が語り出す 
・太陽を浴びてアナグマ恥を知る
・捨てられた野晒し服が舞っている
・鮭茶漬け多分ロシアとウクライナ



・つり革を離した途端揺れるバス
・国会の四分五裂にガムを噛む
・森の中 音痴絶叫 鳥騒ぐ
・傘立ては新品ばかり雨後威張る
・抜け穴を掘っては埋めて生きてます
・軒下のテルテル坊主に傘をさす
・腕にはめ眺めただけのロレックス 済
・慌てれば違う靴履きケ躓く
・ゴキブリに帰りはあちら戸を開ける
・香り嗅ぐ蜂鉢合わせ薔薇の棘



・老い友と過去を笑える健康酒
・冥王星に間もなく着くよ宇宙船
・古来から絨毯織りはペルシャ人
・この記号インカ遺跡と符合する
・キツネとタヌキずるいのは顔形
・おこぼれを横取りカラス似てる人
・カンニング人生狂う後始末
・カレンダー残り2枚で蝶になる
・非常ベル退屈なので鳴ってみる
・わくわくもトキメキもない日の砂漠



・ブーメラン戻ってこないヘソ曲がり
・生き急ぐ時間は待ってくれません
・抜け穴を掘っては埋めて生きてます
・煩悩を山で吐き出す笑い茸
・鈴鳴らし幸せを待つ赤カブラ
・海と空青と信じて青を塗る
・川柳が祭の中でおけさ節



・赤とんぼ明日は何色なろうかな
・取り合えず笑ってここは箱の中


<川柳結社入門にあたりご挨拶>から
私は喜寿を機に昨年、鹿児島薩摩藩から北海道松前藩までの江戸歴史街道を「喜寿の青春賦」と161日間、4160㎞、602万歩の一人歩き旅を終えました。川柳の思い出として青森津軽半島の最北端・龍飛岬に到達した時、津軽海峡を見下ろす碑の丘の巨石に 龍飛岬立ば風浪四季を咬む と刻印された川上三太郎川柳句碑を見た時は感激でした。外ヶ浜の蟹田河川公園にも何人かの川柳句が刻まれた句碑がありました。また青森の十和田官庁通りを歩いていたら、道路に石板がはめ込まれていて「光と風のプロムナード野外文芸館」として何人もの川柳句があり嬉しくなりました。と言うのも、ご縁を頂き先生の教室で現代川柳を学び始め、まだ1年ほどで何も分からないのですが、川柳貴結社に入会させて頂きました。
どうぞご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

2021.7.1

*写真は全て千里南公園の散歩道から 

              

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月末投稿のご挨拶~ (ひろし曾爺1840)
2023-09-30 09:04:14
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